WSLチャンピオンシップ・ツアー第7戦「ビラボン・プロ・タヒチ」がスモール・コンディションで開幕。

チョープー、タヒチ(2017年8月11日金曜日)本日より2017年のワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第7戦「ビラボン・プロ・タヒチ」のウエイティング期間( 8月11 – 22日)がスタート。

 

そして、初日から3~5フィートのコンディションでコンテストはオン。ラウンド1終了後にラウンド2のヒート4までが行われた。今シーズン11戦が予定されているチャンピオンシップ・ツアーも今回が第7戦。2017WSLタイトル・レースもついに後半戦がスタート。

 

イアン・ゴウベイア(BRA)WSL / WSL/POULLENOT
イアン・ゴウベイア(BRA)WSL / WSL/POULLENOT

 

今日のトリッキー・コンディションで印象的なパフォーマンスを見せたのは、ルーキーのイアン・ゴウベイア(BRA)。彼は今日のハイエスト・ヒート・トータル15.00を記録し、ミシェル・ボレーズ(PYF)とフレデリコ・モライス(PRT)を抑え、1位でラウンド3へ勝ち上がった。

 

コナー・オリアリー(AUS)WSL / WSL/POULLENOT
コナー・オリアリー(AUS)WSL / WSL/POULLENOT

 

また、同じくルーキーのコナー・オリアリー(AUS)もセバスチャン・ジーツ(HAW)、そして、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)に対するヒートで、13.10のヒート・トータルを叩き出して1位でラウンドアップを決めた。

 

オリアリーはジープ・リーダーボードでハイエスト・ランクのルーキー。フィジーで準優勝した彼は現在ランキング第10位、今日はシーズン2度目のラウンド1を勝ち上がった。

 

「自分のコーナーに、このポイントにおける知識が豊富なルーク・イーガンが居てくれることは、大きいアドバンテージだと思っています。ラウンド1を勝ち上がったのは、今回が2度目で、すごく大きいですね。ラウンド2はタフなんです。そこから抜けられて最高です。」

 

カノア五十嵐 WSL / WSL/POULLENOT
カノア五十嵐 WSL / WSL/POULLENOT

 

カリフォルニアのハンティントン・ ビーチで開催されたQS1000「VANS USオープン・オブ・サーフィン」で悲願の初優勝を果たしたカノア五十嵐。その勢いでタヒチのイベントに参加。厳しいロースコア・ヒートを戦ったが、ラストウェイブで7.13のハイポイントを叩き出すも、バックアップがなく3位でラウンド2へ回った。

 

 

ルーキーのユーイングは、トップ・シードのトリードを破る番狂わせを引き起こして、チャンピオンシップ・ツアーで初のラウンド1を勝ち上がった。ロースコア・ヒートの前半はスコアを持たなかったトリード。6.56のヒート・トータルで最下位となった。

 

そのほかに、ジョエル・パーキンソン(AUS)、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、イタロ・フェレイラ(BRA)、ジョアン・ドゥルー(FRA)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、マット・ウィルキンソン(AUS)、エイドリアン・バカン(AUS)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)、ガブリエル・メディーナ(BRA)、コロへ・アンディーノ(USA)が1位でラウンド3へ順当に勝ち上がっている。

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1920/billabong-pro-tahiti

 

ビラボン・プロ・タヒチ・ラウンド1結果:
ヒート1:ジョエル・パーキンソン(AUS)10.00、ジャドソン・アンドレ(BRA)8.30、ジェレミー・フローレス(FRA)7.50
ヒート2:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)8.77、ナット・ヤング(USA)6.27、ビード・ダービッジ(AUS)3.63
ヒート3:イタロ・フェレイラ(BRA)12.50、オーウェン・ライト(AUS)9.40、ジョシュ・カー(AUS)7.57
ヒート4:ジョアン・ドゥルー(FRA)12.26、ジョーディ・スミス(ZAF)7.83、イーサン・ユーイング(AUS)7.17
ヒート5:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)14.90、イズキール・ラウ(HAW)10.93、アリツ・アランブル(ESP)9.37
ヒート6:マット・ウィルキンソン(AUS)7.33、トウマタ・プアティニ(PYF)7.13、ウィゴリー・ダンタス(BRA)7.10
ヒート7:エイドリアン・バカン(AUS)14.33、フィリーペ・トリード(BRA)8.33、ミゲル・プポ(BRA)5.27
ヒート8:ジュリアン・ウィルソン(AUS)12.77、コナー・コフィン(USA)12.40、カノア五十嵐(USA)10.03
ヒート9:ガブリエル・メディーナ(BRA)14.06、ストゥー・ケネディ(AUS)8.60、カイオ・イベリ(BRA)6.50
ヒート10:コナー・オリアリー(AUS)13.10、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)11.94、セバスチャン・ジーツ(HAW)10.64
ヒート11:コロへ・アンディーノ(USA)13.57、ミック・ファニング(AUS)13.43、ジャック・フリーストーン(AUS)11.67
ヒート12:イアン・ゴウベイア(BRA)15.00、ミシェル・ボレーズ(PYF)10.67、フレデリコ・モライス(PRT)9.56
ビラボン・プロ・タヒチ・ラウンド2結果:
ヒート1:ジョーディ・スミス(ZAF)11.83 def.トウマタ・プアティニ(PYF)9.60
ヒート2:オーウェン・ライト(AUS)14.50 def.アリツ・アランブル(ESP)12.10
ヒート3:イーサン・ユーイング(AUS)10.06 def.フィリーペ・トリード(BRA)6.56
ヒート4:ミック・ファニング(AUS)13.00 def.ジョシュ・カー(AUS)8.16
アップカミング・ビラボン・プロ・タヒチ・ラウンド2マッチアップ:
ヒート5:フレデリコ・モライス(PRT)対ナット・ヤング(USA)
ヒート6:ミシェル・ボレーズ(PYF)対ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート7:セバスチャン・ジーツ(HAW)対ミゲル・プポ(BRA)
ヒート8:カイオ・イベリ(BRA(BRA))対カノア五十嵐(USA(USA))
ヒート9:コナー・コフィン(USA)対ストゥー・ケネディ(AUS)
ヒート10:ジェレミー・フローレス(FRA)対レオナルド・フィオラバンティ(ITA)
ヒート11:ビード・ダービッジ(AUS)対ジャック・フリーストーン(AUS)
ヒート12:イズキール・ラウ(HAW)対ウィゴリー・ダンタス(BRA)