写真、リポート:山本貞彦 神奈川県藤沢市、鵠沼海岸(2017年 7月12日、水曜日)2017年WSLアジアツアー・ジャパンレッグのメンズ1,500イベント「MURASAKI SHONAN OPEN 2017」は大会3日目がオン。
大会3日目。前線が日本列島に南下。そこに風が吹き込んで、朝からドン吹きのオンショア。それもあって、波のサイズはモモコシとアップ。上げこみではハラ、たまのセットはムネ。ただ、風波なのでパワーは無い。
潮のタイミングで割れる場所も変わるし、時間帯でそれぞれの作戦も変わる。風があまりにも強いから、選手ブースのテントも撤去された。
今日はR-2の残り8ヒートにR-3を全て消化。ベスト32が決まった。
稲葉玲王
この波、苦手って。だから技数じゃなく、ビッグムーブで勝負。2発で7点。サスガです。
辻裕次郎
一人右のバンク使う作戦。迷ったらしいけど、これが大当たり。裕次郎らしい流れるサーフィンでラウンドアップ。
仲村拓久未
前半で勝負を決めた。ただ、どオンショアでコールが全く聞こえず。何度も手を上げて確認のジェスチャー。
佐藤魁
このヒートは波数もあって、全員が乗りまくり。ジャッジのコールも遅れて、最後の最後までわからない展開。いい感じで乗れていたんだけどね。
大橋海人
扁桃腺腫らして、病院へ。入院を勧められたらしいけど、試合があるから断った。点滴を一日2回やってもらって、試合へ。
松下諒大
この難しい波がわかってきたか、フルレールで当てまくり。なんとエクセレントの9.25ポイント!
村上舜
諒大と同じ湯河原コンビ。波を楽しむが如く、右に左に。クセある波の方が楽しいみたい。
小林桂
田中樹コーチの指示通り、一人左のバンクへ。ポイントコールが遅れることもあり、ヒヤヒヤした場面もあったが、終わってみれば1位通過。
新井洋人
昨年のディフェンディングチャンプ。緊張するかと思いきや、波のサイクルがバッチリ。他の選手が苦戦するも、一人ブッチ切りでR-4へ。
野呂玲花
弟の海利の応援。あとMCに呼ばれて、WEB放送にも参加と大忙し。この後はアメリカからヨーロッパへ遠征が続くそうだ。ガンバです!差し入れの麦茶、ありがとー!
和井田理央
乗りまくった。13本目の最後の最後で7.5ポイント、大逆転のラウンドアップ。勝負強くなったなー。
明日のファーストコールは6:00。
イベント公式ページは、http://www.worldsurfleague.jp/2017/shonan/