アレックス・リベイロ（BRA）がVW SAオープン優勝。大原洋人、新井洋人はランキングをキープ。

現地時間2017年6月18日（日）　南アフリカ・ダーバンのニュー・ピアで開催された「フォルクスワーゲンSAオープン・オブ・サーフィン pres. by Hurley 」は大会最終日。ファイナルデイは、ブラジリアン・ストームが炸裂。

メンズQS3000イベントのファイナルは、オール・ブラジリアンとなり、元CTサーファーのアレックス・リベイロ（BRA）が素晴らしいエアリアル・マニューバーで、ヒズノメ・ベテーロ（BRA）を下し優勝した。

「嬉しいですね。昨日の夜は試合のことを考えて、あまり眠れなかったんです。ヒートが本当に楽しみだったんです。」と、歓喜のブラジリアン・ストームの仲間たちに担がれた後に、リベイロは言った。「ここで優勝できて最高です。そして、ファイナルを自分の友人のヒズノメとシェアできて嬉しかった。」

2016年はWSLチャンピオンシップ・ツアー（CT）で戦っていたリベイロは、世界のトップ34によって競われるエリートツアーへ再びクオリファイすることを誓い戦いを続けている。

「この優勝で獲得できるポイントは素晴らしいですね。いま僕は本当に重要なQS10000のバリートとジャパン・イベントにフォーカスしていて、そこでも絶対に勝利したいと思っています。」と、彼はコメントした。

今回ファイナルデイまで勝ち上がった新井洋人は、ラウンド５ヒート4でティアゴ・ギマライスBRA、マテウス・ハーディBRA、フラビオ・ナカジマBRAと対戦。マテウス・ハーディがエアリバースでエクセレントをスコアしてヒートをリード。ヒート前半に４ポイント台を２本揃えた新井洋人だったが惜しくも４位で敗退となり25位でフィニッシュ。555ポイントを獲得し24位とランキングをキープした。

また喜納海人は、ミゲル・トゥデラPER、ベイリック・デ・ヴィリースZAF、マルコ・フェルナンデスBRAと対戦したラウンド５で、7.33を6.17 でバックアップして、ヒートスコア13.50でトゥデラに次いで２位でラウンドアップ。ラウンド６で惜しくも４位で敗退したが１３位でフィニッシュ。840ポイントを獲得した。

南アフリカ。明日の試合も楽しみ楽しみ💪🏻

hirotoaraiさん(@hirotoarai)がシェアした投稿 – 2017 6月 16 4:48午前 PDT

今回の南アフリカは、QS世界ランク２位の大原洋人をはじめ、QS6,000の一宮オープンで自己最高の５位入賞を収め、QSランク24位の新井洋人など、後半戦に向けた順位をキープしたい侍サーファーたちにとって非常に重要な戦い。しかし、今回は思わぬ落とし穴にハマった大原洋人だったがランキング２位をキープした。

Next stop Cape town 🇿🇦 See you guys in 2weeks in Durban again 💪🏻

Reika Noro 野呂玲花さん(@reikanoro)がシェアした投稿 – 2017 6月 18 5:49午前 PDT

次回のイベントは、南アフリカのケープタウンにおいて、6月22日－25日まで開催される、【QS 1,000】ジョディ・スミス・ケープタウン・サーフ・プロ。このイベントには日本から新井洋人、野呂海利、田中大貴、西慶司郎、太田拓杜が参戦。同時開催のウイメンズ1000には野呂玲花と田代凪沙が参戦。

また、そのあとの今シーズン初のQSイベント最高レベルの【QS 10,000】バリート・プロが7月03日から行われる。

そのイベントには、大原洋人、村上舜、新井洋人、稲葉玲王、喜納海人がクレジット。オートネー（補欠）８番に仲村拓久未。CT選手も続々エントリーして、カノア五十嵐や前回のフィジーで２位となった昨年のイベント勝者であるコナー・オリアリーなど注目選手が顔を揃える。この後も世界のサーフシーンの注目は南アフリカが続く。

世界を目指し戦い続ける彼らにエールを送り続けたい。がんばれ！日本！　

現在の日本と南アフリカとの時差は、7時間。

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