写真、リポート:山本貞彦 一宮、千葉、ジャパン(2017年5月23日火曜日)WSL ASIA Men’s QS6000 & Women’s QS3000「GOTCHA ICHINOMIYA CHIBA OPEN Powered by GoPro」が本日からスタート。
多くの日本人サーファーがコンペティションのデイ1を支配する一方で、昨年のイベントで日本人最高位の9位となった稲葉玲王と仲村拓久未がファースト・ラウンド敗退という信じ難いショッキングな開幕となった。
今日の志田下ポイントは、予報どうりのサイズアップ。コシハラからセットでムネ。朝一は風がオフだったものの、午後には強いサイドオフの風。波は良さげだが、張る波と張らない波。潮の状況もあり、見極めで勝敗が決まった。
まとまりない波でありながら、サイズが上がったことで大会はオン!まずは女子からスタート。
ここでゴーインオフした橋本恋。オーストラリアでのQS優勝の実績は間違いなく、難しいコンディションでありながらスピードある演技。グッドスコア連発でラウンドアップ!また一つ上のステージに上がったことが証明された。
川合美乃里。一人正面から左でポジショニング。捻挫していたことが心配されたが、攻め攻めで難なく勝ち上がった。それにしても田中樹コーチの指示をきちっとできるようになったことが、成長の証。
続いて行われた男子のR-1では、辻裕次郎がトライアルからの勢いをそのままキープ。厳しい戦いであったものの、接戦を制す。
村上舜。作戦を立てた訳ではないと言うが、左で入ろうと決めたことが勝因。他の3人が右に入ったため、一人、乗り放題。リズムに乗って、試合前半で勝負を決めた。
稲葉玲王。ヒートスタートから15分間、乗らず。プライオリティを持って、良い波を待つ作戦か。しかし、期待の波は来ず。逆転できずに今大会を終える。
佐藤魁。ハワイでスケートしてて左足のかかとを負傷。ヒビが入って2週間安静なのに、スポンジを貼り付けて出場。
田中樹コーチ、稲葉玲王。
大野修聖。今までの戦い方と違ったか。良い意味で。負けが続いていた時に比べ、サーフィンのキレが違う。次戦に期待。
つのだゆきコーチと戦いに挑んだ渡辺寛。試合は負けたけど、後半の追い上げは見事。冷静でいられるようになったことは、次につながる。
オフィシャルサイト
http://www.worldsurfleague.jp/2017/icopen/
【ICHINOMIYA CHIBA OPEN】
QS Men’s 6000 QS Women’s 3000
日程:2017年5月22日(月)~5月28日(日)
場所:千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(通称:志田ポイント)
20日(土)・21日(日) いすみJAPAN SURFING TRIAL
27日(土) 渚のファーマーズマーケット開催 一宮町海岸広場