WSL-CT第3戦「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」は明日4月12日からコンペティション・ウインドウ開始

Credit: © WSL / Sloane

ベルズ・ビーチ(ビクトリア/AUS(2017年4月11日火曜日))ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第3戦となる「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」は明日、4月12日から24日までのコンペティション・ウインドウがスタートする。

 

世界で最も長く開催されているプロ・サーフィン・コンテストである「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」は、1962年以降毎年開催されてきた歴史あるイベントなのである。

 

現在のWSLチャンピオンでワールドNo.1のジョン・ジョン・フローレンス(HAW)。彼はマーガレット・リヴァー・プロで優勝、クイックシルバー・プロ・ゴールド・コーストでセミファイナル進出という開幕好スタートを見せて、WSLジープ・リーダーボードを独走する。

 

ジョン・ジョン・フローレンス Credit: © WSL / Sloane
ジョン・ジョン・フローレンス Credit: © WSL / Sloane

 

「このイベントは長い間続いていて、それは本当に特別なことだと思います。」と、フローレンスは言った。

 

「自分のヒーローだった多くのサーファーが、このイベントで優勝しています。僕はそんな彼らと名を連ねたいです。この会場は、コンディションが激しく変わるので、それに絶えず適応していなければならない、本当にタフなイベントです。そして、多方面に秀でたサーファーでなければ、制することはできない特別な場所なのです。

 

自分のゲーム・プランはマーガレット・リヴァーと同じビッグターン。波に対応すべきサーフィンをするだけです。」

 

ウイメンズでは、6度のWSLチャンピオンであるステファニー・ギルモア(AUS)と2017年のワールド・タイトルを狙うサリー・フィッツギボンズ(AUS)の二人が、ジープ・リーダーボード上で現在のトップ・スポットを共有。両者ともこのイベントでは、複数回の勝利を収めているが、今回の勝敗が今年のワールド・タイトル・レースに重要であるオーストラリアン・レッグを締めくくる。

 

 

リップ・カール・トライアルを通してワイルドカードをゲットしたのは、ミゲル・プポ(BRA)の弟であるサミュエル・プポ(BRA)。そして、ローカル・ビジット・ビクトリア・トライアルで優勝した元CTコンペティターであるグリンデン・リングローズ(AUS)。またウイメンズのトライアルではエラ・ウィリアムス(NZL)がワイルドカードをゲットした。

 

日本から参加した稲葉玲王と野呂玲花は惜しくもワイルドカードゲットならず。

 

足首をゴールドコーストで痛めたイタロ・フェレイラ(BRA)は、マーガレット・リヴァー・プロに続きベルズも欠場。フェレイラのポジションは、ナット・ヤング(USA)がリプレイス。マーガレット・リヴァー・プロで膝を負傷した、マリア・マニュエル(HAW)は今回欠場。イザベラ・ニコルズ(AUS)狩りプレイスで出場する。

 

リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチのオフィシャル・フォーキャストのSurflineの予報では、ウェイティング・ピリオドの前半は、いくつかのポテンシャル・スウェルがあり、ミディアム・サイズのSWスウェルは、木曜日に水曜日に弱まるものの、SWスウェルは、金曜日の午後から日曜日/月曜まで続く可能性がある。また来週火曜日から木曜日にソリッドなSW/SSWスウェルの可能性も示している。

 

 

イベント主催者は、明朝午前6時45分にコンディションを評価して、ファーストコールする。現在の日本とベルズとの時差は1時間。日本の方が1時間遅れています。

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1822/rip-curl-pro-bells-beach

 

 

WSLLeader

 

リップ・カール・プロ・ベル・ビーチ・ラウンド1マッチアップ:
ヒート1:マット・ウィルキンソン(AUS)、ミック・ファニング(AUS)、ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート2:オーウェン・ライト(AUS)、ミゲル・プポ(BRA)、イズキール・ラウ(HAW)
ヒート3:ガブリエル・メディーナ(BRA)、スチュアート・ケネディ(AUS)、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)
ヒート4:ジョディ・スミス(ZAF)、カノア五十嵐(USA)、ナット・ヤング(USA)
ヒート5:コロへアンディーノ(USA)、ジャック・フリーストーン(AUS)、サミュエル・プポ(BRA)
ヒート6:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ジェレミー・フローレス(FRA)、グリンデン・リングローズ(AUS)
ヒート7:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、カイオ・イベリ(BRA)、ジョーン・ドゥルー(FRA)
ヒート8:ケリー・スレーター(USA)、ジョシュ・カー(AUS)、イアン・ゴウベイア(BRA)
ヒート9:ミシェル・ボレーズ(PYF)、コナー・オリアリー(AUS)、イーサン・ユーイング(AUS)
ヒート10:ジョエル・パーキンソン(AUS)、エイドリアン・バカン(AUS)、フレデリコ・モライス(PRT)
ヒート11:フィリーペ・トリード(BRA)、コナー・コフィン(USA)、ビード・ダービッジ(AUS)
ヒート12:ジュリアン・ウィルソン(AUS)、セバスチャン・ジーツ(HAW)、ウィゴリー・ダンタス(BRA)

 

リップ・カール・ウイメンズ・プロ・ラウンド1マッチアップ:
ヒート1:コートニー・コンローグ(USA)、セージ・エリクソン(USA)、ココ・ホー(HAW)
ヒート2:カリッサ・ムーア(HAW)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、ブロンテ・マコーレー(AUS)
ヒート3:タイラー・ライト(AUS)、ローラ・エネバー(AUS)、エラ・ウィリアムス(NZL)
ヒート4:ステファニー・ギルモア(AUS)、キーリー・アンドリュー(AUS)、イザベラ・ニコルズ(AUS)
ヒート5:サリー・フィッツギボンズ(AUS)、レイキー・ピーターソン(USA)、ポーリーン・アドゥ(FRA)
ヒート6:ジョアン・ディフェィ(FRA)、タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)、シルヴァーナ・リマ(BRA)