マーガレット・リヴァー、ウェスタンオーストラリア/AUS(2017年4月2日日曜日)WSLチャンピオンシップ・ツアー第2戦となる「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ」は大会5日目。3~5フィートのコンディションとなった、メイン・ブレイクで 女子のベスト4と男子ベスト8が決定した。
ディフェンディング・チャンピオンであるセバスチャン・ジーツ(HAW)は、ブラジリアン・チャレンジャーのフィリーペ・トリード(BRA)にラウンド5で敗れた。
トリードはヒートを通してチャージを続け、15.43のコンバイン・スコアをマーク。プレッシャーの下、ジーツは彼のシグネチャー・ターンを爆発させたが、それは逆転するには十分ではなかった。
「波はサイズダウンしましたが、まだスコアを手にいれるチャンスと多くのファン・ウェイブがある」と、トリードは言った。
「セバスチャン[ジーツ]は、常にタフな対戦相手です。メイン・ブレイクのリッパブルなウォールでヒートができて嬉しいです。ジャッジがビッグなファースト・ターンにスコアを出しているのを僕は知っていたので、そこを狙って行きました。」
またジャック・フリーストーン(AUS)も、ラウンド5のファースト・ヒートでチャージを見せ、コナー・コフィン(USA)を下した。フリーストーンは、開始早々に彼のオープニング・ライドでエクセレントの8.50をスコア。5.53のバックアップ・スコアでバーをセットした。
「あの波を最初にゲットすることができて僕は本当にラッキーだった 」と、フリーストーンは言った。「僕があの波をゲットしたあと、急にスウェルがスローダウンして、ほとんどフラットになったんです。あの最初の波で調子をつかんだ僕は、 開放されて、3つのソリッド・ターンをゲットできたんです。ここには友達と来ていて、リラックスできる環境が功を奏しているのかもしれないですね。」
女子では、6度のWSLチャンピオン・ステファニー・ギルモア(AUS)が、クオーターファイナルでニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)に対し、最後のチャンスをみつけ、パワフルなフロントサイド・ハックで大逆転でラウンドアップ。
クォーターファイナルでは、セージ・エリクソン(USA)がコートニー・コンローグ(USA)を下す大番狂わせが発生。エリクソンは2つの6-ポイント・ライドでコンローグに辛勝した。
番狂わせは今日の最終ヒートまで続き、3度のWSLチャンピオンで2度のイベント勝者であるカリッサ・ムーア(HAW)がサリー・フィッツギボンズ(AUS)敗れた。ムーアは衝撃的な8.83と7.07をスコアしたが、フィッツギボンズは7.87とパーフェクトに近い9.73でショーを独占してラウンドアップ。
またマリア・マニュエルは、ラウンド4のヒート中に、膝の4本の靭帯の1つ、 内側側副靱帯を痛めて、クオーターファイナルのタイラー・ライトとのヒートを涙で棄権した。
イベント主催者は、明日4月3日は風の影響でコンディションが悪化することと、週の後半にコンディションが上向くことが期待されていることを考慮して、試合を開催しないことを決定。
ネクストコールは、現地時間で4月4日火曜日の午前6時45分、日本時間午前7時45分。コンディションを評価して再びコールする。
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1809/drug-aware-margaret-river-pro
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wct/1808/drug-aware-margaret-river-pro
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・ウイメンズラウンド4結果:
ヒート1:セージ・エリクソン(USA)14.76 def.ココ・ホー(HAW)10.83
ヒート2:マリア・マニュエル(HAW)13.67 def.ジョアン・ディフェィ(FRA)9.57
ヒート3:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)14.83 def.キーリー・アンドリュー(AUS)12.70
ヒート4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)16.94 def.タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)13.00
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・ウイメンズ・クォーターファイナル・マッチアップ
QF 1:セージ・エリクソン(USA)12.60 def.コートニー・コンローグ(USA)12.03
QF 2:タイラー・ライト(AUS)def.マリア・マニュエル(HAW)INJ (怪我のため不戦勝)
QF 3:ステファニー・ギルモア(AUS)12.50 def.ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)11.83
QF 4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)17.60 def.カリッサ・ムーア(HAW)15.90
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・ウイメンズのセミファイナル・マッチアップ:
SF 1:セージ・エリクソン(USA)対タイラー・ライト(AUS)
SF 2:ステファニー・ギルモア(AUS)対サリー・フィッツギボンズ(AUS)
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ・ラウンド5マッチアップ:
ヒート1:ジャック・フリーストーン(AUS)14.33 def.コナー・コフィン(USA)7.70
ヒート2:ミシェル・ボレーズ(PYF)15.44 def.ジュリアン・ウィルソン(AUS)14.20
ヒート3:フィリーペ・トリード(BRA)15.43 def.セバスチャン・ジーツ(HAW)14.33
ヒート4:ジョディ・スミス(ZAF)16.83 def.ジェレミー・フローレス(FRA)13.66
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ・クォーターファイナル・マッチアップ:
QF 1:オーウェン・ライト(AUS)対ジャック・フリーストーン(AUS)
QF 2:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対ミシェル・ボレーズ(PYF)
QF 3:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対フィリーペ・トリード(BRA)
QF 4:コロへアンディーノ(USA)対ジョディ・スミス(ZAF)