
2014年にブラジリアンとして初のサーフィン世界チャンピオンとなり、ブラジルの英雄となったガブリエル・メディーナ(BRA)。そんなメディーナが、彼の地元であるブラジルはサンパウロのマレシアスに、初となる子供達のためのトレーニング施設をオープンさせた。
メディーナと彼の両親であるチャールズとシモーヌは、彼らのスポンサーとメディアに全施設を公開。そして、メディーナは、これがサーフィンの「新しい価値観」を見出し、彼の素晴らしい目標を達成するためのファースト・ステップであることを説明した。
「これはずっと長い間の僕の夢でした」と、ガブリエルは言った。「それは同時に僕たち家族の夢でもあり、子供たちのサポートが、自分の愛するサーフィンをサポートすることに繋がるのです。」
この「Gabriel Medina Institute」は、若い可能性のある子供たちに対して基礎を提供することを目的し、10~16歳の選ばれた男女が、メディーナが行ってきたメンタル&フィジカルの両面でのトレーニングを同じプログラムで受けるというもの。また、このプログラムはサーフィンだけでなく、コンピューター、言語クラス、医療などに関しても学ぶことができる。
ガブリエルの父であるチャールズは、 このプロジェクトについて説明した。
「メインのアイデアは、ガブリエル自身が考えた。彼はサーフィンが彼に与えたものを子供達にも与えたいと考えている。10〜16歳というのは、子供の年齢で最も吸収する時期で、プロ・アスリートになるためにプッシュし、メイクできる時期なのです。これは、将来のチャンピオンを育てることが出来るステージ。ガブリエルが彼らと同じ年頃のときには、我々は彼にベストを提供するために、出来る限りのこと全てをやってきたのです。」
この「Gabriel Medina Institute」は、ガブリエルが建設費を負担。その施設は彼が最初に波に乗り、多くのことを学んだビーチの目の前に位置している。ここから未来の世界チャンピオンが生まれるのか。注目して行きたい。
問い合わせ:リップカール・ジャパン