カバリタ、ツイード・コーストNSW/AUS(2017年2月1日水曜日)WSLクオリファイング・シリーズ(QS)のオーストラリア・レッグは本日から、ニューサウスウェールズのツイード・ヘッズ郊外にあるカバリタ・ビーチで、2017年の「テルストラ・ストア・ツイード・コースト・プロ」がスタートした。
大会初日はウインディな2~3フィート・ピークで、男女ラウンド1、男子ランド2までが終了。
大会初日ハイライト映像
今回のイベントには懐かしい顔ぶれが揃った。2000年代後半にワールド・チャンピオンシップ・ツアーで活躍したブラジリアンのジハード・コードル。CTから落ち、メインスポンサーを失った後、コードルはブラジルの彼の家の近くで行われるイベントにだけ参加するようになった。
そして今日、彼は2013年以降初めてヒートでサーフィンして、14.75のソリッド・ヒート・トータルで、ヒートを支配した。コードルのトレードマークであるフィン・フリーのパワー・ハックは健在で、試合から離れていたことを感じさせないパフォーマンスだった。
またジュニア時代に大活躍して注目を集めたジェイク・シャープも出場。彼はワールド・ジュニア・チャンピオンシップに出場しただけでなく、バーレー・ヘッズで行われた プロジュニアのファイナルで現在のCTスーパースターであるジュリアン・ウィルソンを下した経験もある。
2013年の全豪オープンの後、コンペから姿を消していたシャープだったが、今シーズンは再びコンペ熱に火がつき、カバリタのライトハンダーをスライスし、ヒートトータル14.50でラウンド3へ勝ち進んだ。
「僕がコフス・ハーバーからシドニーまで引っ越しして、大工仕事の見習いをするため、僕は約5年間コンペティション・サーフィンから離れていたんです。昨年の初めに引っ越して、再びサーフィンをし始めて、また感触を取り戻したって感じです。」
ポルトガルで行われた2015年のワールド・ジュニア・チャンピオンシップで2位となったカリブ海からティモティー・ビッソ。今シーズンはスタートから積極的にQSイベントに参加して気合十分。3位になったバーレーヘッズのQSから、勢いのあるビッソはその素晴らしいフォームを続けた。
今回のイベントには、全開のバーレーヘッズに続き、日本人選手が多数参加。本日行われた男子のラウンド1では、西優司、田中透生が2位でラウンドアップする中、和井田理央と飯田航太がまさかの初戦敗退。
男子ラウンド2では、バーレーヘッズ在住の相澤日向が13.65のヒートトータルで1位通過。西優司も14.05のヒートトータルで2位でラウンド3進出。宮城の太田拓杜、千葉の森下波瑠もラウンドアップ。
ラウンド3からは澤村康生、山中海輝、小笠原由織、ラウンド4からはバーレーで好成績を残した小林桂と堀越力、田中大貴。ラウンド5のトップシードには大原洋人、新井洋人、仲村拓久未がクレジット。
女子のラウンド1では、ワーホリ
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1773/telstra-stores-tweed-coast-pro
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wqs/1774/telstra-stores-tweed-coast-pro/live