豪州バーレーヘッズでWSL-QS1000「フライト・センター・バーレー・プロ」開幕。多くのサムライ参戦。

ブラジリアンのウェスリー・レイテ WSL/Bennett

 

バーレー・ヘッズ、ゴールド・コースト/QLD(2016年1月26日木曜日)真夏のオーストラリアで熱戦が繰り広げられる、WSLクオリファイング・シリーズ。本日より1月29日まで、クイーンズランドのバーレーヘッズでQS1000「フライト・センター・バーレー・プロ」が開催される。

 

2017年のフライト・センター・バーレー・プロの大会初日は、オーストラリアを象徴するバーレー・ヘッズのポイント・ブレイクでキックオフ。

 

本日はバーレー本来のバレルは姿を見せたかったものの、男女共ラウンド1が行われ、世界中から集まったベスト・クオリファイング・シリーズ・コンペティターは、バンピーな1−2フィートのコンディションで素晴らしいパフォーマンスを見せた。

 

本日のトップスコアをたたき出したのは、ブラジリアンのウェスリー・レイテ。彼はクイックなバックハンド・サーフィンは、今日のタフなバーレーが嘘のように素晴らしい波に見えるほどだった。

 

そして、本日のハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアとなったエクセレントの9.00を含む、16.50というここまでのイベント・ハイエスト・ヒート・トータルをスコア。1位で勝ち上がった。

 

「僕は、この数日間、ゴールド・コーストで似たようなコンディションでサーフィンをしていたんです。だから、今日のような波をルーズだと感じていました。いつも自分は、様々なコンディションでトレーニングしています。だから、どんなコンディションでの試合でも戦える準備が出来ているんです。自分にとっては全てが同じ事なんです。」

 

 

南アフリカのジョーダン・マリエ WSL / Bennett
南アフリカのジョーダン・マリエ WSL / Bennett

 

今年のワールド・ジュニア・チャンピオンシップで第5位のポジションでフィニッシュした南アフリカのジョーダン・マリエは、その勢いのままオーストラリアン・レッグに参戦。バーティカルなバックハンド・アタックで14.00のソリッドなヒート・トータルをマーク。その勢いを続けた。

 

 

このイベントには日本から多くの選手が出場。本日の男子のラウンド1には、田中透生、堀越力、澤村康生、太田拓杜、粟田生、山中海輝、小笠原由織、オーストラリア在住の相澤日向が登場。

 

堀越力、相澤日向、粟田生、山中海輝は見事位1位通過。澤村康生、太田拓杜は2位通過。小笠原由織は惜しくも3位でラウンド1で敗退となった。

 

男子のラウンド2では、H2に堀越力と田中透生、H6 澤村康生、H7 田中大貴、H10 太田拓杜、H13 粟田生、H16 山中海輝が登場。また、トップシードのラウンド3からは、大原洋人がH11、仲村拓久未がH17に登場する。

 

女子のラウンド1では、北澤麗奈、橋本恋、川合美乃里、黒川日菜子がラウンドアップ。都筑有夢路ここで敗退となった。女子はラウンド2からトップシードが登場。

 

ラウンド2ではH1で北澤麗奈がイザベラ・ニコルズらと対戦、H4では大村奈央、橋本恋が、昨年の鴨川大会で優勝したディミティ・ストイルと。H5の川合美乃里は、ワールドジュニアチャンプのメイシー・キャラハンらと、H7では黒川日菜子がクレア・ベヴィラクアと対戦する。

 

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mqs/1771/flight-centre-burleigh-pro

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wqs/1770/flight-centre-burleigh-pro