
TEXT&photo:S.yamamoto
バンザイ・パイプライン、オアフ/ハワイ(2016年12月18日日曜日)コンディション不良でレイデーを強いられていたWSL-CTとトリプルクラウンの最終戦「ビラボン・パ イプ・マスターズ in Memory of Andy Irons.」が再開。3~5フィートのコンディションを利用し、デュアルヒートでR3まで終了。リクオリファイをかけた熾烈なバトルが繰り広げられた。

今日は朝は無風。サイズは4−5で思ったより、小さい。でも、少しずつアップして6、オーバーか。完全にバックドアオンリー。その後、吹き出したオフの風がサイドオン気味になってコンデイションも難しくなった。R-2,R-3の11ヒートまでやって今日は終了。

トライアリスとは全員敗退。カノア快進撃。ガブリエル、マット、ジュリアン、デスーザがR-3で敗退の取りこぼし。ジョンジョン、ケリーが頭二つ飛び抜けてる。
朝はクリーンだったけど、引きいっぱいの昼ぐらいから風も入って、バックドアもコンパクトに。ちょっと癖のある波だったから、得意、不得意が出たかな。
カノア・五十嵐
キアヌ・アシンとのガチンコ勝負。最後の30秒を切って、チューブに2回プルインの大逆転。そのままの勢いでR-3ではジュリアン・ウィルソンも撃破。明日も頑張れ!
日本人のファンだけでなく、子供達からも人気!
ケリー・スレーター
やはりもう上手いの一言。
風も入って、コンデイションを乱す中、波によってアプローチを変幻自在に変える。アクセル、ブレーキがちゃんと付いているがごとく、スピードをコントロール。もう穴掘り職人です。
キアヌ・アシン
最後に逆転負けで、CTツアーから去ることに。
マット・ウィルキンソン
R-3で敗退。今年は頑張ったということで、ドローンからビールのご褒美。背中にテーピング。でも、色は黒。
大原洋人
MCの仕事も終了で、フリーサーフ。ちなみに免許は無事取れたそうです。おめでとう!
JJF
スロースタートだったけど、もうわかっているんだね、波を。勝手な心配でした。焦らず、きっちり決めるのがジョン様。パイプ、バックドアは余裕です。
もう人が集まるのが当たり前。
誰もがジョン様を撮りたいんだから。
ゲビン・ベッシェン
やはりスタイルあるね。負けたけど、かっこいいよ。
ビーチクリーン。
ハワイの神様自ら、みんなに声をかけてゴミ集め。
ナット・ヤング
ゼッケン着用を忘れて、注意されました。慌ててテント横で着る羽目に。でも、勝ったから良しで。
コロヘ・アンディーノ
左ひざをテーピングにサポーター。でも、あの波乗りが出来るってすごい。
日曜日ということもあって、会場はものすごい人で大賑わい。
あのフィギア。
右側のサムライの手が切られて、血(テープ)が出ています。左のサムライは刀を持ったまま。戦ったのでしょうか。
パイプの大会で行われるヂュアルヒートシステム。よって、優先権も特別表示。赤ゼッケンの肩(黒、白)、青ゼッケンの肩(黒、白)。
カイ・オットン
これでツアーを引退。