【ハワイ現地リポートその1】脇田貴之がパイプ・インヴィテーショナルに出場

脇田貴之がパイプ・インヴィテーショナルに出場した

photo & TEXT:s.yamamoto

 

バンザイ・パイプライン、オアフ/ハワイ(2016年12月12日月曜日)コンディション不良のため、レイデーが続いていたWSL-CTとトリプルクラウンの最終戦「ビラボン・パ イプ・マスターズ in Memory of Andy Irons.」がついに開幕。

 

コンテスト会場
コンテスト会場

 

本日は、メインラウンドの2枠の出場権争奪のパイプ・インヴィテーショナルが開催された。世界選り抜きのトップ・サーファーとハイエスト・インターナショナル・ランクのQSサーファー32名が出場した本日のパイプ・インヴィテーショナル。

 

脇田貴之、いざ出陣!
脇田貴之、いざ出陣!

 

その中に日本の侍サーファーである脇田貴之がインヴィテーションされて出場した。日本から唯一人、今年もエディ・アイカウに招待を受け、2016年のパイプ・インヴィテーショナルに出場する世界が認めるパイプスペシャリスト脇田貴之はラウンド1のヒート4から出場。その脇田は今日が誕生日でもある。

 

脇田貴之
脇田貴之

 

脇田はタナー・ヘンドリクソン(HAW)クリス・フォスター(HAW)グリフィン・コラピント(USA)と対戦。トリッキーなコンディションに自分のサーフィンが見せることが出来ず、途中サーフボードを折るアクシデントに見舞われ、惜しくも4位で敗退となった。

 

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バックドアがメインであるものの、パイプに賭けた脇田。 脇田は自分が「不甲斐ない」と言って上がってきた。

 

最初の1本で板を折るアクシデント。 抜ける寸前で巻き上げられた。 すぐさま、バックアップボードの6’6”でパドルアウト。

 

しかし、ポジショニングが微妙にずれて、テイクオフのみで抜けられない。 「短めが良かったのか?」の問いに、いや逆に折った板の6’8”なら良かったと。

 

せっかくトライアルに出られたのに、全く自分のサーフィンが出せず「悔しい」とコメントした。

 

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最後の出口でスタックした脇田貴之。この一本が決められていたら。。。

 

ハワイ在住の喜納海人も出場。
ハワイ在住の喜納海人も出場。
喜納海人もラウンド1で4位敗退
喜納海人もチューブになる波を見つけられず、ラウンド1で4位敗退
イズキール・ラウはセミファイナルで敗退。
イズキール・ラウはセミファイナルで敗退。痩せたね。引き締まった感じ。
ジェイミー・オブライエン
ジェイミー・オブライエン
JOBはクオーターで敗退
JOBはクオーターで敗退。波を見つけるのは、ピカイチ。それに上手い。でも、試合となると待ちすぎて負けることが多い。やはり、試合には試合勘が必要。
ジョンジョンの弟、ネイザン
ジョンジョンの弟、ネイザン。スタイルが兄に似てきた感じ。
惜しくも3位で出場権をゲットできなかったビクター・ベルナルド
惜しくも3位で出場権をゲットできなかったビクター・ベルナルド。ブラジルの18歳新人。今年日本のQS6000の千葉にも来日。やはり、ビッグエアーを決めてたね。
脇田貴之
家族も見守る中、遠くのパイプの波を見つめる脇田貴之
昨年の優勝者であるジャック・ロビンソンはセミで敗退
昨年の優勝者であるジャック・ロビンソンはセミで敗退。子供たちにも大人気だった。