ジンズン・ハーバー、台湾、台東(2016年11月24日木曜日)WSLイベントQS1,500「台湾オープン・オブ・サーフィン(2016 Taiwan Open of Surfing)」が、台湾の台東市のジンズン・ハーバー(金樽港)で開幕。
風の影響を受け面を乱した3フィートのコンディションで、WSLジャパン・リージョナルの最終戦でもあるメンズ・ ショートボードQSのラウンド1、ラウンド2のヒート6までが終了。
今回も、メンズ&ウイメンズのロングボード・クオリファイング・シリーズ(LQS)も同時開催で3つのディビジョンが開催される。
オーストラリアとジャパンの共催である今回のイベントには、WSLジャパンの最終戦でもあることから、多くの日本人選手が出場。
トリッキーなコンディションにラ ウンド1で姿を消す日本人選手いるなかで、ラウンド2へは、中塩裕貴、粟田生、田中英義、都筑百斗、堀越力、牧野大智、澤村康生、田中海周、小笠原由織、 野呂海利、松永大輝、渡辺寛、河村海沙、山中海輝、仲村拓久未、安藤弘之進、三浦涼、粟田海、大音凛太がラウンドアップ。
ラウンド2からは、早くもトップ・シード選手が登場。ニューカッスル・リッパーのジャクソン・ベイカー(AUS)が、スローなスタートながら、パーフェクトなランプ・セクションのあるボウリング・ライトを見つけ、エアマニューバーで 12.90のヒート・トータルでラウンドアップ。
サクソン・ラムスデン(AUS)は、ヒート終盤に見せた正確なレール・カーヴィングでエクセレントな8.00のシングル・ウェイブ・スコアし、ラウンド3へ勝ち上がった。
インドネシアのスーパースター、オニー・アンワーは、ここまでのコンテストのハイエスト・ヒート・トータルを記録。ヒート前半に2つのセット・ウェイブを見つけたアンワーは、プログレッシブ・エアリアルとパワフルなレール・カーヴィングを合わせ、15.75のエクセレントなヒートトータルで勝ち上がった。
今回、ラウンド1を勝ち上がった澤村康生は、ラウンド2から出場のマー大野こと大野修聖らと対戦。2本連続でロング・レフトを掴んで見事なバックハンドサーフィンを披露。ヒートスコア12.30で大野を抑えて1位で勝ち上がった。
「大野選手は自分の大好きなサーファーです。」と、澤村が言った。「前にも大野選手とは戦ったことがあるんですが、いつも緊張してしまって、絶対倒すのは難しいから、落ち着いてベストな波を掴むと決めていたんです。勝てて最高に嬉しかったです」
ラウンド2から登場の田中大貴、加藤嵐、ラウンド1から勝ち上がった粟田生、中塩裕貴、都筑百斗、堀越力、牧野大智は惜しくもここで敗退。
佐藤魁、田中英義はラウンド3進出。明日、試合が再開となれば脇田泰地、辻裕次郎、西修司、森友二、西優司、稲葉玲王、河谷佐助がラウンド2から登場。
明日の予定では、ラウンド2終了後にロングが行われる予定で、エドゥアード・デ ルペーロ(FRA)ト ニー・シルヴァニ(USA)、昨年のWSLロングボード女子世界チャンピオンであるレイチェル・ティリー(USA)という世界最高峰のロングボーダーが顔 を揃え、日本からは男子で秋本祥平、堀井哲、齋藤久元、佐藤広、富永祥太、女子では、田岡なつみ、小高恵子が名前がクレジット。
世界を目指す彼らの活躍に期待し、彼らにエールを送りたい。頑張れ!日本。
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オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1533/taiwan-open-of-surfing