大番狂わせ続出。メディーナR３敗退。ジョン・ジョンはポルトガルでタイトル獲得へ前進

大番狂わせ続出。メディーナR3敗退。ジョン・ジョンはポルトガルでタイトル獲得へ躍進

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ピコ・ド・ファブリル、ペニシェ/ポルトガル（2016年10月21日金曜日）2016年サムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアーのヨーロピアン・ファイナル・ストップとなる「Meoリップ・カール・プロ・ポルトガル」は大会3日目。本日はバックアップ会場のピコ・ド・ファブリルへ移動して、ラウンド2の残りから再開。ラウンド3が完了し、ベスト12が決定した。

 

Highlights: Pressure Builds in Portugal

 

注目のワールドタイトル争い。現在のワールドNo.1であるジョン・ジョン・フローレンス（HAW）は、ラウンド3でリーサル・ワイルドカードのフレデリコ・モライス（PRT）と対戦。オープニングからビッグスコアを記録し、申し分のないウェイブ・セレクションで支配的なフォームを続けた。

Meo Rip Curl Pro Portugal: Round Three, Heat 6

 

 

 

 

フローレンスは、波のパワー・セクションで様々なバックハンド・ターンを披露し、16.27のヒート・トータルでモライスを下した。

 

フローレンスはラウンド4進出を決め、ポルトガルでのWSLタイトル獲得へ一歩近付いた。

 

「最高ですね。ビーチのみんなの大声援が凄くて気分が上がります。波に乗るたびに大歓声が聞こえて来るんです。だからパドルバックして、次ぎの波への気持ちが高まるんです。」と、フローレンスが言った。

 

「昨日フレデリコ（モライス）はここでサーフィンをしていて、調子が良さそうだったので、僕は明らかに少しナーバスになっていました。だから自分自身に集中しなければならなかったんです。」

 

 

 

 

ランキング2位でフローレンスを追いかけるガブリエル・メディーナ（BRA）は、ジェレミー・フローレス（FRA）と対戦。

 

メディーナはストロングな高速スタートを切ったにもかかわらず、エキサイティングな30分のバトルを通して勢いを増したのはフローレス。絶え間なくスコアボードをインプルーブして、最終的にはソリッドな15.77のトータルでメディーナを下した。

 

 

 

 

このメディーナの敗退は、ランキングトップのフローレンスに、ポルトガルでの初WSLタイトル獲得への可能性を広げた。

 

フローレスは、今回のラウンド2でもランキング3位だったマット・ウィルキンソン（AUS）も下し、彼のワールドタイトルの希望を消した。今回のラウンド4進出は、彼にとって今シーズンのベスト結果となった。

 

また、ミゲール・プポ（BRA）が、僅差ながら11-タイムWSLチャンピオン・ケリー・スレーター（USA）を。ルーキーのコナー・コフィン（USA）もワールドNo.7フリーペ・トリード（BRA）を破る番狂わせを引き起こした。

 

そして、本日のファイナル・ヒートでは、ジープ・リーダーボードのカレントNo.4ジョディ・スミス（ZAF）が17.03のヒート・トータルで2013年のイベント勝利者カイ・オットン（AUS）を破り、ラウンドアップ。

 

 

 

 

この結果でスミスは、タイトル・レースに残り、タイトル・レースをハワイへ持ち越すことの出来る唯一のサーファーとなった。

 

とはいえ、カレントリーダーであるジョン・ジョン・フローレンス（HAW）が、ファイナルをMEOリップ・カール・プロ・ポルトガルでメイクすることができるならば、世界タイトルは彼のものとなる。

 

ネクストコールは現地時間の 2016年10月22日8時、日本時間の 2016年10月22日16時です。

 

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オフィシャルサイト：

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1522/meo-rip-curl-pro-portugal

 

 

残っているMeoリップ・カール・プロ・ポルトガル・ラウンド2結果：
ヒート6：マット・バンティング（AUS）12.00 def.エイドリアン・バカン（AUS）11.34
ヒート7：セバスチャン・ジーツ（HAW）11.64 def.アレホ・ムニーツ（BRA）9.26
ヒート8：ミシェル・ボレーズ（PYF）15.16 def.ジャック・フリーストーン（AUS）13.27
ヒート9：カイオ・イベリ（BRA）14.93 def.デイヴィ・キャスルズ（AUS）11.20
ヒート10：スチュアート・ケネディ（AUS）12.33 def.ダスティー・ペイン（HAW）6.40
ヒート11：コナー・コフィン（USA）14.67 def.ナット・ヤング13.66（USA）
ヒート12：カノア五十嵐（USA）11.93 def.キアヌ・アシン（HAW）10.83

 

 

Meoリップ・カール・プロ・ポルトガル・ラウンド3結果：
ヒート1：コロヘ・アンディーノ（USA）12.43 def.マット・バンティング（AUS）12.04
ヒート2：ジョエル・パーキンソン（AUS）16.10 def.ウィゴリー・ダンタス（BRA）15.00
ヒート3：ジュリアン・ウィルソン（AUS）14.97 def.ジャドソン・アンドレ（BRA）14.90
ヒート4：エイドリアーノ・ド・スーザ（BRA）13.86 def.カノア五十嵐（USA）10.03
ヒート5：ミシェル・ボレーズ（PYF）17.23 def.カイオ・イベリ（BRA）12.37
ヒート6：ジョン・ジョン・フローレンス（HAW）16.27 def.フレデリコ・モライス（PRT）13.30
ヒート7：ジェレミー・フローレス（FRA）15.77 def.ガブリエル・メディーナ（BRA）14.17
ヒート8：セバスチャン・ジーツ（HAW）12.07 def.ジョシュ・カー（AUS）10.76
ヒート9：ミゲール・プポ（BRA）15.43 def.ケリー・スレーター（USA）14.26
ヒート10：コナー・コフィン（USA）13.60 def.フリーペ・トリード（BRA）12.97
ヒート11：スチュアート・ケネディ（AUS）11.63 def.イタロ・フェレイラ（BRA）11.33
ヒート12：ジョディ・スミス（ZAF）17.03 def.カイ・オットン（AUS）8.73

 

Meoリップ・カール・プロ・ポルトガル・ラウンド4マッチアップ：
ヒート1：コロヘ・アンディーノ（USA）、ジョエル・パーキンソン（AUS）、ジュリアン・ウィルソン（AUS）
ヒート2：エイドリアーノ・ド・スーザ（BRA）、ミシェル・ボレーズ（PYF）、ジョン・ジョン・フローレンス（HAW）
ヒート3：ジェレミー・フローレス（FRA）、セバスチャン・ジーツ（HAW）、ミゲール・プポ（BRA）
ヒート4：コナー・コフィン（USA）、スチュアート・ケネディ（AUS）、ジョディ・スミス（ZAF）