WSL-QS1000「コムネ・バリ・プロ」パーコ、タジとともに日本の大野修聖がラウンド3進出
(クラマス・ビーチ、バリ・インドネシア:2016年5月5日木曜日)インドネ シア・バリ島のワールドクラス・リバーマウスのクラマスで開催中のWSL-QS1000(クオリファイング・シリーズ)「コムネ・バリ・プロ Presented by The Mad Hueys」は大会3日目。
クラマスは再び4~5フィートのクリーンなコンディションでハイ・パフォーマンス・マシン・ブレイクが炸裂し、ビッグネームによる素晴しいアクションが披露された。
このクラマスは、2013年にワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の会場となった場所。そのイベントで優勝した、2012年のワールド・チャンピオンであるジョエル・パーキンソンは、その時にクラマスの歴史に刻まれる20点満点のパーフェクトスコアを叩き出した。
今日、再びクラマスでのコンテストに戻ったパーキンソンは、時間を超越したスムーズなカーヴィングで16.00のヒート・トータルをマークしてラウンド3へ勝ち上がった。
「楽しいね。マジで最高の波だ。」と、パーキンソンが言った。「この波がコンテストにどれだけ良い波なのかを忘れていた。自分が本当にここの波を熟知していて、どの波に乗るべきか分かっている気分だよ。ここに試合で来る事は、他のCTイベントに劣らないほどエキサイトする。本当にここは最高な場所だね。」
このクラマスの波でロング・ヒストリを持っているもう一人のCTサーファーはタジ・バロウ。バロウは、このブレイクでサーフ・ファンの脳裏に焼き付く数々のムービークリップを残している。
2015年のイベント・チャンピオンであるバロウは、カーヴィングターンとフィンバーストのディスプレイで15.25のソリッド・ヒート・トータルを記録した。
「僕はこのイベントに戻って来れて最高にエキサイトしているよ。素晴しいバイブレーションを感じるよ。」と、バロウが言った。
「家族もここにいて、CTイベントよりも本当にリラックスしてやれている。これ以上の幸せはないね。この波は自分のお気に入りリストに入っていて、自分のキャリアで本当に重要な波だった。僕は長年ここで多くの撮影をして来たんだ。ここはバレル、ハイ・パフォーマンス・セクションなど、全てがある。信じられないほど素晴しい場所だよ。」
何年間もWSL CTのメンバーであったヘイター・アルベスもシャープなバックハンドのアタックを見せて、12.25のヒート・トータルをマーク。
ファイナル・ヒートに登場したハワイアン・パワーハウスのイズキール・ラウは、数々の巨大なレイバック・スナップを披露。
ニュー・サウス・ウェールズ、セントラル・コーストのシェーン・ホームズは、2本のヘビーなバレルで、コンテスト初の10-ポイント-ライドをスコア。さらにエクセレントの8.50を加え、18.50のインプレッシブ・ヒート・トータルをマーク。
本日のラウンド2には、H7から加藤嵐、H8 小林桂、H10 西優司、H11 小川幸男、H12 佐藤魁、H13 脇田泰地、H15 大野修聖が登場。他の日本人選手が敗退するなか、バックハンドでチャージする大野修聖のみが1位でラウンド3へ駒を進めた。
ラウンド3で大野修聖は、ヒート8でハリソン・マンAUS、テイラー・クラークUSA、イズキール・ラウと対戦する。
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オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1427/komune-bali-pro