喜納海人がパーフェクト10で5位。QS「ランギロア・オープン・プロ」カイマナ・ヘンリー優勝

喜納海人がパーフェクト10で5位。QS「ランギロア・オープン・プロ」カイマナ・ヘンリー優勝 


優勝したヘンリーと2位のマギル Winner and runner up at Rangiroa - WSL

 

現地時間で2016年3月8日から、南太平洋のタヒチ・ツアモツ諸島にあるランギロアで開催されていたWSL-QS1000「ランギロア・オープン・プロ」が終了。ハワイのカイマナ・ヘンリーが優勝した。

 

今回のイベントは、ハワイがタヒチ とリージョン合体の初イベントのため、出場選手の半分がハワイからのエントリー。ケオニ・ヤン、ビリー・ケンパー、ダニー・フラー、ハンク・ギャスケルなど、トップコンペティター達が顔を揃えた。

 


大会は初日からノースウェスト・スウェルが炸裂した6-8フィートのバレルコンディションとなり、タヒチアンのテクニカル・バレル-ライディングと、ハワイアンのインプレッシブ・パフォーマンスが激突した。

 

カイマナ・ヘンリー Henry's classic power surfing - WSL

 

最終的にはファイナルは、ハワイアン同士の対決となり、パワー・サーファーのカイ・マナ・ヘンリーが、ハワイアン・ヤンゲスト・コンペティターのフィン・マギルを圧倒し、記念すべきハワイ/タヒチ・ヌイ・リージョンのファースト・コンテストの勝者となった。

 

パーフェクト10をマークした喜納海人

 

喜納海人がパーフェクト10で5位。 


また、日本のJPSAでも活躍し、ハワイ在住にの日本人サーファーである喜納海人が、ラウンド2から出場。サンセットのQSでもファイナルまで勝ち上がった経験のある喜納海人は、今回もクオーターファイナルまで進出。なんとそこでパーフェクトの10ポイント・ライドをスコアした。

 

「セットの波が入って来るのが見えたんですが、ちょっと奧過ぎるかなって思ったんです。」と、喜納海人が言った。

 

「でも、他の選手がそれにパドルしたので、僕が行ったんです。プルインしたら凄いシャンデリアでした。僕はリラックスしたままでいて…それでフォーム・ボールが僕をキックして、スピードを与えて、自分を押し出したんです。そのあと、もう1本のバレルも手に入れたんです。最高でしたね。」

 

続けてタヒチで行われるWSLメンズQS1,000「パパラ・オープン・プロ」と、メンズ&ウイメンズのジュニア・プロ1,000が3月13日から18日までのウエイティング期間で開催予定。ウイメンズのプロジュニアにはマヒナ前田、メンズには喜納海人をはじめ、日本の脇田泰地もQSとプロジュニアに出場。

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1417/papara-pro-open-tahiti

 

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今年、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のハワイは、タヒチを迎え入れ、2つの太平洋群島を結合する 新しいリージョンのハワイ/タヒチ・ヌイ・リージョンとなった。


2016年リージョナル・カレンダーに、ランギロア・オープン・プロ(メンズ)QS1,000、パパラ・オープン・プロ(メンズ)QS1,000、パパラ・プロ・ジュニア(メンズ)JT1,000、バヒネ・プロ・ジュニア(ウイメンズ)JT1,000という新たなQSとジュニアで4つのイベントを加えられ、これらのランギロアとパパラ・イベント・ポイントは、HAW/TAHリージョナル・ランキングにカウントされる。

 

このHAW/TAHに新しいコンテストが追加されたことで、ハワイアンとタヒチアンにとってCTイベント、トリプルクラウンへクオリファイするためのポイントを稼ぐことのできるイベントが6つとなった。

 

「サーフィンというスポーツにおいて、ハワイとタヒチには長い結び付きがありました。そして、現在クオリティ・サーフィン・イベントのパートナーシップとして、我々は将来に向けたリレーションシップを強化するチャンスを持っているのです」と、WSLハワイ・ツアー・マネージャーのバート・イシマルが言った。

 

「ハワイの様に、タヒチは世界有数のリーフ・ブレイクを保有しており、我々のリージョナル・サーファーにとって、そんな素晴しいロケーションで試合がチャンスがある事は極めて貴重なのです。」

 

 

Final
1st – Kai Mana Henry (HAW), $2,000 and 1000 points
2nd – Finn McGill (HAW), $1,000 and 750 points

Semifinals – 1st advances, 2nd = 3rd place
SF1: Kai Mana Henry (HAW), Matthew McGillivray (ZAF)
SF2: Finn McGill (HAW), Cody Young (HAW)

Quarterfinals – 1st advances, 2nd = 5th place
QF1: Kai Mana Henry (HAW), Enrique Turo Ariitu (PYF)
QF2: Matthew McGillivray (ZAF), Heifara Tahutini (PYF)
QF3: Cody Young (HAW), Kaito Kino (HAW)
QF4: Finn McGill (HAW), Diego Mignot (FRA)

Round of 16 – 1st and 2nd to Quarterfinals, 3rd = 9th, 4th = 13th place
H1: Kai Mana Henry (HAW), Heifara Tahutini (PYF), Mauiki Raioha (PYF), Hank Gaskell (HAW)
H2: Matthew McGillivray (ZAF), Enrique Turo Ariitu (PYF), Jason Shibata (HAW), Billy Kemper (HAW)
H3: Kaito Kino (HAW), Finn McGill (HAW), Taumata Puhetini (PYF), Hira Teriinatoofa (PYF)
H4: Diego Mignot (FRA), Cody Young (HAW), Ariihoe Tefaafana (PYF), Mihimana Braye (PYF)