イスラエルでWSL-QSイベントが開催され、モード・ル・カーとペドロウ・ヘンリークが優勝。

イスラエルでWSL-QSイベントが開催され、モード・ル・カーとペドロウ・ヘンリークが優勝。 


Pedro Henrique © WSL/Masurel

 

 

2016年1月25日 ― コンティキ・ビーチ(イスラエル):WSLヨーロッパの2016年のクオリファイング・シリーズのファースト・イベントとしてWSL-QS1,500イベント「SEAT Pro ネタニア pres. by Billabong」が地中海に面したイスラエルのネタニア、コンティキ・ビーチで開催された。

 

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ネタニヤは、イスラエルの中央地区北部、シャロン平原に位置する都市で観光地として人気が高い場所。イスラエルのネタニアは、インプレッシブ・ブレイクをもつサーフシティで、サーファーのラージ・コミュニティがあるエリア。意外にもサーフィンは、イスラエルで最も人気があるスポーツの1つで、あらゆる年齢のサーファーコミュニティ とサーフカルチャーが急速に発展しているようだ。

 

モード・ル・カーとペドロウ・ヘンリーク © WSL/Masurel

 

 

そんなイスラエルで1983年に第1回大会がスペシャルイベントとして開催され、そのコンテストでは、1993年のワールド・チャンピオンで、パイプ・マスター&マルチプル・トリプルクラウン勝利者のハワイアン、デレク・ホーが優勝。今回は33年振りに2回目のサーフィンプロ・コンテスト開催となった。

 

ファイナルデイは、生憎のオンショアの3~4フィート・コンディションで行われ、モード・ル・カー(FRA)とペドロウ・ヘンリーク(PRT)が優勝。

 

元CTサーファーのヘンリークは、イスラエルでパーフェクトなキャンペーンをスタート。ビッグ・エアとソリッド・カーヴィングで、イベントのハイエスト・シングル・ウェイブ・スコアとベスト・ヒート・トータルも叩き出し、5ラウンドを勝って賞金10,000ドルと1,500のランキング・ポイントを手に入れた。

 

ミヒマナ・ブレイ(PYF)© WSL/Masurel

 

また、先日ポルトガルで行われたWJCでも活躍した、タヒチのミヒマナ・ブレイ(PYF)が今回は2位。今シーズンは彼にとって飛躍の年となりそうだ。

 

モード・ル・カー(FRA) © WSL/Masurel

 

 

ウイメンズ・ディビジョンにおいては、モード・ル・カー(FRA)が、ソリッドな7ポイント・ライドでファイナルをスタート。対戦相手のカミラ・ケンプ(PRT)へ開始早々にプレッシャーをかけた。

 

カリフォルニアのイベントでも優勝していたル・カーは、更にバックアップも揃え、ウイメンズとしては初開催となるイスラエルでのQSタイトルを手にし、今シーズンQS2勝目をあげた。

 

 

 

SEAT PRO・ネタニア・メンズ・ファイナル結果:
優勝:ペドロウ・ヘンリーク(PRT)16.83
第2位:ミヒマナ・ブレイ(PYF)9.34
SEAT PRO・ネタニア・ウイメンズ・ファイナル結果:
優勝:モード・ル・カー(FRA)12.00
第2位:カミラ・ケンプ(PRT)9.00

 

SEAT PRO・ネタニア・メンズ・セミファイナル結果:
SF 1:
ミヒマナ・ブレイ(PYF)13.30 def.。
アロンゾ・コレア(PER)8.50
SF 2:
ペドロウ・ヘンリーク(PRT)15.67 def.。
イーサン・エギグレン(EUK)12.43


オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mqs/1364/seat-pro-netanya