ビラボン・パイプ・マスターズは明日再開。ラウンド3でワールドタイトル争いのシナリオは

ビラボン・パイプ・マスターズは明日再開。ラウンド3でワールドタイトル争いはどうなるのか。

明日再開予定の試合に向けウォーミッグアップをする3-タイムWSLチャンピオンのミック・ファニング（AUS）R3でジェイミ・オブライエン（HAW）と対戦. Image: WSL / Cestari

バンザイ・パイプライン、オアフ/ハワイ（2015年12月15日火曜日）今シーズンのWSL-CT及び、VANSトリプルクラウン最終戦となる「ビラボン・パイプ・マスターズ・イン・メモリー・オブ・アンディ・アイアンズ」は、期待されたスウェルを待って、現地時間の昼までウエイティングとなったが、うねりは届かずに結局レイデーとなった。

現在は試合はラウンド2が終了したところ。現地時間で明日の12月16日水曜日をピークにビッグなパイプラインが姿を見せて来れそうだ。

コンテストが再開されればラウンド3から。気になるワールドタイトル争いは、数字的に王冠に手が届く選手が５名勝ち残っており、このラウンド3で大きな動きがありそうだ。

「スウェルに力が増し、より良いディレクションのセットが入るようになって来ましたが、まだコンスタントではないので本日の開催をキャンセルとしました。」と、WSLコミッショナー・キーレン・ペローが言った。

「しかし明日、午前8時には大会がスタートされ、木曜日にフィニッシュとなるでしょう。そして、明日は素晴しいサーフィンが見られると思います。」

ラウンド3のオープニング・ヒートには、ガブリエル・メディーナ（BRA）がワールド・タイトルの望みを繋ぐためジョディ・スミス（ZAF）と戦う。

数字的にWSLタイトルを獲得出来る可能性のある5人のアスリートのシナリオは以下のようになる。

*ミック・ファニングが
ラウンド3で破れ、第13位でフィニッシュするならば、
ジュリアン・ウィルソンは優勝が必要
ガブリエル・メディーナは3位かそれ以上
エイドリアーノ・デ・スーザは9位かそれ以上
フリーペ・トリードは13位かそれ以上でワールド・タイトルを獲得

*ファニングが
ラウンド５で破れ、第9位でフィニッシュするならば、
メディーナは、優勝が必要、
デ・スーザは、5位が必要
トリードは、9位が必要

*ファニングが
クオーターファイナルで破れ、第5位でフィニッシュするならば、
メディーナは、優勝が必要、
デ・スーザは、3位が必要
トリードは、5位が必要

*ファニングが
セミファイナルで破れ、第3位でフィニッシュするならば、
デ・スーザは、2位が必要
トリードは、3位が必要

*ファニングがファイナル進出
第2位でフィニッシュするならば、
デ・スーザは、優勝が必要
トリードは、優勝が必要

ミック・ファニングが優勝すれば、彼はワールド・タイトルを獲得する。