ISAワールド・ボディボード・チャンピオンシップで岡澤紫織が2度目の金メダル。鈴木彩加4位
イキケ、チリ、2015年12月13日－ 2015年12月6日～12月13日まで、南米チリ・イキケで開催されていたISAワールド・ボディボード・チャンピオン シップで日本の岡澤紫織がアンダー18ガールズで優勝。日本に金メダルをもたらした。
アンダー18ガールズではファイナルまで、他の選手を全く寄せ付けない、圧倒的な強さで勝ち上がった岡澤紫織は、ビクトリア・モラエス（BRA）キム・ヴェトゥ（FRA）アナイス・ヴェリーズ（CHI）とファイナルで対戦。
ヒート前半は思うような波を掴めず、スコアを伸ばせずにいた岡澤だったが、ヒート後半に入り、セットのライトハンダーでビッグなエルロロをメイク。7.60をスコアしてトップへ。ラストウェイブでは5.67でバックアップを塗り替え、ヒートスコア13.27で優勝した。
岡澤は2012年にベネズエラ・マルガリータ島で開催されていたISAワールド・ボディボード・チャンピオンシップでもアンダー18ガールズで優勝しており、2度目の金メダル獲得となる快挙を成し遂げた。
Final Day of Competition – 2015 Iquique Para Todos ISA World Bodyboard Championship
「金メダルを獲得出来て、とてもハッピーです。子供の頃に日本で初めてボディボードをやっているのを見て、やってみたいと思いました。一生懸命にトレーニング を積んで、2度目のISAワールド・チャンピオンシップで優勝する事が出来ました。今回、世界戦出場にあたって、沢山の方々からサポートしていただき本当に感謝しています。夜遅くまでライブで応援してくださった日本の皆さん、沢山の応援ありがとうございました♪」と、岡澤がコメントした。
また、ウイメンズ・オープンでは、日本の鈴木彩加が、リパチャージの敗者復活戦を強いられながら、プロの意地を見せて、グランドファイナルまで進出。
ファイナ ルでは、ネイマーラ・カーバリオ（BRA）アン・セシール・ラコステ（FRA）ジョアナ・シェンカー（POR）と対戦。スタートからネイマーラのハイスコ アで開始するが、鈴木がネイマーラに対しパドリング・インターフェアを侵す。それで完全にリズムを崩した鈴木彩加。最後まで諦めずチャージしたが4位で フィニッシュ。
また、ドロップニーでも日本の富田和麻がファイナルデイまで勝ち上がり、リパチャージのファイナルを戦ったが惜しくも僅差の3位敗退となり、惜しくもグランドファイナル進出を逃し、今大会を５位でフィニッシュ。
今回は日本代表としてオープン・メンで榎戸崇人、近藤忠義、高橋広俊、アンダー18ボーイズで蛭間拓人が出場したが、最終日を前に敗退していた。
今回の ISAワールド・ボディボード・チャンピオンシップには、ブラジル、チリ、コスタリカ、フランス、ジャパンなど１４カ国のナショナルチームが参加。2012年は大原沙莉と岡澤紫織が2クラスでのW優勝の快挙を成し遂げたが、今回も日本は2つのメダルを獲得。国別総合で第５位となった。
今回のイベントでは、男子オープンで2012年と2013年のオープン・メンズ・ゴールド・メダリストであるブラジリアンのエデル・ルチアーノが3度目の優勝。ブラジルは４つのディビジョン全てでファイナルに残り、総合優勝で金メダルを獲得した。
Watch the whole event action via webcast on demand: http://isaworlds.com/bodyboarding/en/live/
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ファイナル結果：
ガールズU-18
岡澤紫織（JPN）、ゴールド・メダル
ビクトリア・モラエス（BRA）、シルバー・メダル
キム・ヴェトゥ（FRA）、ブロンズメダル
アナイス・ヴェリーズ（CHI）、カッパーメダル
ボーイズU-18
ヨシュア・トリード（CHI）、ゴールド・メダル
ソクラテス・サンタナ（BRA）、シルバー・メダル
ステファノス・ココレリス（POR）、ブロンズメダル
ミロ・ドラージュ（FRA）、カッパーメダル
ドロップニー
ルイス・ロドリゲス（VEN）、ゴールド・メダル
セザール・バウアー（PER）、シルバー・メダル
レナート・アレジャノ（カイ）、ブロンズメダル
ダニエル・アルベス（BRA）、カッパーメダル
オープン・ウイメンズ
アン・セシール・ラコステ（FRA）、ゴールド・メダル
ネイマーラ・カバーロ（BRA）、シルバー・メダル
ジョアナ・シェンカー（POR）、ブロンズメダル
鈴木彩加（JPN）、カッパーメダル
オープン・メンズ
エデル・ルチアーノ（BRA）、ゴールド・メダル
アラン・ムニョス（カイ）、シルバー・メダル
ミゲール・ロドリゲス（PER）、ブロンズメダル
マティアス・ディアス（カイ）、カッパーメダル
ファイナル・チーム・ランキング：
1. ブラジル
2. チリ
3. フランス
4. ペルー
5. 日本
6. ポルトガル
7. ベネズエラ
8. コスタ・リカ
9. オーストラリア
10. エクアドル
11. メキシコ
12. プエルトリコ
13. スペイン
14. イタリア
