カノア五十嵐がR5進出。大原洋人は17位。QS「レッド・ノーズ・プロ・フロリアノポリスSC」
フロリアノポリス、サンタカタリーナ、ブラジル、2015年10月24日土曜 日:WSLクオリファイ・シリーズ・ブラジル3連戦の初戦となるQS6000「レッド・ノーズ・プロ・フロリアノポリスSC」は大会5日目。
降り続けた雨も上がり、ようやく真っ青なブラジリアン・スカイが姿を現したコンテスト会場だったが、波は生憎のコンディションが続き、南からの強いオンショアが吹く、2フィート・レンジという厳しいコンディションとなった。
Red Nose Pro15 – Highlights Day 5
きのう素晴しいパフォーマンスで勝ち上がったカノア五十嵐と大原洋人は、ラウンド4の3人ヒートで、2度のWSLサウス・アメリカ・プロ・ジュニア・チャンピオンである、ブラジルのデイヴィッド・シルヴァ(BRA)と対戦した。
USオープン以来の対決となるカノア五十嵐と大原洋人の対決。ハンティントンでは大原洋人に軍配が上がったが、今回はカノア五十嵐がリベンジするか?それとも大原洋人が勝ち上がるか。注目のヒートとなった。
ヒート唯一のグーフィーフッターであるデイヴィッド・シルヴァが、フォアハンドでグッドレフトを掴んで、スピード、パワー、フローを伴ったライディングでソリッドなフィニッシュを決め、7.67をスコア。先制攻撃を仕掛けて来た。
シルヴァはセカンドウェイブでも6.17をスコア。ヒートスコア13.84でヒートを完全に支配。大原洋人もバックハンドのストレートアップで応戦。4.50、3.70をスコアして2位に付ける。
カノア五十嵐は大技を仕掛けるがインコンプリート。波とリズムが合わず、焦りがサーフィンに出てスコアが伸ばせない。大原洋人は、再びレフトをキャッチし5.27をスコア。3位のカノアとの差を広げていく。シルヴァは駄目押しのエクセレント8.50をスコア。ヒロトとカノアをコンビネーションへ追い込む。
シルヴァの独壇場となったヒート。カノアと洋人の2位争いが激しさを増していった。前半のレフト狙いから、後半ライトブレイクに的を絞り、調子を上げて来たカノア五十嵐。
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ネクストコールは、現地時間の 2015年10月25日7時30分 、日本時間の 2015年10月25日18時30分です。
ライブ中継はこちら。
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1250/red-nose-pro15-florianpolis-sc/live