JPSAロング第5戦「クリオマンション茅ヶ崎ロングボードプロ」開幕。7名がプロ公認を獲得。

JPSAロング第5戦「クリオマンション茅ヶ崎ロングボードプロ」開幕。7名がプロ公認を獲得。 


 

10月3日(土)、神奈川県茅ケ崎市:JPSAロングボード第5戦「クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ」が10月3日(土)から4(日)まで、 神奈川県茅ヶ崎市パークで開催される。茅ヶ崎でのプロコンテストは、34年のJPSA史上初開催という歴史的なコンテストとなった。


地形の整ったWバンクを使い、足早にヒートを消化。午後はやや強まった南寄りの風で波質を落としつつも南西ウネリでコシ~ハラサイズをキープ。明日は、南西ウネリはさらに弱まり、物足りないスモールコンディションとなる予報。

 

 

今大会の特別協賛は明和地所株式会社


コンテストは、2箇所のダブルバンクを使い、女子プロトライアルR-1からスタート。その後男子プロトライアル、男女プロ本戦ラウンド1から、女子ラウンド2、男子ラウンド3までが行われた。

 

今回行われたプロトライアルでは、佐久間真美(マナミ)、佐久間由佳、矢澤直子。松淵秀人、小島健太郎、田沼亮、西崎公彦といった、7名が公認プロ資格を獲得。

 


男子では、元グランドチャンピオンの喜納元輝が、3年ぶりのJPSAへ参戦。久し振りにゲンキらしい素晴しいサーフィンを披露し、ギャラリーを沸かせた。また女子のトップシードが登場するラウンド2では、前回のオールジャパンで優勝した菅谷裕美がまさかの敗退。明日は男子ラウンド4からトップシードが登場する。

 

気になるグラチャン争い。男子は今シーズン4戦3勝の森大騎が、2位の堀井哲に1560ポイント差を付けてトップを独走。女子でも昨年度のグランドチャンピオンで、同じく4戦3勝の吉川広夏が、2位の大池裕美子に1820ポイント差を付けて、レースを完全にリードしている。

 

今回の茅ヶ崎を入れて、試合は残すところ2戦。圧倒的な強さを見せる森と吉川がこのまま逃げ切るのか。

 

 


茅ヶ崎パークは地形が整い、上げ下げでもコンスタントに波がブレイク。波数もありライダブルなコンディション。石塚晃

喜納元輝。気象予報士としての仕事でアメリカへ帰国。今回は3年ぶりのJPSAへの参戦。R-1では日本の波に戸惑うところもあったが、勝ち上がるとともに波に慣れて、いつもの元輝の演技が復活。パワーありの流れる演技。やはり上手いね。

喜納元輝と笹木智子さん(茅ヶ崎市役所秘書広報課姉妹担当)

茅ヶ崎市は昨年10/24にハワイのホノルル市・群と姉妹都市協定を結び一周年を迎える。10/17-31に茅ヶ崎市内各所で「HONOLULU WEEK」を開催。31日には「チガサキハロウィン」で中央公園でイベントも。

吉川広夏の妹、18歳の未来(ミク)。吉川家で唯一のグーフィーフッター。実力は未知数ながら、「スタイリッシュ」とぴろタンのコメント。

公認プロ資格獲得。佐久間真美(マナミ)はサーフアーティストKOBUとしても活動
公認プロ資格獲得者/佐久間由佳
公認プロ資格獲得者/矢澤直子

公認プロ資格獲得者/松淵秀人
公認プロ資格獲得者/小島健太郎
公認プロ資格獲得者/田沼亮
公認プロ資格獲得者/西崎公彦

今年の全日本のロングボードでは、優勝が西崎公彦、2位がこの田沼亮。見事なハング5を決める田沼

地元の大声援に応え、大健闘した田沼亮。ラウンド3を勝ち上がった。

田沼亮、牧野拓滋に茅ヶ崎サーフィン協会の大応援団。
地元の意地を見せてラウンド3を勝ち上がった牧野拓滋
吉川広夏。2年連続グランドチャンピオンに王手のピロタン。
絶好のコンディションでコンテストがスタート。烏帽子岩がくっきりと。
富士山をオレンジ色に染める美しいサンセット。
最年長の現役プロとしてコンテストに出場し続ける小室正則プロ。一週間前から禁酒。さらに公園で腹筋鍛えて、ノーズライドに磨きをかけて今大会に臨む。
悲願のプロ公認獲得。矢澤直子
美しい見事なハング5でR2-H3を1位でラウンドアップした岡澤紫穂。
今年第3戦の湘南辻堂で優勝した松山欣則。茅ヶ崎ではどんな活躍を見せるか。
シングルフィンにこだわり、クラシックなスタイルを貫く新城譲。

 

 

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写真&リポート:山本貞彦