洋之介メモリアルカップ2015の開会セレモニーが神奈川県立葉山公園にて開催された。
2015年7月26日(日)、神奈川県立葉山公園にて、「洋之介メモリアルカップ2015」開会セレモニーが開催された。当日は大会に出場する日本を代表するビッグウェーバーが集い、大会趣旨の説明、安全祈願、佐久間洋之介への追悼が行われた。
葉山の海で生まれ育ち、2006年1月2日に葉山の海で逝った若きビッグウェイバー/ウォーターマン佐久間洋之介(享年25歳)がチャレンジし続けた場所「Yono Peak」。
サーフィンを通し、海そして、かけがえの無い自然への畏敬の念と、次世代のウォーターマンの育成を願い、昨年2014年に佐久間洋之介が愛した波「Yono Peak」を舞台としたビックウェイブ・サーフィンコンテスト「洋之介メモリアルカップ葉山」が開催されることとなった。
25歳という若さで葉山の海で逝った、日本が世界に誇るビッグウェイバーの一人、佐久間 洋之介。あまりに突然過ぎる悲劇に日本のサーフィン界は悲しみに沈んだ。鎌倉で行われたセレモニーが昨日のように思い出される。
日本をはじめ、海外の 雑誌でもビッグウェイブにチャージする彼の勇姿は大きくフィーチャーされた。映像などでも、その才能を発揮し、DVDをリリース。これからサーフィ ンのこと、海に対する自分の思いを様々な形で人々に伝えて行こうと思った矢先の悲劇だった。
今年は、ウェイティング期間を8月1日〜10月31日と昨年よりも1ヶ月伸ばし、大会に適した波・風・天気等の気象条件に達した時に、日本でも有数なビッグウェーバー15名を招待し、ビックウェイブサーフィンコンテストを開催する。
昨年の「第一回洋之介メモリアルカップ葉山」は、大会に相応しい波やコンディションが整わなかったため、大会は開催されなかったが、今シーズンは素晴しいコンディションでイベントが開催されることを願いたい。
イベント特別協賛のH.L.N.A代表である中村竜氏の出場選手としてセレモニーに参加。
2015年出場選手
脇田貴之、小川直久、田中宗豊、中村竜、中迫謙吾、西山千草、佐藤和也、沼田裕一、大野修聖、堀口真平、金田輝士、渡辺将人、蛸優樹、小川幸男、藤村篤、関本海渡、河村海沙、中村昭太、高貫佑麻、松岡慧斗、ケオニ野崎、湯川正人、大橋海人、田中海周、仲村拓久未、村上舜、佐藤魁、浜瀬海、脇田泰地、安室丈、佐久間泰介。
撮影:山本貞彦
〜洋之介メモリアルカップ葉山2015概要〜
【名称】洋之介メモリアルカップ葉山2015
【場所】葉山公園・葉山大浜海岸(小磯)
【ビックウェイブサーフィンコンテスト開催日時】
2015年8月1日~10月31日の間、下記開催の条件を満たした時【開催目的】
「洋之介メモリアルカップ葉山2015」は、以下を目的とし開催します。
1. 出場サーファーのビッグウェイブライディングを通じ、サーフィンというスポーツを通じて楽しさや感動を与え、自然と向き合うことの大切さを伝える。
2. 海に関する高い知識とスキルを持つ次世代「ウォーターマン」の育成。
「ウォーターマン」とは、「海のプロフェッショナルとして、あらゆるマリンスポーツに精通し、人命救助能力、環境保護と地域貢献を担っていく人間」である。
3. 自然環境との共存と保全意識の強い醸成。
4. 大会ライフセーバー、ジェットレスキュー、カメラマンといったプロフェッショナルへの関心を高める。【洋之介メモリアルカップ葉山2015内容】
開会セレモニー、ビックウェイブサーフィンコンテスト、レスキュー講習会【ビックウェイブサーフィンコンテスト開催条件】
大会に適した波(うねり)があり且つ、大会進行を安全に確保出来る事。さらなる情報は下記。
日本屈指のビッグウェイバーが顔を揃えた。田中宗豊、中村竜、佐藤和也