WSL-CT第4戦「Oiリオ・プロ」はメンズのベスト4とウイメンズのベスト8が決定

WSL-CT第4戦「Oiリオ・プロ」はメンズのベスト4とウイメンズのベスト8が決定 


フリーペ・トリード(BRA)IMAGE CREDIT: © WSL / Smorigo

 

バーハ・ダ・チジュカ、リオデジャネイロ/ブラジル(2015年5月16日土曜日)トップランクの選手が次から次へと敗退する、波乱の展開となっているWSL-CT第4戦「Oiリオ・プロ」は、異常なまでに熱気を帯びた満員状態のビーチで、明日のファイナル・デイのクライマックスに向けたメンズのベスト4と、ウイメンズもベスト8が決定した。

 

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フリーペ・トリード(BRA)は、セミファイナルで何千ものファンの大声援に応えた。トリードのエア・ゲームは、今回のダークホースであるルーキー、リカルド・クリスティ(NZL)とのヒートで最大限の効果をあげた。

 

「クレイジーですね。ここでこんな凄いギャラリーを見たことがありませんよ。」と、トリードが言った。「物凄い人で、何も聞こえないほどです。信じられないです。自分のパフォーマンスには満足ですが、ファイナルのためにベストはセーブしておきます。

 

今シーズンは開幕戦で優勝でき、その後の2戦も良い結果を残せて、素晴しいスタートになっています。最終的にトップ5には入りたいですが、ワールド・タイトル・レースに絡んでいきたいです。」

 

イタロ・フェレイラ(BRA)IMAGE CREDIT: © WSL / Smorigo

 

ルーキーのイタロ・フェレイラ(BRA)は、クオーターファイナル2で友人のジャドソン・アンドレ(BRA)を下した。セミファイナルではファイナル・スポットをかけ、トリードとバトルする。

 

フェレイラとアンドレのヒートは、トップが何度も入れ替わるシーソーゲームとなったが、最終的にフェレイラが僅差でアンドレを破り、セミファイナルへ勝ち上がった。

 

「僕は、いま最高にハッピーです」と、フェレイラが言った。「ジャディ(ジャドソン・アンドレ)とのヒートに対して感謝したいです。勝ち上がれて嬉しいですね。トリードとのセミファイナルは最高です。ビーチで応援してくれた皆と、自分のファミリーに感謝したいです。この場所で、ブラジリアンがファイナルに残れて素晴らしいです。」

 

ビード・ダービッジ(AUS)IMAGE CREDIT: © WSL / Smorigo

 

 

ブラジリアン旋風が吹き荒れる中、クオーターファイナルのヒート3とヒート4は、オーストラリアン・マッチアップとなった。

 

安定した強さを見せたビード・ダービッジ(AUS)は、縦横無尽にターンを重ねるダービッジは、エクセレントの8.07をマークし、ジョシュ・カー(AUS)を粉砕した。

 

「ライトがゴーインオフしていて、ファイナルはさらにビッグになると思います。」と、ダービッジが言った。「今シーズンは2度も25位になって、ひどいショックを受けていたんです。昨年は良いシーズンでした。今年も首尾一貫した一年にしたいです。願わくば、これをターニング・ポイントとし、明日の最終日は良い結果を残したいですね。」


 

マット・ウィルキンソン(AUS)IMAGE CREDIT: © WSL / Smorigo

 

マット・ウィルキンソン(AUS)は、セミファイナルでオーウェン・ライト(AUS)を下して、セミファイナル進出を決めた。

 

「僕はパドルアウトして、小さい自分のスポットを決めていたんです。」と、ウィルキンソンは言った。「ヒートのファースト・ウェイブは緊張するんですが、何故か今回は最高の気分でしたね。オーウェン(ライト)とのヒートはいつも怖い。彼はエアをほとんどメイクしますからね。ずっと不安でした。」

 

レイキー・ピーターソン(USA)IMAGE CREDIT: © WSL / Smorigo

 

ウイメンズのコンペティションで、レイキー・ピーターソン(USA)は、昨年のイベント勝利者サリー・フィッツギボンズ(AUS)とワイルドカードのキーリー・アンドリュー(AUS)とのラウンド3で9ポイントをスコアし、クオーターファイナル一番乗りを決めた。

 

「自分がサーフィンの練習をしていたカリフォルニアのベンチュラに、ちょっと似ている感じの波でしたね。」と、ピーターソンが言った。「楽しんでサーフィンしていました。たくさん波に乗る事で、チャンスを増やすというのが鍵だと思っていたんです。」

 

ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)IMAGE CREDIT: © WSL / Smorigo

 

 

フィッツギボンズはラウンド4ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)と対戦。セカンド・ライドでエクセレントの8.83を記録したビュインダッグが勝ち上がった。フィッツギボンズはスコアを見つけることができず、第9位タイでフィニッシュ。ビュインダッグがクオーターファイナル進出を決めた。

 

「自分のホームでは、ライトハンド・ポイント・ブレイクでサーフィンすることが多くて、レフトの練習をあまりしていないんです。」と、ビュインダッグが言った。

 

「あまり多くの事を期待しないとき、驚くような出来事が起ると思うんですが、このヒートがそうでしたね。自分のリズムを掴んだヒートでした。更に上を目指していきたいです。」

 

タイラー・ライト(AUS)は、本日のハイエスト・ヒート・トータル 17.57を記録。支配的なパフォーマンスとビッグターンでシルヴァナ・リマ(BRA)とタティアナ・ウエストン-ウェッブを抑えて、クオーターファイナル進出を決めた。

 

開幕から2勝をあげて、ワールドno. 1のポジションをキープするカリッサ・ムーア(HAW)は、順調に勝ち上がり、今季3度目のCT勝利に向けて、クオーターファイナル進出を果たした。

 

 

ネクストコールは、日本時間5月17日の夜19時。

 

 

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オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1234/oi-rio-pro

 

Oiリオ・ウイメンズプロ・ラウンド2結果:
ヒート1:シルヴァナ・リマ(BRA)11.83 def.ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)9.50
ヒート2:ジョアン・デフェイ(FRA)10.00 def.アレッサ・クイゾン(HAW)5.43
ヒート3:タイラー・ライト(AUS)14.83 def.ルアナ・カウティーノ(BRA)6.84
ヒート4:レイキー・ピーターソン(USA)14.77 def.セージ・エリクソン(USA)10.77
ヒート5:マリア・マニュエル(HAW)15.60 def.ローラ・エネバー(AUS)14.27
ヒート6:ココ・ホー(HAW)9.83 def.ディミティ・ストイル(AUS)8.17

 

Oiリオ・ウイメンズのプロ・ラウンド3結果:
ヒート1:レイキー・ピーターソン(USA)16.83、サリー・フィッツギボンズ(AUS)12.23、キーリー・アンドリュー(AUS)7.76
ヒート2:カリッサ・ムーア(HAW)14.87、ジョアン・デフェイ(FRA)9.84、ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)8.37
ヒート3:タイラー・ライト(AUS)17.57、シルヴァナ・リマ(BRA)13.60、タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)8.63
ヒート4:マリア・マニュエル(HAW)13.77、コートニー・コンローグ(USA)12.93、ココ・ホー(HAW)8.86

 

Oiリオ・ウイメンズプロ・ラウンド4結果:
ヒート1:ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)15.70 def.サリー・フィッツギボンズ(AUS)14.32
ヒート2:キーリー・アンドリュー(AUS)14.33 def.ジョアン・デフェイ(FRA)13.00
ヒート3:ココ・ホー(HAW)11.16 def.シルヴァナ・リマ(BRA)9.43
ヒート4:コートニー・コンローグ(USA)15.83defタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)10.87

 

Oiリオ・ウイメンズプロ・クオーターファイナル・マッチアップ:
QF 1:レイキー・ピーターソン(USA)対ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)
QF 2:カリッサ・ムーア(HAW)対キーリー・アンドリュー(AUS)
QF 3:タイラー・ライト(AUS)対ココ・ホー(HAW)
QF 4:マリア・マニュエル(HAW)対コートニー・コンローグ(USA)

 

Oiリオ・メンズプロ・クオーターファイナル結果:
QF 1:フリーペ・トリード(BRA)15.00 def.リカルド・クリスティ(NZL)11.50
QF 2:イタロ・フェレイラ(BRA)14.30 def.ジャドソン・アンドレ(BRA)13.74
QF 3:ビード・ダービッジ(AUS)14.30 def.ジョシュ・カー(AUS)11.20
QF 4:マット・ウィルキンソン(AUS)13.76 def.オーウェン・ライト(AUS)11.30

 

Oiリオ・メンズプロ・セミファイナル・マッチアップ:
SF 1:フリーペ・トリード(BRA)対イタロ・フェレイラ(BRA)
SF 2:ビード・ダービッジ(AUS)対マット・ウィルキンソン(AUS)