エイドリアーノ・デ・スーザが、ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロで優勝

エイドリアーノ・デ・スーザが、ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロで優勝 


IMAGE CREDIT: (C) WSL / Kirstin

 

マーガレット・リヴァー、ウェスタン・オーストラリア(2015年4月24日金曜日)WSL-CT第3戦「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ」は、素晴しいコンディションでファイナルデイを迎え、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)がファイナルで、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を下し、5度目のCT勝利を勝ちとった。

 

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「地球上の最も素晴しいサーファーを克服した気分です。」と、デ・スーザが言った。「僕はとてもハッピーです。そして、モチベーションが上がった感じです。

 

ベルズでもファイナルに残ったものの優勝出来ずに本当に駆り立てられていました。この階段に自分の名前が刻まれる事は本当に名誉だと思います。毎朝この階段を下りていて、いつか僕の名前もここに残したいと思っていました。」

 

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CT10年目を迎えるデ・スーザにとって、今シーズンは開幕戦でセミファイナル、ベルズで2位、そして今回の優勝と素晴しい大躍進を見せている。そして、今回の勝利はデ・スーザをランキングのトップへと押し上げ、ゴールド・リーダー・ジャージで第4戦のブラジル開催のリオプロに挑む。

 

「ジョン・ジョン(フローレンス)は我々のツアーの中で、最もクレイジーなタレントの1人です。そして、我々は爆発しました。」 と、 スーザが続けた。

 

「僕はこのイベントを通してジョン・ジョンを見ていましたが、彼のサーフィンは圧倒的でした。僕は本当に刺激を受けました。リオに入り、ハード・ワークを続け、もっと上を目指さなくてはならないと思いました。」

 

 

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デ・スーザは、ファイナルまでに、タジ・バロウ(AUS)と11-タイム・ワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)を下した。

 

「このコンテストで起こったこと全てがチャレンジであると考えました。」と、デ・スーザが言った。

 

「我々は、ボックスで素晴らしいコンディションで試合ができ、メイン・ブレイクも最高でした。ラインナップでは自分を信じ続けました。優勝できて本当に嬉しいです。」

 

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フローレンスにとって今日はCTキャリア5度目で、今シーズン初のファイナル進出となった。今シーズン開幕から2戦連続で13位だった彼にとって、今回の第2位は、第8位のポジションまで彼を押し上げた。

 

2012年のイベント勝利者であるフローレンスは、今回のセミファイナルでワイルドカードのジェイ・デーヴィス(AUS)を、クオーターファイナルでナット・ヤング(USA)を下してファイナルまで勝ち上がった。

 

「ここに来るのが本当に楽しみなんです。」と、フローレンスが言った。

 

「昨年は早くに負けてしまったので、ボックスでサーフィンするチャンスがなかったのですが、今回はボックスでサーフィンでき、メインブレイクでは、自分の出来る限りのビッグターンができた、本当に素晴らしいイベントでした。

 

エンド・セクションは、フラットでダブルアップする本当にトリッキーでした。上手くタイミングを計るのが本当に難しいです。僕は何度もミスをしました。でもファイナルでは最高な波をメイク出来ました。エイドリアーノ(デ・スーザ)は危険なサーファーです。彼はすべてと調和していましたね。彼が掴んだのは僅か2本の波で、そこでハイ8をメイク。圧倒されましたよ。」

 

そのファイナルは、デ・スーザがスタートから、2つのビッグなカーヴィング・ターンとエンディングのフリーフォールでエクセレントの8.93をマーク。最後が決められないフローレンスは7ポイントで応戦した。デ・スーザは、クリティカル・サーフィンを続け、17.53のヒート・トータルでファイナルをコントロール。

 

フローレンスは4本目の波で9.00をマークするも、逆転には8.53が必要だった。ブラジリアンは、ヒート終盤に優先権を使って、フローレンスをブロック。その勝利を手に入れた。

 

 

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第3位となったナット・ヤング(USA)は、今年の2度目のセミファイナル進出。初のフローレンスとのマンオンマンとなったが、コンビネーション・シチュエーションに追い込まれ、最後にコンボはブレイクしたがバックアップが見つけられず敗退となった。それでも、今回の3位でランキングは5位となった。

 

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もう一人の3位はローカル・サーファーのタジ・バロウ(AUS)。デ・スーザとのセカンド・セミファイナルで激しいクロスヒートに敗れた。それでも今シーズンのベスト・リザルトを手に入れたタジは、ランキング6位のポジションを手に入れた。

 

次回のサムスン・ギャラクシー・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第4戦は、5月11日-22日、ブラジルのリオデジャネイロ、バーハ・ダ・チジュカで開催される「Oiリオプロ」となる。

 

 

 

ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズのファイナル結果:
優勝:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)-17.53
第2位:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)-16.87

 

ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ・メンズ・セミファイナル結果:
SF 1:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)16.87 def.ナット・ヤング12.90(USA)

SF 2:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)13.66 def.タジ・バロウ(AUS)13.27

 

オフィシャルサイトでは、ライブ中継の他、様々なコンテンツが用意されている。

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1226/drug-aware-margaret-river-pro

 

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