松岡慧斗が満点。ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロは男子8強、女子4強決定

松岡慧斗が満点スコア。ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロは男子8強、女子4強決定 


 

バリ島、クラマス(2015年4月19日、日曜日)バリ島で開催中のJPSA ショートボード開幕戦「ガルーダ・インドネシア 旅工房 ムラサキプロ supported by Princess Collection」は大会4日目。

 

大会は、メインラウンド男子トップシードが登場するラウンド4からスタート。続いて男子クオーターファイナル、そして女子セミファイナルまでが終了。男子ベスト8、女子ベスト4が決定した。

 

加藤嵐

 

 

またBALIトップ8選手とJAPANトップ8選手によるバリ日本親善試合がセミファイナルまで行われ、日本の加藤嵐がファイナル進出を果たした。


本日の会場となったクラマスの天気は曇りから晴れ。朝一は潮が干き過ぎでガリガリ。波は頭から頭オーバー。昨日よりはサイズダウンでも、風も弱めで面はクリーン。これまでのベストコンディションとなった。

 

大会がスタートするとともにスウェルが入り出しサイズもアップ。チュービーな波での戦いとなった。しかし、3時間経ち、後半に入ると風が吹き出し、面を乱すコンディションへとなり、チューブからアクション勝負へと変わった。

 

松岡慧斗

 

 

そんな中で男子では、松岡慧斗が今大会初のパーフェクト10を叩き出した。また、田中英義と善家尚史が本日のハイエスト・ヒートスコア16 . 75をマーク。女子では、大村奈央が今大会のハイエストスコア9.25を含む、ヒートスコア16 . 25をマーク。そして、今回プロ公認を得た、15歳の西本萌が初のファイナル進出を果たした。

 

 

いよいよ明日はファイナルデイ。その用意された最高のステージでクライマックスへ。明日は会場に6:00AM集合です。

 

取材、撮影:山本貞彦

 


メンズセミファイナル

第1ヒート:田中海周、 田中英義、大野修聖 、高梨直人

第2ヒート:大澤伸幸、喜納海人、林健太、仲村拓久未

ウイメンズ・ファイナル

大村奈央、高橋みなと、西元萌、田代凪沙

 

オフィシャルサイトではライブ中継が行われています。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/

サーフメディアは現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに!https://www.facebook.com/SURFMEDIA.JP

 

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加藤嵐。
昨年の怪我が治っていなかったことが発覚し、後半は治療とリハビリに専念。
完治後はメンタル含めトレーニングを今大会前までオーストラリアで行ってきた。
今、アスリートとして自分が何をすべきか。
それが、わかっている嵐はこれから強くなるよ。
親善試合頑張れ!

高橋みなと。
上手くなっているね。
波まかせだった波乗りが、自分でコントロールできるようになった。
明日が楽しみ。

大澤伸幸。
ねじり込むという表現が合うノブのレールサーフィン。
サーフィンの真骨頂を魅せてくれた。
田中英義。
やはり上手いね。
コンディションをに合わせたボードコントロールはさすが。

田中樹。
今年はJPSAメインに廻る田中樹。
コーチングも含め、サーフィンは熟練度を増す。

田中海周。
日本でモヒカンの髪の色を抜いて、こちらで青色に染めた海周。
派手な髪に似合わず、基本を押さえた演技。
当てるとこ当て。決めるとこキメル。
昨年の鴨川の最終戦の優勝が自信になったか。

喜納海人。
ハワイ育ちの海人。
波が上がればそのスキルはさらに開花する。

松岡慧斗。
ガッツリ、チューブをフルメイク。
チューブを見極め、そこに突っ込む判断力は人一倍。
今大会の初の10ポイントで、今大会のベストスコア賞の筆頭候補に。


林健太。
もうこの人無しではクラマスは語れない。
チューブ、リップ、フローターと自由自在。

大野修聖。
今日もマーのヒートになったら、風が吹き出す。
嵐を呼ぶ男?
それでも自分の任務完了。
きっちり魅せるとこ魅せてラウンドアップ。

西元 – 萌 – エミリー。
波とハマると強いね。
柔軟なサーフィンは期待大。
お家はハワイでウクレレ屋さんだそうです。

田代凪沙。
WJC以来の波乗りチェックだったけど、いい感じでした。
サーフィンはモアパワフルでお願いします。

大村奈央。
友人の金子藍ちゃん曰く、方向音痴な大村奈央。
でも動物的な感覚というか、「ぐぅーーん」ときて、「ぱぁーーーん」と当てる。
もう感覚でわかっている。あの演技はスゴいです。
SF H-1で大村奈央が出した9.25ポイント。女子のベストライディング賞の候補です。

小川直久。
スゴイの一言。
もうそこまで行くか的なリスク背負い過ぎの攻めの攻め。
今回は敗退だけど、この挑戦は侮れない。
いつか成功するだろうし、その時の優勝は間違いない。

仲村拓久未。
一人で集中する姿。
今大会は優勝するという意気込みが、こちらにもビンビンに感じられた。

得意のバックハンドで開幕戦においてセミファイナル進出を決めた高梨直人。
中村昭太。クオーターファイナルで敗退。
昨年のイベントチャンピオン辻裕次郎。まさかのラウンド4敗退となった。
素晴しいバレルスキルを披露した善家尚史。
パワーに磨きがかかった小川幸男。
美しいスプレーをあげていた西修司は惜しくも敗退。
ラウンド4で敗退となったルーキー堀越力。
昨年のルーキーオブザイヤーの小林直海。今年は更なる上位を目指せ。
トレードマークのカーヴィングが冴えたダレン・ターナー。
ラウンド4を1位でラウンドアップした川畑太志。QFで惜しくも敗退。