フリーペ・トリード(BRA)とカリッサ・ムーア(HAW)がWSL-CT開幕戦を制す。

フリーペ・トリード(BRA)とカリッサ・ムーア(HAW)がWSL-CT開幕戦を制す。 


フリーペ・トリード(BRA)WSL / Cestari

 

 

クーランガッタ、クイーンズランド/オーストラリア(2015年3月13日金曜日)サムスン・ギャラクシー・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアーのオープニング・ストップである「クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールド・コースト」は、2日間延長したイベント・ウエイティング・ピリオドの最終日に、待ちに待ったスウェルが到着。3~4フィートのスナッパー・ロックスで男女ともファイナルデイを迎え、フリーペ・トリード(BRA)とカリッサ・ムーア(HAW)が勝利を手に入れた。

 

 

 

フリーペ・トリードがCTイベント初優勝 


フリーペ・トリード(BRA)WSL / Cestari

 

今回のイベントを通して絶好調で、CTイベント初優勝を手にしたフリーペ・トリード(BRA)は、メンズ・ツアー最年少。信じられないパフォーマンスを続け、ジュリアン・ウィルソン(AUS)とのファイナルでは、イベントのハイエスト・ヒート・トータル19.60で圧勝した。

 

CT3年目であるトリードは、絶えず刺激的なターンと猛烈なエアリアル・マニューバーを披露。そして、このイベントで優勝した二人目のブラジリアンとなった。ファイナルまでにトリードは、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)とビード・ダービッジ(AUS)を粉砕。ファイナルでは、ジュリアン・ウィルソン(AUS)と対戦となった。


 

フリーペ・トリード(BRA)WSL / Cestari

 

ツアーで最もプログレッシブなサーファーの2人によるニュースクール・マッチアップは、期待通りの素晴しい戦いとなった。そのファイナルは、トリードが先制。スタートから8.00をスコアし、さらに9.60をスコアして激しく攻めるとリードに対して、ウィルソンはじっくりと波を待ちヒート前半は全く波に乗らなかった。

 

ウイルソンも9ポイント・ライドで応戦するも、完全に勢いに乗ったトリードは、素晴らしいディスプレーで2本目の9ポイント・ライドをゲット。ラストウェイブではウィルソンのプライオリティー下で、高速なラディカル・サーフィンを披露。それは彼にパーフェクト10をもたらし、初のCTファイナル進出で、CT初優勝を手に入れた。

 

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Highlights: Finals Day at Quiksilver Pro and Roxy Pro Gold Coast

 

「これは世界におけるでベスト・フィーリングです。僕は本当にハッピーです」と、トリードが言った。「フィジカルとメンタルにおいて、どれほど僕がトレーニングをしてきたかを神と自分のファミリーだけが分かってくれている。僕はイベントに優勝出来て、とてもハッピーです。 そして、自分に凄く自信が持てました。今シーズンは、すべてのブラジリアンにとって素晴らしい一年になりそうです。

 

僕は本当に楽しんでいた。そして、自分のボードは本当に絶好調でした。最後の波は信じられませんでした。パーフェクト10をスコア出来たことは本当にクールだった。昨年はブラジルにとって素晴らしい一年で、僕はガブリエルを本当に誇りに感じました。彼の世界チャンピオンは、間違いなく自分にとってビッグなモチベーションになりました。」

 

 

ジュリアン・ウィルソン(AUS)WSL / Cestari

 

「本当に素晴らしいスタートを切れて嬉しいですね。」と、第2位となったウィルソンが言った。「ビーチのみんなは知っていたと思いますよ。フリーペがイベントで最も絶好調のサーファーであるということを。彼にお祝いを言いたいです。素晴らしいイベントでした。家族とともに参加出来る、このイベントが僕は好きです。第2位は最高で、みんなのおかげです。」

 

 

 

カリッサ・ムーア(HAW)が優勝。 


カリッサ・ムーア(HAW)WSL / Cestari

 

ロキシー・プロ・ファイナルは、 カリッサ・ムーア(HAW)とステファニー・ギルモア(AUS)が激しいバトルを演じた。ムーアはシーズンの最初のイベントで優勝するために、冷静でスタイリッシュに見えた。そして、彼女の対戦者からイエロー・ジャージを奪い、君臨する6-タイムWSLチャンピオンのホームブレイクで彼女を破った。

 

ファイナルまで一度も負ける事なく勝ち続けたムーア。ギルモアとのたけいつは今回が20回目で、今回で10勝10敗。今回は14回目のCT優勝で、ゴールド・コーストでは2度目の勝利である。

 

ファイナル前半にソリッドなオープニング・スコア8.33を手に入れたギルモアは、完全に流れを維持したが、ムーアは信じられないディスプレーで反撃。パーフェクトに波とシンクロしてエクセレントな9.40をスコアした。そして、ムーアはプライオリティーとウエイティングを保持し、忍耐強く次の波を待った。残り時間10分を切り、掴んだ波で再び9ポイントライド。コンビネーション・シチュエーションでギルモアを封じ込めた。

 

「確かに勝利は最高の気分です。ステフは素晴らしいサーファーですから、ハングリーになってベルズに戻って来る事は間違いないです。今年は凄いことになりそうです。ガールズたちは燃えています。」と、ムーアが言った。

 

第2位となったギルモアは「タフなヒートでした。自分はプライオリティのミスをして、リズムが全くずれてしまっていました。今回のWSLのとった延長の決断は彼らのコミットメントを示す素晴しいものだったと思います。私たちは、イベントを落としてベスト・ウェイブで戦うとこと出来ました。」と、ギルモアが言った。

 

 

波に悩まされた開幕戦も、最後は素晴しい波でフィナーレを迎えた。終わり良ければ全て良しとはよく言ったものだ。サムスン・ギャラクシー・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアーの第2戦は、会場をオーストラリアのビクトリア州、ベルズ・ビーチへ移し、第2戦となる「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」が4月01日から12日まで開催される。

 

 

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オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/

 

クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト・ファイナル結果:
優勝:フリーペ・トリード(BRA)19.60
第2位:ジュリアン・ウィルソン(AUS)14.70

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・ファイナル結果:
優勝:カリッサ・ムーア(HAW)18.43
第2位:ステファニー・ギルモア(AUS)15.50

 

クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト・セミファイナル結果:
SF 1:ジュリアン・ウィルソン(AUS)16.26 def.ミゲール・プポ(BRA)15.60
SF 2:フリーペ・トリード(BRA)17.23 def.エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)10.34

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・セミファイナル結果:
SF 1:ステファニー・ギルモア(AUS)16.26 def.タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)11.53
SF 2:カリッサ・ムーア(HAW)16.86 def.タイラー・ライト(AUS)16.06

 

クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト・クオーターファイナル結果:
QF 1:ミゲール・プポ(BRA)13.79 def.ウィゴリー・ダンタス(BRA)13.67
QF 2:ジュリアン・ウィルソン(AUS)17.44 def.タジ・バロウ(AUS)11.17
QF 3:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)15.07 def.ミック・ファニング(AUS)13.32
QF 4:フリーペ・トリード(BRA)17.34 def.ビード・ダービッジ(AUS)16.23

 

ロキシー・プロ・ゴールド・コースト・クオーターファイナル結果:
QF 1:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)14.23 def.マリア・マニュエル(HAW)11.93
QF 2:ステファニー・ギルモア(AUS)16.00 def.シルヴァナ・リマ(BRA)14.17
QF 3:タイラー・ライト(AUS)15.33 def.コートニー・コンローグ(USA)13.40
QF 4:カリッサ・ムーア(HAW)17.67 def.レイキー・ピーターソン(USA)15.03