2015年初のWSLウイメンズQS「サムスン・ギャラクシー海南プロ」でマヒナ・マエダが優勝。
2015年1月19日月曜日、2015年初のWSLウイメンズ・クオリファイ・シリー ズ(QS)イベント「サムスン・ギャラクシー海南プロ」は大会最終日。
マヒナ・マエダ(HAW)がファイナルでページ・ハレブ(NZL)を下し優勝した。波は、QS6000ランキングの価値あるポイントを獲得するために戦うコンペティターたちに、クオーターファイナル、セミファイナル、ファイナルと素晴しいコンディションを届け続けた。
Final Day Highlights
マエダは、昨年の11月にポルトガルのライトハンド・ポイント・ブレイクで行われた「WSLワールド・ジュニア・タイトル」を獲得。その勢いを続け、今回はレフトハンド・ポイント・ブレイクでサムスン・ギャラクシー海南プロの勝利を手に入れた。
マエダはファイナルでハレブに対し、ビハインドが続いていた。しかし、ソリッドな9.00ポイント・ライドで反撃。不屈の精神で勝利を手に入れた。僅か16歳のマエダは今シーズンの台風の目となることだろう。
「シーズンのファースト・イベントに勝てて、本当に信じられない感じです。」と、マエダが言った。「ここに来るまで、波に大きな期待はしていなかったんです。でも、波は凄く良くて、ウイメンズQSのなかでもベスト・ウェイブのうちの1つでした。
去年はツアーイベントの半分に参加し、ランキングで16位か17位でした。今年、私は本当にクオリファイして、来年WCT(ワールド・チャンピオンシップ・ツアー)入りする最年少サーファーになりたいです。」
ページ・ハレブは、昨年WCTをリクオリファイ出来なかったが、今シーズンの初戦からそれを跳ね飛ばすパフォーマンスを披露。マエダとのタイトなファイナルで僅か0.4ポイント差で2位となった。
「ファイナルまで残って2位になれるなんて考えてもみませんでした。」と、ハレブが言った。「昨年WCTでノックアウトされて、火がつきました。ハードなトレーニングを積んで、素晴らしいボードのためにマウントウッジのシェイパーであるウェイン・マキューンと取り組んで来たんです。ここでのサーフボードの調子は凄く良かったですね。今シーズンの素晴しい自信に繋がりました。」
次回、WSLウイメンズのクオリファイ・シリーズは、第2戦「 スコット・バーレー・プロ」が、2015年1月30日から2月01日、オーストラリアはゴールド・コーストのバーレー・ヘッズで開催予定。このイベントには、今回17位となった大村奈央をはじめ、須田那月、橋本恋、田代凪沙がエントリー。今年も世界を目指してがんばれ日本!
WSLウイメンズQS「サムスン・ギャラクシー海南プロ」
結果:
優勝:マヒナ・マエダ(HAW)16.73
第2位:ページ・ハレブ(NZL)16.33
第3位:チェルシー・トゥアク(BRB)、タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)
WSLオフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/wqs/1187/samsung-galaxy-hainan-pro-presented-by-wanning
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