メディーナ、ファニング、スレーターが、ワールド・タイトル・ショーダウンについてQ&A

メディーナ、ファニング、スレーターが、ワールド・タイトル・ショーダウンについてQ&A 


World Title contenders Gabriel Medina (BRA), Mick Fanning (AUS) and Kelly Slater (USA) will battle to become ASP World Champion. Image: ASP / Kirstin Scholtz

 

 

バンザイ・パイプライン、オアフ/ハワイ(2014年12月10日水曜日)「ビラボン・パイプ・マスターズ・イン・メモリー・オブ・ アンディ・アイアンズ」は、2014年のサムスン・ギャラクシーASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)のファイナル・ストップで、20才の奇才ガブリエル・メディーナ(BRA)、3タイムASPワールド・チャンピオンのミック・ファニング(AUS)、11タイムASPワールド・チャンピオンでサーフィン・アイコンであるケリー・スレーター(USA)の間で、ワールド・サーフィン・チャンピオンを決定する。

 

世界的に有名なハワイ・オアフ島のノースショア、バンザイ・パイプラインで、この3名によるワールドタイトル・レースの戦いの火蓋が切って落とされる。メディーナ、ファニングとスレーターは昨日、トライアルが行われたコンテスト会場で、ビラボン・パイプ・マスターズのメインイベントのスタートを前に、その戦略について話した。

 

“それほどプレッシャーはありませんし、あまり心配しないようにしているんです。”メディーナ

 

「僕にとって素晴らしい一年で、3つのイベントに優勝することが出来ました。」と、メディーナが言った。「自分にとって、それは凄くビッグなことで、本当に素晴らしかったですね。多くのビッグ・ウェイブでサーフィンもし、チョープーは本当に素晴らしくて、多くの旅を経験出来ました。そんなことは、どうでもいいと言うか、メディアの注目は気にしていません。そんなことにフォーカスしないようにしています。多くのことが続いてありましたが、それほどプレッシャーはありませんし、あまり心配しないようにしているんです。

 

イベント毎に自分のベストなサーフィンをするという、自分の仕事をするだけです。試合は勝者もいれば敗者もいる。ポルトガルもそんな感じで、いつも勝てるわけではないですからね。サーフィンを始めたい若い子にアドバイスなんて難しいですけど、まあ、自分の仕事をちゃんとやって、サーフィンもトレーニングもハードにやる。ゴールに達したいならば、自分が出来ることなら何でも全て一生懸命にやらなくてはならないです。」

 

“時に余分なプレッシャーを自分に与え、そして時には事が思うように行かないこともある。”ファニング

 

「実際のところ素晴らしい一年でした」と、ファニングが言った。「どんな年でも優勝出来る年はビッグですが、3勝出来るなんて物凄いことですね。今シーズンは皆がネクスト・レベルのパフォーマンスを見せていたので素晴らしかった。初めて世界タイトルを取りに行くのと比べて防御するということは全く違うもの。取りに行くときは非常にハングリーで、他の全てを後回しに出来る。そして翌年は、より多くの義務が出て来るが、自分を向上させるために、よりハードに働きかけていく。

 

時には、余分なプレッシャーを自分自身にかけ、そして時には事が思うように行かないこともある。でも自分は楽しんだ。僕は初めてツアーに参加したときから、今の自分の場所に上がりたいと考えていた。どれだけ時間を費やしたかという問題だと思う。より大きな波でのパフォーマンスが良くなっていると感じるし、更に上を目指して戦い続けたいと思う。」

 

 

“タイトル獲得に自分が何をしなくてはならないか分かっているよ。”スレーター


 

「タイトル獲得に自分が何をしなくてはならないか分かっているよ。今年のミドル・グラウンドはない。」と、スレーターが言った。「僕は、コンテストに勝たなければならない。グッドウェイブになってくれることを望むよ。それは本当にエキサイティングだね。もし我々がガブリエル(メディーナ)を負かすことが出来て、ミック(ファニング)と僕が勝ち上がれば、それは本当にエキサイティング。良い波になれば、そのチャンスは増えると思うよ。

 

ガブリエルが2年半前にツアーに入った時から、どれほど素晴らしかったかを考えると恐ろしいね。そして、彼はそれまで誰も成し得なかった4戦中で2勝をしたんだ。彼はすべてのチャレンジに対し、人々の予想を上回った。そんな男がうまくやっている時には、彼と戦うのは恐ろしい。しかし、それは、彼にチャンレンジする人のためのモチベーションになる。自分やミックにとっても、エクイップメントからマニューバーへのアプローチまで考え直したからね。

 

彼はフォアハンドの選手に対して、バックハンドのサーフィンで勝つことが出来る。逆にバックハンドに対して、フォアハンドでも勝っている。そう、彼は僕たちがステップアップし上げ続けなくてはならないスタンダードをプッシュしているんだ。僕たちは戦いを続ける。そして、僕は勝つために自分ができる全てをやるつもりだよ。しかし、僕は、ガブリエルがすること、ミックがすることをコントロールできないんだ。」

 

 

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日本語のライブ中継はこちら。

http://www.aspworldtour.com/events/2014/mct/730/billabong-pipe-masters/live?language=ja

 

オフィシャルサイト:

http://www.aspworldtour.com/events/2014/mct/730/billabong-pipe-masters