ファイナルはフリーペ・トリード(BRA)のエアーショーとなったASP「オニールSPプライム」
現地時間2014年11月8日土曜日:ASPサウス・アメリカ・シリーズのファイナル・イベントである、ASPメンズQSプライム「オニールSPプライム」がマレシアス・ビーチで終了。ビーチを埋め尽くした2万人のギャラリーの前で、フリーペ・トリード(BRA)がマット・バンティング(AUS)を下して優勝。
トリードは優勝賞金40,000ドルと6,500ポイントを獲得し、ASPクォリフィケイション・シリーズ(QS)ランキングでトップとなった。オフィシャルサイトでASPヒート・アナライザーで彼のパフォーマンスをチェックして欲しい。
Toledo’s Road to the Final/トリードのファイナルへの道程
イベントを通して、圧倒的なサーフィンを見せていたトリード。数え切れないほどのエアリアル・マニューバーを繰り返し、パーフェクト10-ポイント・ライドを含むイベントの3つのハイエスト・スコアをマーク。さらに19.63のハイエスト・ヒートトータルをスコアしての圧勝だった。
「最高です。こんなに多くのギャラリーの前で優勝出来て本当にハッピーです。1週間の長い間、ギャラリーの人たちの応援を海の中でも感じていました。今週、自分に起こった全てのことに感謝したいですね。良いサーフィンが出来て、ハイスコアをゲット出来ました。家族や友人に囲まれて極上でしたね。
カリフォルニアでプライム・イベントに勝った時も素晴らしかったが、今回はこれまでの中でベスト・コンテストの1つでした。ジャッジがエアにスコアを出していると思ったので、ヒート毎にエアーを入れて行ったんです。僕は既に来年のWCT(ワールド・チャンピオンシップ・ツアー)にリクオリファイしているので、リラックスしてハワイに行って、このイベント同様に、このリズムをキープしたいと思っています。みんなに、そして、ブラジルに感謝したいです。」
第2位となったマット・バンティング(AUS)。2015年のワールド・チャンピオンシップ・ツアー入りが決定し、今シーズン最後のハワイを前に、今回の結果に満足している様子だった。
「このようなコンディションでフリーペと戦うのは非常に厳しいですね。」と、バンティングがコメントした。「彼は、どんな波でも、パドルして、エアを決めて9プラスのスコアを手に入れていました。ファイナルをメイク出来て嬉しかったです。プライムで、こんなところまで来たのは初めてで、第2位には満足しています。
ビッグネームの多いイベントでの素晴しい結果でした。今日の波はターンよりもエアに理想的な波でした。フリーペより良いサーフィンをしている人は他にいなかった。彼がエアを成功させると、ギャラリーの盛り上がりは半端じゃなかった。ハワイに行って来年のWCTの準備をするつもりです。」
また、3位タイとなったイタロ・フェレイラ(BRA)も、素晴しいサーフィンを見せ、ガブリエル・メディーナ(BRA)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)のようなエリート・アスリートを下し、セミファイナルまで勝ち上がった。そして、今回4,225ポイントを獲得して、QSランキングNo.5ポジションにアップ。来年のWCTでの彼のスポットを固めた。
カルロス・ムニョス(CRI)もセミファイナル進出し、ランキング20位までアップ。ハワイでの結果によっては、2015年にWCT入りするチャンスが残されている。オニールSPプライム後、ASP QSランキングのトップ10には、ジャック・フリーストーン(AUS)とジョアン・ドゥルー(FRA)が新しいメンバーとして加わった。ファイナル・ランキングは、ハワイのハレイワとサンセットで開催される2つのプライム・イベント後に、決定される。
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ライブ中継はこちら。http://www.oneillspprime.com/
※オフィシャルサイトはこちら http://www.aspworldtour.com/events/2014/mqs/1062/oneill-sp-prime