ASP4スターQS「Vans Presents HICプロ」が5-7フィートのサンセットでスタート。

ASP4スターQS「Vans Presents HICプロ」が5-7フィートのサンセットでスタート。 


サニー・ガルシア登場!Photo: Mitch McEwen/HIC

 

ホノルル ― (2014年10月30日)ハワイアン・ウインター・サーフ・シーズンの到来を告げる、VANSトリプルクラウンのオフィシャル予選である、ASP4スターQS「Vans Presents HICプロ」。ウエイティング期間が、現地時間10月27日からスタートしたもののレイデイが続き、本日30日ついに戦いの火蓋を切った。波は激しい東風を伴った5~7フィートのNNWスウェル。

 

このHICプロは、賞金総額85,000ドルの4スターイベントで、今年も11月12日 から12月20日まで開催される「VANSトリプルクラウン・オブ・サーフィン」のローカル予選である。過半数を占めるハワイアンをはじめ、オーストラリア、USAメインランド、日本、タヒチ、フランス、サウス・アメリカといった世界中のサー ファー達が、このサンセットの頂点を目指して戦う。

 

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本日はラウンド1からラウンド2のヒート11まで行われ、元ASPワールド・チャンピオン・サニー・ガルシア(HAW)をはじめ、マウイのイアン・ウォルシュ、2010年のHICサンセット・プロ・チャンピオンであるビリー・ケンパーなど、多くのハワイアンたちがローカルナレッジを使って、ラウンドアップを果たした。

 

ハワイのトム・ドスランドPhoto: Mitch McEwen/HIC

 

 

昨年のサンセットで素晴らしいパフォーマンスを見せた、マウイのイアン・ウォルシュは、今日のファースト・ヒートでトリッキーなコンディションでの手本を見せた。「グッド・ウェイブが、そこにはある。それは本当にビッグなプレイグラウンドだね。それは、良い波が入って来たとき、正確なスポットにいるチャレンジなんだ」と、ウォルシュが言った。

 

2010年のHICサンセット・プロで優勝した時のフォームを見せ、本日のハイエスト・トータル・ヒート・スコア・スコアをマークして、ラウンド2を勝ち上がったビリー・ケンパー。「コンディションは実際のところ、僕が勝った時にかなり似ている。サンセットとしては理想的なコンディションでないけど、このくらいならまだましだね。」と、ケンパーが説明した。

 

今回の大会には、多くの若いキッズ達もチャレンジ。バーレー・ヘッズの17才、ジームス・ヤングは、大御所サニー・ガルシアと同じヒートを戦った。素晴しいコンテスト経験を持つガルシアは、28年のローカル・ナレッジを用い、若いコンペティターのヒート戦略を払いのけた。

 

「あのようなパドルバトルは馬鹿げたゲームになるだけだ。」と、ガルシアが言った。「みんなポイントから離れ過ぎて、全く波に乗らない。がっかりと言う他ない。ヒートでサーフィンしたいだけで、子供と愚かなゲームで遊びたいんじゃない。自分のワンターンで良いスコアが出ることは分かっている。彼らがそんなゲームで遊びたいのなら、自分はいつだってそれに勝つつもりだよ。」

 

 

脇田泰地はラウンド1を1位通過。

 

 

今年のHICプロには、日本のからプロサーファーが多数参戦。本日は、Round1から川畑太志、脇田泰地、ラウンド2のヒート1 脇田貴之、ヒート9 田中海周が登場。

 

脇田泰地はラウンド2で惜しくも敗退。

 

脇田泰地はラウンド1からバックハンドでチャージを見せて1位でラウンドアップ。ラウンド2でも2位をキープしていたが、最後に逆転され3位で惜しくも敗退となった。また、田中海周が2本のグッドウェイブを掴み、見事2位でラウンドアップを決めた。

 

田中海周もラウンドアップ。

 

 

明日も今日のスウェルが残る予報で、試合が再開される見込み。再開されれば、ラウンド2のヒート13に佐藤魁、ラウンド3のヒート7 に加藤嵐、ヒート11 に河村海沙が出場予定。

 

今年もサンセットで更なるサムライ・スピリットを見せてくれるだろう! 頑張れ日本!

 

 

現在の日本とハワイとの時差は19時間

現地時間の 2014年10月27日7時30分 は、
日本時間の 2014年10月28日2時30分です。

 

HICプロのコンテストの模様は、www.vans.com/hicproのウェブキャスト予定。

 

LIVE WEBCAST:http://sites.vans.com/eventsites/hicpro/

 

TODAY’S RESULTS
(Surfers are from Hawaii unless noted otherwise)
Round 1 (1st & 2nd advance; 3rd=129th; 4th=137th)

H1: Ian Walsh; Miles Padaca; Luke Marks (USA); Eros Exarhou (USA)
H2: Koa Rothman; Davin Torres-Jaime; Stephen Koehne; Frank Chenault (USA)
H3: Riley Laing (AUS); Anthony Walsh; Jonah Morgan; Charlie Herr
H4: Jeames Young (AUS); Colt Ward (USA); Schuyler Allen; Liam McNamara
H5: Tereva David (PYF); TJ Barron; Kahea Hart; Gerard McCallum (AUS)
H6: Taichi Wakita (JPN); Edrick Baldwin; Chandler Norton (USA); Taishi Kawabata (JPN)
H7: Andrew Jacobson (USA); Ej Mitsui; Keala Naiha; Sean Moody
H8: Noa Mizuno (USA); Ulualoha Napeahi; Gregg Nakamura; John Mell (USA)

Round 2: (1st & 2nd advance; 3rd=97th; 4th=113th)
H1: Billy Kemper; Ian Walsh; Andy Criere; Takayuki Wakita
H2: Griffin Colapinto (USA); Brent Symes (AUS); Nils Schweizer (USA); Myles Padaca
H3: Tom Dosland; Koa Rothman; Love Hodel; Keven Shulz (USA)
H4: Imaikalani Devault; Davin Torres-Jaime; Landon McNamara; Myles Laine-Toner (USA)
H5: Jake Davis (USA); Riley Laing (AUS); Jack Duggan (AUS); Jason Shibata
H6: Eli Olsen; Mikey Bruneau; Kevin Sullivan; Anthony Walsh
H7: Sunny Garcia; Jeames Young; Kain Daly; Nate Dorman
H8: Chris Foster; Reef McIntosh; Kona Oliveira; Colt Ward (USA)
H9: Tereva David (PYF); Kaishu Tanaka (JPN); Isaiah Moniz; Elijah Gates
H10: Quinn Bruce (AUS); Makuakai Rothman; TJ Barron; Jonah Carter (USA)
H11: Kamalei Alexander; Kekoa Cazimero; Taichi Wakita (JPN); Knox Harris (USA)