「洋之介メモリアルカップ葉山」のオープニングセレモニーが葉山公園で開催

「洋之介メモリアルカップ葉山」のオープニングセレモニーが葉山公園で開催 


 

2014年8月31日、「洋之介メモリアルカップ葉山」のオープニングセレモニーが葉山公園で開催され、日本全国からレジェンドやプロサーファーの多くが集結。セレモニーが盛大に行われた。

8年前の1月、25歳という若さで葉山の海で逝った、日本が世界に誇るビッグウェイバーの一人、佐久間 洋之介。あまりに突然過ぎる悲劇に日本のサーフィン界は悲しみに沈んだ。鎌倉で行われたあのセレモニーが昨日のように思い出される。日本をはじめ、海外の雑誌でもビッグウェイブにチャージする彼の勇姿は大きくフィーチャーされた洋之介。映像などでも、その才能を発揮し、DVDをリリース。これからサーフィンのこと、海に対する自分の思いを様々な形で人々に伝えて行こうと思った矢先の悲劇だった。

 

 

葉山町にあるビックウェイブスポット、通称「Yono Peak」。このサーフィンポイントは葉山の御用邸の真裏「小磯」と呼ばれる岩礁の沖に巨大なスウェル(うねり)がヒットした時に姿を現す。葉山の海で生まれ育ち、葉山の海で逝った若きビッグウェイバー/ウォーターマン佐久間洋之介がチャレンジし続けた波だ。

 

「Yono Peak」とは彼にちなんで付けられた名前。「6フィートになった時のこのポイントは、ハワイのビッグウェイブポイント、ワイメアの20フィートより怖い。」世界の大波にチャージした彼が残した言葉。サーフィンを通し、海そして、かけがえの無い自然への畏敬の念と次世代のウォーターマンの育成を願い、2014年、この「Yono Peak」を舞台にビックウェイブ・サーフィンコンテスト「洋之介メモリアルカップ葉山」が開催されることとなった。

 

9月から10月をウェイティング期間とし、大会に適した波・風・天気等の気象条件に達した時に、日本屈指のビッグウェーバー15名を招待し開催される「洋之介メモリアルカップ葉山」。素晴しいコンテストが開催されることを祈りたい。

 

洋之介メモリアルカップオフィシャルサイトhttp://www.yonosuke-memorialcup.com/

 

招待選手

脇田貴之
田中宗豊
中村竜
中迫謙吾
佐藤和也
沼田裕一
大野修聖
金田輝士
堀口真平
小川幸男
蛸優樹
藤村篤
河村海沙
関本海渡
松岡慧斗

出場選手

佐久間泰介

特別枠

柄沢忠雄
西山千草
佐藤魁
安井拓海
村上瞬

大会概要
9月〜10月をウェイティング期間とし、大会に適した波・風・天気等の気象条件に達した時に、
日本でも有数なビッグウェーバー15名を招待し開催します。
【名称】洋之介メモリアルカップ葉山
【場所】葉山公園・葉山大浜海岸(小磯)
【日時】2014年9月1日~10月31日の間、下記開催の条件を満たした時
【開催条件】大会に適した波(うねり)があり且つ、大会進行を安全に確保出来る事。
【後援】葉山町
【協力】葉山警察署、葉山消防署、神奈川県公園協会、葉山町漁業協同組合、県立葉山公園海岸組合、葉山ライフセービングクラブ、NPO法人SUPU、BEACE葉山、大海荘
【特別協賛】株式会社HLNA
【主催】洋之介メモリアルカップ実行委員会、有)YONOSUKE FILM

 

写真:波伝説/関根幸絵

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