JPSAロング第4戦『ALL JAPAN PRO 新島』でルーキー堀井が初優勝。田岡も今季初優勝。

JPSAロング第4戦『ALL JAPAN PRO 新島』でルーキー堀井が初優勝。田岡も今季初優勝。 


オールジャパン・タイトルを獲得した堀井哲と田岡なつみ

 

東京都新島村、2014年8月24日(日):JPSAロングボード第4戦『ALL JAPAN PRO 新島』はファイナルデイ。昨日、雷と豪雨の影響で予定していたスケジュールを行うことが出来なかったため、予定より早くコンテストをスタート。コンディションも考慮してマンオンマンも行わずに4人ヒートでファイナルまで行うこととなった。

 

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コンテストは、昨日の続きとなる男子R-1 H-7から午前6:00よりスタートしたが、女子ラウンド1 H1の途中でカミナリのため再び中断。午前10時まで待機して再び再開となった。

 

男子のクオーターファイナルでは、ユージン・ティールが8.25、堀井哲が7.50をスコア。鈴木剛が6.75など、ハイスコアがマークされる中で、堀井 哲、鈴木 剛、尾頭 信弘、森 大騎、富 圭一郎、佐久間 秀人、ユージン・ティール、畑 雄二がセミファイナルまで進出。

 

そして、堀井 哲、鈴木 剛、ユージン・ティール、畑雄二がファイナルへと勝ち上がって、ベテラン勢が顔を揃えたファイナルで、イベントを通してハイポイントをマークし続けた、堀井が悲願のJPSA初優勝を決めた。

 

満面笑みの堀井哲

男子優勝はルーキーの堀井哲

 

堀井哲は今年の千倉でプロになったルーキー。前回の辻堂の大会では2位。今回、3戦目にして優勝。しかもオールジャパンのタイトルを獲った。今年で24歳になる。サーフィンは15歳からショート、ロング同時に始めた。ホームポイントは湘南、鵠沼と江ノ島の東浜。

 

ノーズでもアグレッシブに攻めるのが堀井スタイル

 

“最初にロングやって、それからショートやってみたら、乗れなくて心が折れたんです(笑)。情けなくて、その後は練習して今は楽しく両方やっています。今大会では、できるだけ奥からノーズかけられるようにと、一番意識していました。いつも波も乗る時には、自分のイメージ通りに攻めるよう心掛けています。”

 

優勝インタビュー:
「嬉しくて、何が起きたかわからないです。いろんな素晴らしいサーファーの中で一番が取れたというのは誇りに思います。本当に自分のサーフィンに関わってくれている人達のおかげかなと心から思うので、早く報告したいなと思います。」

 

 


 

田岡なつみ。今回で優勝は3回目。

 

田岡なつみ。今回で優勝は3回目。試合終了、15秒前の大逆転でした。
優勝は鉾田(2011年、プロになった時の大会)、バリ、新島。

 

 

“最後まであきらめないで良かったです。セット来いって祈ってて、セット入って決められたので、良かったです。広夏さんが8点出した時に、これはもうノーズで攻めるしかないんだなって思って、途中からはノーズを引っ張ることを意識しました。雷とかで中断したんですけど、試合やりたいという気持ちが強くて。だから、今回はすごく楽しめました。”

 

優勝インタビュー:
「オールジャパンは、今までファイナルには残っていたんですけど、優勝できなくて。今回、この新島で優勝できて本当に嬉しいです。シャンパンファイトも最高でした。いつも大会前にメッセージくれる方や応援してくれる方、いつもサポートしてくださっているスポンサーの方々ありがとうございました。」

 

 

男子
優勝 堀井哲
2位 畑雄二
3位 鈴木剛
4位 ユージン・ティール
5位 尾頭信弘、富圭一郎
7位 森大騎、佐久間秀人

 

女子
優勝 田岡なつみ
2位 吉川広夏
3位 鈴木裕美
4位 鈴木由貴

 

男子グランドチャンピオン 畑雄二
最終戦の一戦を残し、確定。

バリで優勝、千倉で準優勝、辻堂で優勝、新島で準優勝という圧倒的な成績で最終戦を前に畑雄二が悲願のJPSAグランドチャンピオンに輝いた。

「最高です!この気持ちは言葉には変えられないですね。サーフィンを始めて20年近く経ちますけど、一つの夢が叶った瞬間です。みんなありがとー!」

 

 

撮影、取材:山本貞彦

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今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。

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ファイナルでも7.25のハイスコアを叩き出した畑雄二が2位
セミファイナルでは1位でラウンドアップしたがファイナルはインターフェアに泣いた鈴木剛3位。
正確無比なお手本のようなライディング。ユージン4位
堀井哲はサイン初体験。
今年8月12日で20歳になった田岡は念願のシャンパンファイト。
5位 尾頭信弘
5位 富圭一郎
7位 森大騎
前回の湘南で5位と調子を上げている佐久間秀人が7位
ファイナルで8.00をマークし優勝目前だった吉川広夏が2位
第3戦の湘南で優勝した鈴木裕美が3位 
常に上位入賞を果たすベテランの鈴木由貴が4位
10時に再コールということで全員退避に。 再び集合し、雷雲が去ったということで試合を再開。
ファイナル途中からはノーズを引っ張ることを意識したという田岡なつみ。