ASP-WCT第3戦リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチは女子ラウンド1からスタート。

ASP-WCT第3戦リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチは女子ラウンド1からスタート。 


コートニー・コンローグ(USA)© ASP/ Cestari
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Highlights: Rip Curl Women’s Pro Bells Beach Round 1(YouTubeサイトへ)

 

 

ベルズ・ビーチ/オーストラリア(2014年4月16日水曜日):2014サムスン・ギャラクシーASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンシップ・ツアー第3戦「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」は、2~3フィートのスモール・パンチーウェイブで戦いの火蓋を切った。男子はレイデイとなり、女子のラウンド1の5ヒートのみが行われた本日は、ルーキーによるエクセレントなスコアが記録され、番狂わせが続出した。

 

今シーズン好調で、開幕から常にクオーターまで勝ち上がっているコートニー・コンローグ(USA)は、このリップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチも素晴しいキャンペーンでスタート。ハワイアン・サーファーのマリア・マニュエルとアレッサ・クイゾンをパワフルなラップ&ターンで破った。コンローグはラウンド2をスキップして、ダイレクトにラウンド3に進む。

 

「私は子供の頃からずっと、このベルを鳴らしたいと思って来ました。」と、コートニー・コンローグが言った。「ライブ中継をみながら、このイベントでサーフィンすることを考えていたことを思い出します。このワールドツアーに入れて本当に夢が叶った感じです。多くの浮き沈みがありましたが、それはすべて学ぶための経験なんです。」

 

サリー・フィッツギボンズ(AUS)© ASP/ Cestari

 

このベルズでは複数回優勝経験のあるサリー・フィッツギボンズ(AUS)は、ヒート2でハワイアンのココ・ホーとアラナ・ブランチャードと対戦した。ホーは、フィンフリーのマニューバーと彼女の独特なムーブをブレンド。ヒートの大半でリードを奪った。しかし、ヒート終了間際にフィッツギボンズが大逆転。ホーとブランチャードをラウンド2へ追いやった。

 

「毎回この階段を下りて行くと鳥肌が立つんです。ベルズのスタジアムの中に入ると素晴らしいと感じます。ワクワクしてやっていたんですが、セット間の凪と、予想出来ないセットが、そのヒートをより難しくしました。だから最後の波は、自分にとって本当に重要でした。」と、サリー・フィッツギボンズが言った。

 

ディミティ・ストイル(AUS)© ASP/ Cestari

 

ASP WCTルーキーであるディミティ・ストイル(AUS)は、2度のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンで、昨年のイベント勝利者であるカリッサ・ムーア(HAW)を破るという、リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチにおける最初の大きな番狂わせを引き起こした。

 

ストイルはフォアハンドのターンによるアグレッシブ・コンビネーションでリンコンをチャージ。そして、インプレッシブな7.83をスコアし、彼女のキャンペーンをスタートした。更にストイルは猛烈なコンビネーションを続け、7.93をスコア。ムーアとワイルドカード・ゾーイ・クラーク(AUS)を完全に引き離した。ムーアは後半に洗練されたフォアハンドで8.87をスコアするも、巻き返すには時間が足りなかった。

 

「 ここで戦えて本当に嬉しいです。そして、自分の最初のヒートに勝ったなんて信じられない。」と、ディミティ・ストイルが言った。「いかなるミステイクもカリッサ(ムーア)には許されなかった。彼女はチャンピオンで、そう簡単には倒せません。ラウンド1に勝つことは、とても重要ですね。ラウンド2は怖いです。出来る限りに良い結果を残してツアーに残りたいです。」

 

ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)© ASP/ Cestari

 

リップ・カールのチームメイト対決となったラウンド1のヒート4には、同じくルーキーのニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)が、タイラー・ライト(AUS)、ポーリーン・アドゥ(FRA)とラインナップ。いくぶん首尾一貫しないリンコン・コンディションに、ビクトリア州出身のヴァン・ダイクは、ローカルノレッジを利用して、今シーズン初のヒート勝利を手に入れた。

 

「ここは自分の故郷の州なので、ベルズ・ビーチは本当にリラックスしてやれるんです。」と、ニッキ・ヴァン・ダイクが言った。「今日は突然、友達が来てくれてビックリしました。サポートしてもらえて本当に嬉しいです。ここ数年はワイルドカードでこのイベントに出場でき、素晴しい経験をさせてもらっていました。ラウンド3へ勝ち上がれたは、本当に素晴しいわ。」

 

その他に、5-タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)、ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)がラウンド3へ勝ち上がっている。

 

イベントサイトでは、ライブ中継の他、ヒートアナライザーで見逃したヒートもチェック出来ます。

http://www.aspworldtour.com/events/2014/wct/656/rip-curl-womens-pro-bells-beach

 

 

Rip Curl Women’s Pro Bells Beach Round 1 Results:
Heat 1: Courtney Conlogue (USA) 15.00, Malia Manuel (HAW) 14.03, Alessa Quizon (HAW) 8.50
Heat 2: Sally Fitzgibbons (AUS) 12.94, Coco Ho (HAW) 11.00, Alana Blanchard (HAW) 4.67
Heat 3: Dimity Stoyle (AUS) 15.76, Carissa Moore (HAW) 15.54, Zoe Clarke (AUS) 5.57
Heat 4: Nikki Van Dijk (AUS) 14.84, Tyler Wright (AUS) 10.94, Pauline Ado (FRA) 10.03
Heat 5: Stephanie Gilmore (AUS) 13.33, Johanne Defay (FRA) 11.33, Laura Enever 6.43
Heat 6: Bianca Buitendag (ZAF) 11.67, Lakey Peterson (USA) 9.43, Paige Hareb (NZL) 6.60

Rip Curl Women’s Pro Bells Beach Round 1 Match-ups:
Heat 1: Coco Ho (HAW) vs. Paige Hareb (NZL)
Heat 2: Malia Manuel (HAW) vs. Alessa Quizon (HAW)
Heat 3: Carissa Moore (HAW) vs. Zoe Clarke (AUS)
Heat 4: Tyler Wright (AUS) vs. Johanne Defay (FRA)
Heat 5: Lakey Peterson (USA) vs. Alana Blanchard (HAW)
Heat 6: Laura Enever (AUS) vs. Pauline Ado (FRA)