ビラボン・パイプ・マスターズでワールドタイトルを獲得するためのシナリオ。 


ミック・ファニング(AUS)は、ビラボン・パイプ・マスターズで3度目のASPはワールド・タイトルを獲得するのか。Credit: ASP/DUNBAR

 

パイプライン、オアフ/ハワイ(2013年12月5日木曜日)現地時間で12月8日(日本時間9日)ウエイティング期間がスタートする、今シーズンのASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)最終戦となる「ビラボン・パイプ・マスターズ in Memory of Andy Irons」は、ミック・ファニング(AUS)とケリー・スレーター(USA)によるASPワールド・タイトル・ショーダウンをフィーチャーする。

 

ビラボン・パイプ・マスターズでファニングは、3度目のASPワールド・タイトル獲得に向けて、圧倒的なリードを保持する。一方、スレーターが、前人未到の12回目のタイトルを獲得するためには優勝しかない。スレーターがランキングでファニングを越えるためには、勝利以外の道はないのだ。更にスレーターがパイプラインで優勝したとしても、ファニングは、3位以上になることで自力でタイトルを掴むことが出来る。

 

ワールドタイトル争いはこの2人に絞られているが、一方で最終戦であるパイプラインでは来季のWCTへのクオリファイをかけた熾烈なバトルが展開される。現在、5人のサーファーが、このビラボン・パイプ・マスターズでトップ34のポジションを手に入れる可能性を持っている。その5名は、ミゲール・プポ(BRA)、パトリック・グダスカス(USA)、ダミアン・ホブグッド(USA)、ダスティー・ペイン(HAW)、ヤイディン・ニコル(AUS)。

 

これらのサーファーは全員、ASP WCTか、ASPワールド・ランキングからクオリファイが可能で、クオリファイに必要とされる最小限のリザルトは、ASPワールド・ランキングのトップ10、ASP WCTのトップ22に居るサーファーの動きに左右される。現在では、ASP WCTのための最小限のカットオフは、14,750ポイントである。

 

予報では、これから数日間、北西スウェルのファン・サイズが続き、よりビッグなNNWスウェルが、週末か週明け早々にラインナップして来るとのこと。今年の世界タイトルを獲得するのはファニングか、はたまたケリーなのか。パイプでの究極のショーダウンは12月8日(日本時間の12月9日から)からウエイティング期間がスタートする。

 

パイプ・マスターズの日本語放送が決定。

 

ビラボン・パイプ・マスターズは、日本時間の12月9日から12月21日までの期間中、最も波のコンデイションの良い3日から4日間で開催。そして、今年もパイプ・マスターズの日本語放送が決定。パイプ・マスターズ日本語放送のメインコメンテイターには、世界が認めるパイプスペシャリスト、脇田貴之と堀口真平に加え、辻裕次郎が今回より初参加。実際にパイプラインでの彼らの経験を織り交ぜながらの解説、実況で放送される。要チェック!

 

http://vanstriplecrownofsurfing.com/billabongpipemasters2013/live-jp

 

 

第3戦「ビラボン・パイプ・マスターズ」
12月8日~20日、バンザイ・パイプライン
ワールド・タイトル決定
ASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー
賞金:450,000ドル
ディフェンディング・チャンピオン:ジョエル・パーキンソン(オーストラリア)

 

 

 

ビラボン・パイプ・マスターズ:ラウンド1マッチアップ
ヒート1:パトリック・グダスカス(USA)対イズキール・ラウ(HAW)
ヒート2:ダミアン・ホブグッド(USA)対ジョエル・センティオ(HAW)
ヒート3:アレホ・ムニーツ(BRA)対マーカス・ヒックマン(HAW)
ヒート4:キーレン・ペロー(AUS)対カイマナ・ハキアス(HAW)
ヒート5:ヤイディン・ニコル(AUS)対カヘア・ハート(HAW)
ヒート6:ラオニ・モンテイロ(BRA)対ブルース・アイアンズ(HAW)
ヒート7:ダスティー・ペイン(HAW)対リーフ・マッキントッシュ(HAW)
ヒート8:ジャドソン・アンドレ(BRA)対オラマナ・エレオグラム(HAW)
ヒート9:ミッチ・クルーズ(AUS)対シェーン・ドリアン(HAW)
ヒート10:グレンジャー・ラーセン(HAW)対カラニ・チャップマン(HAW)
ヒート11:タナー・グダスカス(USA)対リカルド・ド・サントス(BRA)
ヒート12:デーン・レイノルズ(USA)対ライアン・キャリナン(AUS)

 

ビラボン・パイプ・マスターズ:ラウンド2マッチアップ
ヒート1:フリーペ・トリード(BRA)対TBD
ヒート2:ガブリエル・メディーナ(BRA)対TBD
ヒート3:セバスチャン・ジーツ(HAW)対TBD
ヒート4:ジェレミー・フローレス(FRA)対TBD
ヒート5:フレデリック・パターチア(HAW)対TBD
ヒート6:マット・ウィルキンソン(AUS)対TBD
ヒート7:ビード・ダービッジ(AUS)対TBD
ヒート8:ブレット・シンプソン(USA)対TBD
ヒート9:トラヴィス・ロギー(ZAF)対TBD
ヒート10:ミゲール・プポ(BRA)対TBD
ヒート11:アダム・メリング(AUS)対TBD
ヒート12:コロヘ・アンディーノ(USA)対TBD

 

ビラボン・パイプ・マスターズ:ラウンド3マッチアップ
ヒート1:タジ・バロウ(AUS)対TBD
ヒート2:C.J.ホブグッド(USA)対TBD
ヒート3:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対TBD
ヒート4:ナット・ヤング(USA)対TBD
ヒート5:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対TBD
ヒート6:ミック・ファニング(AUS)対TBD
ヒート7:ジョシュ・カー(AUS)対TBD
ヒート8:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対TBD
ヒート9:ケリー・スレーター(USA)対TBD
ヒート10:カイ・オットン(AUS)対TBD
ヒート11:ミシェル・ボウレズ(PYF)対TBD
ヒート12:ジョエル・パーキンソン(AUS)対TBD