史上初!台湾でのASPイベント「Taiwan Open of Surfing」スタート。加藤、高梨トップ通過。

史上初!台湾でのASPイベント「Taiwan Open of Surfing」スタート。加藤、高梨トップ通過。 


ラウンドアップを果たしインタビューを受ける加藤嵐
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台東、台湾(2013年11月15日金曜日)史上初となる台湾でのASP1スターイベント「Taiwan Open of Surfing hosted by Taitung.」がスタート。大会初日は、2~4フィートのコンディション。48人のインターナショナル・サーファーにパーフェクトなキャンバスを提供し、オープニング2ラウンドが行われ、ラウンドオブ32ヒート7まで終了した。

 

今日の最もエキサイティングなヒートを戦ったのは、デデ・スリアナ(IND)。大澤伸幸(JPN)らと対戦となったヒートは、最後までトップが入れ替わる激しいバトルが繰り広げられた。「このような波でインドネシアのサーファーは余りサーフィンしないので、厳しいですね。自分のヒートで戦った選手は、みんな素晴しいサーフィンをしていました。勝てて本当に嬉しいです。」

 

ハーレー

 

2009年のASPワールド・ロングボード・チャンピオンであるハーレー・イングルビー(AUS)は、ショートボードに乗り変えて、ラウンドオブ48、32共にトップ通過を果たした。「僕がショートボードで争ったのは本当に久し振りです。」と、イングルビーが言った。「イベントを楽しんでいますよ。小さいポケットを探していました。2ラウンドも勝ち上がれて本当に嬉しいです。」

 

昨年の台湾オープン・チャンピオンのラディティア・ロンディ(IND)は、タイトなヒートでプトラ・ヘルマワン(IND)高橋健人(JPN)ウルフ・ヴェルトハイマー(HKG)を破って、台湾オープン連覇を目指す。「それはハード・ヒートでした」と、ロンディが言った。「去年のチャンピオンと言うことでプレッシャーは少しあります。でも波はよく分かっているので、勝てるかもしれないと感じています。」

 

高梨直人(JPN)は本日、最も印象に残るパフォーマンスの一つを披露。マルチプルなライトハンダーをセレクトし、彼のパワフルなバックハンドのアタックで、いくつかのソリッドスコアをマークした。高梨直人は本日のファイナル・ヒートに勝って、明日再びラウンドオブ16のヒート4でサーフィンをする。「僕はグーフィーフッターで、このような波をバックハンドでサーフィンするのが大好きなんです。」と、高梨が言った。「潮が上げて来て、ライトがどんどん良くなって来て、あのヒートは最高に楽しめましたね。今回、台湾は初めてなので、波や食事など台湾を満喫しています。」

 

テイラー・ジェンセン

 

2度のASPワールド・ロングボード・チャンピオンであるテイラー・ジェンセン(USA)は、ショートボード・ディビジョンにおいて、スタイルとパワーによるサーフィンで2ヒートを勝ち上がった。ジェンセンは、ラディティア・ロンディ(IND)とデデ・スリアナ(IND)が待つラウンドオブ16に進んだ。「僕は昨年、このイベントでショートボード・ディビジョンで争った。しかし、その前は6年前。少し錆び付いていたね」と、ジェンセンが言った。

 

今回のイベントには、日本から多くのサーファーが出場。

 

今回のイベントには、日本から多くのサーファーが出場。レイトエントリーでラウンドオブ48から出場の加藤嵐がヒート1に登場し1位でラウンドアップし、ラウンドオブ32でも勢いに乗る加藤嵐は見事1位でラウンドアップ。ヒート2の椎葉順、ヒー ト3の河村海沙は2位で勝ち上がった。

 

ヒート4には田中樹と山岸夢人が登場。田中はハーレー・イングルビーに続き2位でラウンドアップ。山岸はここで敗退となった。デットヒートとなったヒート5では大澤伸幸がまさかの敗退。ヒート6の高橋健人も、二人のバリニーズに行く手を阻まれ3位敗退した。ヒート7の高梨直人はバックハンドでハイスコアをマークしてトップ通過。山中海輝は惜しくも3位敗退となった。明日はメンズのWQSから再開されれば、ヒート8に辻裕次郎が登場する予定。またR16へ勝ち上がった田中樹、加藤嵐、河村海沙はヒート1でバリのマデ・ウィディアルタと対戦する。椎葉順はヒート2、高梨直人はヒート4に登場。頑張れ!日本!

 

 

For more information logon to TaiwanOpenofSurfing.com

The 2013 Taiwan Open of Surfing is supported by ASP Australasia, ASC, Stream trail, TOOLS & HULA HAWAII, Hurley, Dragon, BABI, Toblerone, Holiwa, BenQ, Carrefour, O’Neill & JingCai Good MG.

加藤嵐

レイトエントリーでR-48から出場の加藤嵐。それでもきっちり自分のサーフィンでラウンドアップ。
河村海沙。待ち過ぎで2回も昼寝したって。
Kuo Heng Liang 台湾チャンピオン。

ASCに積極的に参戦している北澤麗奈。
ASCをオーガナイズするTipi Jabrik 。
多くの日本人サーファーが参加。
整備されたコンテストサイト。
ウエルカムパーティ

小川昌男ジャッジと運営責任者キャスリーのサプライズバースデー!

 


TAIWAN OPEN OF SURFING ROUND OF 32 RESULTS:
HEAT 1: 1ST Arashi Kato (JPN), 2ND Matt-Lewis Hewitt (NZL), 3RD I Ketut Semadhi (IND), 4TH Yu-Hao Yang (TPE)
HEAT 2: 1ST Made Widiarta (IND), 2ND Jun Shiiba (JPN), 3RD Ida Bagus Putu Simar (IND), 4TH Keith Kajioka (HAW)
HEAT 3: 1ST Ryan Bignold (AUS), 2ND Kaisa Kawamura (JPN), 3RD Tipi Jabrik (IND), 4TH Rory Macdonald (TPE)
HEAT 4: 1ST Harley Ingleby (AUS), 2ND Izuki Tanaka (JPN), 3RD Yumeto Yamagishi (JPN), 4TH Musaddig Didaqt (IND)
HEAT 5: 1ST Dede Suryana (IND), 2ND Rahtu Suargita (IND), 3RD Nobuyuki Osawa (JPN), 4TH Takkesh Mizoguchi-Thorne (AUS)
HEAT 6: 1ST Raditya Rondi (IND), 2ND Putra Hermawan (IND), 3RD Kento Takahashi (JPN), 4TH Wolf Wertheimer (HKG)
HEAT 7: 1ST Naoto Takanashi (JPN), 2ND Taylor Jensen (USA), 3RD Kaiki Yamanaka (JPN), 4TH Joe Keogh (HKG)
(UPCOMING) HEAT 8: Yujiro Tsuji (JPN), Nic Jones (AUS), Joao Marco Maffini (HAW), Koko Mitsua (IND)

 

TAIWAN OPEN OF SURFING ROUND OF 48 RESULTS:
HEAT 1: 1ST Arashi Kato (JPN), 2ND Keith Kajioka (HAW), 3RD Keith Saitep (HAW), 4TH Huang Ta Chung (TPE)
HEAT 2: 1ST Ida Bagus Putu (IDN), 2ND I Ketut Semadhi (IDN), 3RD Ching-Yo Fan (TPE), 4TH Henry Sun (TPE)
HEAT 3: 1ST Tipi Jabrik (IDN), 2ND Musaddig Didaqt (IDN), 3RD Kuo Heng Liang (TPE), 4TH I-Hsien Hsieh (TPE)
HEAT 4: 1ST Harley Ingleby (AUS), 2ND Rory Macdonald (TPE), 3RD Chi-Yuan Huang (TPE), 4TH Norman Roberts (ZAF)
HEAT 5: 1ST Takkesh Mizoguchi-Thorne (AUS), 2ND Wolf Wertheimer (HKG), 3RD Jun Shimizu (JPN), 4TH Ming-Sung Chien (TPE)
HEAT 6: 1ST Putra Hermawan (IND), 2ND Rahtu Suargita (IND), 3RD Chia-Yao Hsu (TPE), 4TH Danny Wang (TPE)
HEAT 7: 1ST Taylor Jensen (USA), 2ND Koko Mitsua (IND), 3RD Hsin-Pang Li (TPE), 4TH Koko Mitsua (IND)
HEAT 8: 1ST Joao Marco Maffini (HAW), 2ND Joe Keogh (HKG), 3RD Junya Omata (JPN), 4TH Min-Chung Ko (TPE)