ASP4スター「HICプロ」大会3日目。昨年の勝利者であるサニー・ガルシアがR64で敗退。

ASP4スター「HICプロ」大会3日目。昨年の勝利者であるサニー・ガルシアがR64で敗退。 


Tanner Hendrickson © LaSerena Media

 

 

サンセット・ビーチ、オアフ、ハワイ ― (2013年11月1日) ―ハワイアン・ウインター・シーズンの到来を告げるASP4スターイベント「Vans Presents HICプロ」は大会3日目。トップシードのR64に登場した、HICプロ・ディフェンディング・チャンピオンのサニー・ガルシアは、彼の親友の息子である20才のカイマナ・ハキアスによって、彼のファースト・ラウンドでイベントから姿を消した。

 

カイマナの父であるカイポ・ハキアスは、このイベントで2度優勝しており、その優勝を果たした1993年にカイマナは生まれた。「僕は波を探して捕まえるのに忙しくて、カイマナがサーフィンするのを見る時間なんて無かったね。」と、ガルシアが言った。「彼の父とは大親友で、我々のプロキャリアで最高な時期に一緒にツアーを回っていたんだ。僕はカイマナが「おしめ」の時からずっと見ているんだ。彼は本当にお父さんに似て、どんな波でも上手くサーフィンする。そんな姿を見るのは嬉しいけど、歳を取ったなって感じちゃうよ。」

 

また、マウイのタナー・ヘンドリクソンは、デイ1のマウイ・サーファー、イアン・ウォルシュのパフォーマンスに匹敵するパフォーマンスで、18.4ポイントの2ウェイブ・トータルのハイエスト・ヒート・スコアをマーク。そのほかに、アイゼア・モニーツ、メイソン・ホー、キロン・ジャボーといったハワイアンをはじめ、オーストラリアのトーマス・ウッズなどがハイスコアをマークした。

 

TODAY’S RESULTS:
(Surfers are from Hawaii unless noted otherwise)

Round of 64: (1st & 2nd advance; 3rd=33rd; 4th=49th)
H1: Kaimana Jaquias; Jay Thompson (AUS); Alex Smith; Sunny Garcia
H2: Thomas Woods (AUS); Ian Walsh; Austin Ortiz; Kalani Chapman
H3: Dylan Goodale; Gavin Gillette; Perth Standlick (AUS); Jonah Morgan
H4: Evan Valiere; Dusty Payne; Thiago Camarao (BRZ); Breyden Taylor (USA)
H5: Cooper Chapman (AUS); Deivid Silva (BRZ); Keoni Yan (PYF); Mitchell James (AUS)
H6: Ezekiel Lau; Skip McCullough (USA); Kevin Sullivan; Olamana Eleogram
H7: Ian Gentil; Torrey Meister; Taylor Clark (USA); Charlie Herr
H8: Gregg Nakamura; Jake Davis; Fred Patacchia JR; Dylan Kowalski
H9: Isaiah Moniz; Mitch Coleborn (AUS); Austin Ware (USA); Trevor Thornton (USA)
H10: Liam McNamara; Jack Freestone (AUS); Kahea Hart; Kaito Ohashi (JPN)
H11: Mason Ho; Matt Pagan (USA); Leandro Usana (ARG); Sean Moody
H12: Garrett Parkes (AUS); Flynn Novak; Connor O’Leary (AUS); Kaito Kino
H13: Tanner Hendrickson; Kiron Jabour; Kalani David
Heats 14-16 of this round held over to the final day of competition.

Round of 96: (remaining heats held over from yesterday)
H11: Matt Pagan (USA); Flynn Novak; Kelly Norris (AUS); Michael O’Shaughnessy
H12: Kaito Kino; Sean Moody; Kaoliopuuwai Kahokuloa; Vaj Lederer
H13: Kai Barger; Makuakai Rothman; Ryan Bignold (AUS); Noa Mizuno
H14: Pancho Sullivan; Kalani David; Kilian Garland (USA); Myles Laine-Toner (USA)
H15: Kekoa Bacalso; TJ Barron; Parker Coffin (USA); Teppei Tajima (JPN)
H16: Yan Daberkow (BRZ); Tom Dosland; Shun Murakami (JPN); Tai Vandyke

 

オフィシャルサイト:www.vans.com/hicpro

 

田嶋鉄兵、村上舜、大橋海人は惜しくも敗退。 


田嶋鉄兵

 

ラウンドオブ96ヒート15で、田嶋鉄兵は、ケコア・バカルソ(HAW)、TJバロン(HAW)、パーカー・コフィン(USA)と対戦。3位を強いられていた田嶋はヒート後半、セットの波にチャージして、4.77をスコアしてトップに躍り出る。残り時間10分を切って5.00をスコア。バカルソに逆転されるも2位のポジションをキープする田嶋。しかし残り時間3分を切って、僅差だったコフィンが3.97、TJバロンが6.27をスコア。田嶋は一気に4位を強いられて敗退となった。

 

村上舜
村上舜

 

ヒート16には村上舜が登場。ハワイのタイ・バンダイク、トム・ドスランドらと対戦。スタートからバックハンドでチャージを見せた村上舜は4.83をマークして好調なスタートを切る。バックアップも2.37を揃え、2位をキープする。しかし、ブラジルのヤン・ダバカウ、ハワイのトム・ドスランドに逆転され惜しくも3位敗退となった。

 

大橋海人
大橋海人

ラウンドオブ64のヒート10に登場した大橋海人。カヘア・ハート(HAW)、リアム・マクナマラ(HAW)、ジャック・フリーストーン(AUS)といったコアなメンツと戦った。ヒートはスタートからカヘアとリアムがデットヒートを繰り広げ、カヘアがリアムのドロップインをしてインタフェアを取られる波乱の展開。大橋海人はファーストウェイブで、バックハンドでサンセットにチャージするもハイスコアに繋げない。ラストウェイブではインサイドまで上手く繋ぐも、リズムを掴めないまま、敗退となった。