数字上で5名に絞られた2013ASPワールド・タイトルレース。ファニングか、ケリーか。

数字上で5名に絞られた2013ASPワールド・タイトルレース。ファニングか、ケリーか。

スーパーチューボス、ペニシェ/ポルトガル（2013年10月6日日曜日）ワールド・ベスト・サーファーは、10月9日からスタートするASPヨーロピアン・レッグ第2戦でファイナル・ストップであるWCT第9戦「リップ・カール・プロ・ポルトガル」のために、スーパーチューボスのサンド-ボトム・バレルに集結。このイベントでは、ネクスト・シーズンのエリートツアーへリクオリファイする選手と、今年のワールド・サーフィン・クラウンが決定する。

2013年のASPワールド・タイトル争いは、ミック・ファニング（AUS）、ケリー・スレーター（USA）、ジョディ・スミス（ZAF）、タジ・バロウ（AUS）、ジョエル・パーキンソン（AUS）といった5人の選手に絞られ、ファニングだけは、ポルトガルでワールドタイトルを決定出来る。今回のポルトガルで考えられるシナリオは以下の通り。

ファニングがこのイベントで優勝するならば：
スレーターがハワイにタイトルレースを持ち越すためには3位以上が必要。
スミス、バロウ、パーキンソンは、レースから外れる。

ファニングがポルトガルで第2位でフィニッシュするならば：
最終戦が行われるハワイまで勝負を持ち越すためには、スレーターは9位以上が必要。
スミスは優勝するしかない。バロウとパーキンソンはアウト。

ファニングがポルトガルで3位ならば：
スレーターは9位以上が必要、
スミス、バロウ、パーキンソンは優勝することでハワイにタイトル決定を持ち越すことが出来る。

ファニングがポルトガルの第5位またはそれ以下でフィニッシュするならば：
ASPワールド・タイトル決定はハワイに持ち越され、
ポルトガルで25位となったとしてもスレーターはハワイで勝つ可能性が残される。

また、2013年のASPワールド・タイトルのハントに加えて、ワールドエリートたちによるのリクオリファイ・バトルも同様にヒートアップ。今シーズンのカレンダーも残り2イベントで、ポルトガルはドラマティックでダイナミックな展開となることは間違いない。リップ・カール・プロ・ポルトガルのオフィシャル波予報のMagicseaweedは、ウエイティング期間の初日から4～6フィートのコンディションを予報している。

リップ・カール・プロ・ポルトガルは、10月9日から20日まで、www.live.ripcurl.comを通してウェブキャストされる。