JPSAショート最終戦「ムラサキプロ 鴨川 」は男女ともベスト16が決定。明日はファイナルデイ

JPSAショート最終戦「ムラサキプロ 鴨川 」は男女ともベスト16が決定。明日はファイナルデイ 


本日のベストスコアをマークした大村奈央

 

2013年9月28日(土)/JPSAジャパンプロサーフィンツアー2013 ショートボード第6戦(最終戦)「ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」は大会3日目。天候 は晴れ、肩セット頭の最終戦に相応しい素晴しいコンディションで男子はラウンド3と4、女子はラウンド3までが行われ、男女ともベスト16が決定した。

また、一昨日からのプロトライアルから今日のラウンド3を見事勝ち上がり、プロ公認をゲットしたのは、河谷 佐助、喜納 海人女子の田代 凪沙の3名となった。おめでとう!

 

本日はセカンドシード、トップシードの選手が登場し白熱したヒートが連続。佐藤 魁はラウンド4のヒート4でエクセレントの8.00にバックアップに6.50をスコア。ヒートスコア14.50をマークした。また田中英義もエクセレントの8.00をスコア。ヒートスコア13.75をマークして好調さを伺わせた。「ギャラリーの人に少しでも良いサーフィンを見せたい」とコメント。

 

また本日は女子でもエクセレントスコアがマークされ、早朝に行われたラウンド2のヒート2で大村奈央8.25という本日のベストスコアをマーク。バックアップも6.75を揃え、本日のハイエスト・ヒートスコア15.00をマークした。また、ラウンド3のヒート3では村松 爽香も8.25をマークして、明日のファイナルデイに勝ち進んだ。

 

いよいよ明日はファイナルデイ。全戦優勝を目指す大野修聖は、偉業達成まで残り4ヒートとなった。男子のベスト16には常連のトップサーファーに加わり、ラウンド4で13.25をマークして1位通過で勝ち上がった喜納 海人、確実に力をつけている小林 直海といった選手の活躍にも注目したい。また今回のイベントが今シーズン初のJPSA初参戦の大橋海人、田嶋鉄兵の二人がどんなサーフィンを見せるか。また女子の庵原美穂3年連続のグランドチャンピオンが決定するのか。JPSAジャパンプロサーフィンツアー2013 ショートボードの全てが決まる。明日は会場のマルキに6:00AMに集合。

 

今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。

また、今回もライブ中継が行われるので要チェック!

ライブ中継はこちら。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/

 

写真、フォトキャプション:山本貞彦

 

加藤嵐。
試合でやるべきことがわかってきたか。ノビノビやっているのが良し。
佐藤魁。
ガイワールド。今日は自分のやりたいこと全開!
田中英義。
坦々と任務遂行。こうなると誰も止められない。
椎葉順。
普段はおっとりしている順も、試合となると熱いところを魅せる。それも魅力。
大野修聖。
危ない場面もあったが、冷静に切り抜けるところがマーの強さ。
大野修聖。
茨城のファイナルでの因縁。仲村拓久未との見合う場面も。
大野修聖。
全戦優勝という偉業を達成するのか。
高梨直人。
今シーズン、安定した戦い方を覚えた。その分、メリハリもあって見てて心地よい。
中村昭太。
やはりエアーの昭太。スタイリッシュでカッコいい!
仲村拓久未。
茨城で優勝を逃した拓久未。自信もつけたか、図太くなった気がする。イイね!
田嶋鉄兵。
まだ不安定なところがあるものの、ヒートごとに調子を上げる鉄兵。これも試合での鉄則
田中樹。
相手が相手(鉄兵、嵐、寛)だったから、いきなり全開勝負。終始キレっキレだったものの、得点は伸びずR−4で敗退。
大村奈央。
待てるのも、自分を信じているから。試合終了の逆転劇は見事です。
村松爽香。
まだ、多少ムラはあるものの、ハマればとんでもないライディングを魅せる。
喜納海人。
R-3では金尾玲生と壮絶な戦いを制し、一躍、今大会でのダークホースとなった海人。
河谷佐助。
全日本タイトルに続き、嬉しい公認プロ資格。おめでとう!
田代凪沙。
女子では唯一の公認プロ資格をゲット、おめでとう!実力は未知数、これからが楽しみ。

 

 

今回の最終戦では、 既に今シーズンのグランドチャンピオンが決定している大野修聖が、全戦優勝というJPSA史上初となる大記録を打ち立てるか否かというところに注目は集まっている。また、世界を転戦しているムラサキスポーツの大橋海人が、今回のJPSA最終戦に緊急参戦が決定。今シーズンから本格的に世界を回り出した大橋海人。確実に上位に食い込む力を身に付け、大いに活躍が期待される彼のサーフィンにも注目が集まる。

 

この大野修聖と大橋海人は、 今 年7月に湘南で行われた、ASP WQS 4STAR 『MURASAKI SHONAN OPEN』のファイナルで対決。激しい戦いの末、大野修聖に軍配が上がっている。果たして、大野修聖の全勝優勝なるのか。それとも大橋海人がリベンジを果 たし、それを阻止するのか。はたまた別の刺客が現れるのか。

 

第2戦、第3戦と大野修聖とファイナルを戦い惜しくも破れているランキング2位の加藤嵐。前回の茨城では大活躍し、最後の最後まで大野修聖を追い込んだランキング3位の仲村拓久未、そして今シーズン完全復活を見せ、新島では激しいファイナルを大野と演じたランキング4位の田中英義。大野と激しいバトルを繰り広げた彼らのパフォーマンスにも注目したい。

 

また女子のグラチャン争いでは、庵原美穂がカレントリーダー。2位の橋本小百合は今回欠場でグラチャンは消えた。ラウンド4から出場の庵原はセミファイナルまで勝ち上がると、たとえ下位の選手が優勝しても逆転は不可能となり、庵原の3年連続のグランドチャンピオンが決定する。