JPSAショート最終戦「ムラサキプロ 鴨川 」はハードコンディションでトライアルから開始

JPSAショート最終戦「ムラサキプロ 鴨川 」はハードコンディションでトライアルから開始 


 

 

JPSAジャパンプロサーフィンツアー2013 ショートボード第6戦(最終戦)「ムラサキプロ 鴨川 supported by 海童」が、本日9月26日(木)から、千葉県鴨川市東条海岸(マルキポイント)でスタートした。太平洋側では広い範囲でクローズアウトのコンディションのなか、会場の天候は、早朝の雨も上がり、強いオフショアが吹く頭半からダブルの強烈なハードコンディション。午前7時にプロトライアル男子から試合開始となった。

 

今回のプロトライアル男子は、ラウンド4を勝ち上がった各ヒート2名・3位の高得点者1名の計5名がプロ本戦に出場。そしてプロ本戦のラウンド3を勝ち上がった選手が公認プロ資格をゲット。女子はラウンド1は6ヒート。勝ち上がり12名に、3位の高得点1名を加え、合計13名が本戦に出場。本戦のラウンド3を勝ち上がれば、公認プロ資格がもらえる。

 

そんな中、男子では、児玉 椋、河谷 佐助、金尾 玲生、喜納 海人、福田 啓太の5名が明日のプロ本戦に出場。女子では、大野 智子、神田 愛子、高田 裕美、甲地 真由美、田代 凪沙、大森 春奈、金澤 貴子、辻尾 友香里、乗松 千鶴、稲垣 和美、菜花 つばさ、関口 海璃、森 敬恵の合計13名が本戦に出場する。

 

明日はいよいよプロのメインラウンドがスタート。本日湘南の鎌倉で行われた「イナムラクラシック」に出場していた多くの選手がラウンド1から出場する。ラウンド1のヒート2には辻 裕次郎、ヒート6には大野 修聖、ヒート7にマーの双子の兄、大野 仙雅、ヒート10には田嶋 鉄兵といったトップサーファー達が次々と登場。波もグッドコンディションで彼らを迎え入れることだろう。

明日の集合は朝5:30にマルキだ。

 

今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。

また、今回もライブ中継が行われるので要チェック!

ライブ中継はこちら。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/

 

写真、フォトキャプション:山本貞彦

 

喜納海人。今日、一番良かったのは海人。ハワイ仕込のパワーサーフィンで魅せた。
喜納海人。日本にも慣れたか自分のサーフィンを出せるようになった。
菜花つばさ。
女子の中でもフェイスが使えたのはつばさだけ。地道な努力が実を結ぶ。
金尾玲生。
緊張からか固さもあったが、スムースなサーフィンは持ち味。
金尾玲生。
メンタルさえコントロールできれば、実力は間違いない。
児玉椋。
サーフィンが一回り大きくなった。
今日、唯一のチューブを決めた児玉椋。
河谷佐助。
今シーズン、メキメキ実力をつけた佐助。全日本で優勝したことも自信をつけたか。
田代凪沙。
厳しいコンディションでも積極的に攻めたところがイイね。
大野修聖。
突然、朝に現れたマー。稲村は辞退しこの大会に臨んだ。明日の為のフリーサーフ。

 

 

 

大会名称:JPSAジャパンプロサーフィンツアー2013 ショートボード第6戦(最終戦)

『 ムラサキプロ 鴨川』 supported by 海童

 

期   日:9月26日(木)~29日(日) ※プロトライアル同時開催

会   場:千葉県鴨川市 東条海岸 (マルキ)

賞金総額:¥3,000,000 (男子¥2,400,000 / 女子¥600,000)

特別協賛:株式会社 ムラサキスポーツ

協   賛:濱田酒造 株式会社

主   催:一般社団法人 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

 

 

今回の最終戦では、 既に今シーズンのグランドチャンピオンが決定している大野修聖が、全戦優勝というJPSA史上初となる大記録を打ち立てるか否かというところに注目は集まっている。また、世界を転戦しているムラサキスポーツの大橋海人が、今回のJPSA最終戦に緊急参戦が決定。今シーズンから本格的に世界を回り出した大橋海人。確実に上位に食い込む力を身に付け、大いに活躍が期待される彼のサーフィンにも注目が集まる。

 

この大野修聖と大橋海人は、 今 年7月に湘南で行われた、ASP WQS 4STAR 『MURASAKI SHONAN OPEN』のファイナルで対決。激しい戦いの末、大野修聖に軍配が上がっている。果たして、大野修聖の全勝優勝なるのか。それとも大橋海人がリベンジを果 たし、それを阻止するのか。はたまた別の刺客が現れるのか。

 

第2戦、第3戦と大野修聖とファイナルを戦い惜しくも破れているランキング2位の加藤嵐。前回の茨城では大活躍し、最後の最後まで大野修聖を追い込んだランキング3位の仲村拓久未、そして今シーズン完全復活を見せ、新島では激しいファイナルを大野と演じたランキング4位の田中英義。大野と激しいバトルを繰り広げた彼らのパフォーマンスにも注目したい。

 

また女子のグラチャン争いでは、庵原美穂がカレントリーダー。2位の橋本小百合は今回欠場でグラチャンは消えた。ラウンド4から出場の庵原はセミファイナルまで勝ち上がると、たとえ下位の選手が優勝しても逆転は不可能となり、庵原の3年連続のグランドチャンピオンが決定する。