ISAワールド・ロングボード・チャンピオンシップ大会2日目。中山は37位でフィニッシュ。
ワンチャコ、ペルー、2013年9月24日- ISAワールド・ロングボード・チャンピオンシップは大会2日目。前日に比べコントロールし易いコンディションとなったワンチャコのポイントブレイク。3-5フィートのサーフ・コンディションで、オープン・メンズ、オープン・ウイメンズ、ジュニアの各クラスのクオリファイのラウンド2が行われ、午後にはメンズのリパチャージ1がが行われた。
朝のメンズ・セカンド・クオリファイ・ヒートは、グラッシーなパーフェクト・コンディションで行われ、ハワイのネッド・スノーがパワー&フローのディスプレーを見せて、17.27のコンペティションのハイエスト・トータル・ヒート・スコアをマークした。「今朝の波は全てスムースでクリーンでした。ハイタイドでダウンザラインを急ぐ必要がなかったんです。とても素晴らしかった。ワンチャコは、素晴らしい波ですね。ハワイにはこのような波はないです。これまでに経験した中で最も長い波ですよ。ホームに帰れば、3〜4ターンがやっとですが、ここではその倍は出来ますからね。最高です。」
オープン・メンズの他の際立った選手は、イギリスのベン・スキナー、フランスのアントワン・デルペーロ、サウス・アフリカのトーマス・キングであった。一方で、ディフェンディング・チャンピオンのトニ・シルヴァニ(USA)が4位敗退でリパチャージへ回る大番狂わせが起きた。
ウイメンズでは、ワンチャコのロング・ウェイブでトラディショナル・ロングボーディング・マニューバーを優雅に披露したサウス・アフリカのシモーン・ロブがハイエスト・ウイメンズ・ヒート・スコア13.33をスコア。またジュニアでは、ブラジルのカイオ・サンタナが高得点をスコアしてラウンド3へ勝ち進んだ。
午後に行われたメンズのリパチャージ1のヒート3には、過去3回の世界戦出場経験のある中山祐樹が登場。イタリアのアレッサンドロ・デ・マティーニらと対戦した。ヒート後半まで3位を強いられていた中山は、残り2分でセットを掴むもワイプアウト。逆転ならず3位敗退となり、今回の世界戦を37位でフィニッシュした。続くヒート4の西崎公彦は2人ヒートでそのままリパチャージ2へ。
明日は朝からオープン・メンズの敗者復活戦2のヒート3に西崎公彦、オープン・ウイメンズの敗者復活戦1のヒート2に岡澤紫穂が登場する。彼らのリパチャージからの巻き返しに期待しエールを送り続けよう。頑張れ!日本。
明日のISAワールド・ロングボード・チャンピオンシップは、現地時間午前7時40分日本時間で21時40分にモーニング・ショーで再開する。