ASP-WCT第7戦「ハーレー・プロ」ジョン・ジョンが、まさかのラウンド2敗退。

ASP-WCT第7戦「ハーレー・プロ」R2が終了。ジョン・ジョンがまさかの敗退。 


Alejo Muniz defeated John John Florence in Round 2 © Hurley

 

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ロウワー・トラッスルズ、サン・クレメンテ、CA(2013年9月16日月曜日)2013年のASPワールド・チャンピオンシップ・ツ アー(WCT)第7戦「ハーレー・プロ」は、グラッシーな1~3フィートのロウワー・ トラッスルズでコンペティションが再開され、ラウンド2のヒート5から残りの8ヒートが行われた。

 

ジョン・ジョンがまさかのR2敗退で最下位。

 

大会2日目、アレホ・ムニーツ(BRA)はラウンド2の大番狂わせを引き起こし、昨シーズンのリマッチとなったハワイの神童ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)とのヒートに勝った。ムニーツは、ロウワーズのセットのレフトにおいて、洗練されたバックハンドのコンビネーションでハイスコアをマーク。ラウンド3のポジションを手に入れた。「波は少し小さいですけど、ブラジル出身の僕にとっては良い波でした」と、ムニーツが言った。

 

John John Florence © Hurley

 

ジョン・ジョン(フローレンス)には、彼のルーキーイヤーの時に破れていたので、少しナーバスになっていました。自分のヒートの前に、僕はマイキー・ピコン(元コンペティター)と話をしたんです。そして、彼は僕にライトよりセットのレフトを狙えって言ってくれたんです。ジョン・ジョンは多くの波をゲットして来ると思っていたので、僕は反対に波を待ちました。あの波をゲット出来て最高でしたね。」

 

“僕はUSオープン以来ずっと同じボードに乗っているんです。”

 

 

ムニーツは、ASPプライムのUSオープンで優勝して、勢いに乗っていた。しかし、数週間前のヨーロッパで膝に怪我を負った。精密検査の結果、大事には至らず、回復も順調でハーレー・プロでの復活を目指している。「僕は、USオープン以来ずっと同じボードに乗っているんです。この前の2戦もこのボードで出たんですよ。」と、ムニーツが言った。「素晴らしいボードなんです。僕はアゾレスで怪我をして、ここに来れるとは思わなかった 。しかし、すべてMRIと理学療法が上手く行ったみたいです。まだ痛みを伴ってサーフィンをしていますが、自分のボードは絶好調なので、最高ですね。」

 

Miguel Pupo © Hurley

 

フレッド・パターチア(HAW)は焦げつくようなバックハンドのコンビネーションでライトハンダーを支配して、17.43という本日のハイ・ヒート・トータルをマーク。同じグーフィー・フッターのミゲール・プポ(BRA)を下して、 ラウンド3のポジションを手に入れた。「コンディションはスモール。僕はレフトしかないかと思ってヒートに入りました。でもシーバス(セバスチャン・ジーツ)とジェレミー(フローレス)がライトでスコアをゲットするのを見ていたんです。そして、ミギー(ミゲール・プポ)がレフトで攻めて来ると思ったので、自分は違う見せ方をしたかった。それで僕はライトから目を離さずにチェックを続け、良い波をゲット出来たんです。ボードの調子もずっと良いので、ライトブレイクでアンダーザリップのフィンスローが決められると思いました。バリの試合から自分のバックハンドは頼りになるんです。」

 

今日の首尾一貫しないコンディションで、リズムを見つけられず苦戦を強いられるサーファーが多いなか、カウアイのセバスチャン・ジーツ(HAW)はラオニ・モンテイロ(BRA)の対してエレクトリックな勝利を見せつけた。ジーツは彼のルーキー・シーズンにASPトップ34のなかで非常に印象に残るパフォーマンスを見せている。タヒチでは25位を強いられたジーツは今回のイベントではそれを跳ね返したいと望んでいる。

 

「タヒチでは最悪でしたね。自分の直感を全く信頼できませんでした。」と、ジーツが言った。「僕はオールドスクールに戻っていて、自分の生まれ持った才能を信じています。ここで良い結果を残したいですね。トラッスルズが大好きなんです。それは僕のキャリアの大きな割合を占めています。セミファイナルやクオーターは素晴しい成績ですね。僕は良いスモール・ウェイブ・ボードをゲットしたんです。」

 

Ace Buchan © Hurley

 

その他に、パトリック・グダスカス(USA)はカレントASPワールドNo.10エイドリアン・バカン(AUS)を下して、キャリア初のハーレー・プロでのヒート・ビクトリーをマーク。ジェレミー・フローレス(FRA)もヤイディン・ニコル(AUS)を下してラウンド3へ勝ち上がった。リーサル・グーフィー・フッターのマット・ウィルキンソン(AUS)と対戦したコロヘ・アンディーノ(USA)も、プログレッシブ・エアリアルとフル・レール・ハックをブレンドしたハイパフォーマンスでラウンドアップを果たした。

 

イベント主催者は、現地時間の明朝午前7時30分、日本時間23時30分にファーストコールする。

 

見たいヒートだけをオンデマンドでチェック!

http://thehurleypro.com/on-demand/dvr

 

ビデオハイライト映像

http://thehurleypro.com/video/day-2-highlights

 

大会の詳細はオフィシャルサイトで詳細をご覧下さい。

http://www.thehurleypro.com/

 

 

 

ハーレー・プロ:ラウンド2
ヒート5:パトリック・グダスカス(USA)13.10 def.エイドリアン・バカン(AUS)9.10
ヒート6:カイ・オットン(AUS)12.67 def.キーレン・ペロー(AUS)11.97
ヒート7:アレホ・ムニーツ(BRA)15.80 def.ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)13.83
ヒート8:ジェレミー・フローレス(FRA)13.50 def.ヤイディン・ニコル(AUS)12.37
ヒート9:セバスチャン・ジーツ(HAW)14.67 def.ラオニ・モンテイロ(BRA)9.14
ヒート10:フレッド・パターチア(HAW)17.43 def.ミゲール・プポ(BRA)13.74
ヒート11:ビード・ダービッジ(AUS)11.37 def.ダミアン・ホブグッド(USA)11.00
ヒート12:コロヘ・アンディーノ(USA)16.33 def.マット・ウィルキンソン(AUS)9.00

 

ップカミング・ハーレー・プロ:ラウンド3マッチアップ
ヒート1:ジョディ・スミス(ZAF)対ブレット・シンプソン(USA)
ヒート2:C.Jホブグッド(USA)対ガブリエル・メディーナ(BRA)
ヒート3:タジ・バロウ(AUS)対コロヘ・アンディーノ(USA)
ヒート4:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対フレデリック・パターチア(HAW)
ヒート5:カイ・オットン(AUS)対ジェレミー・フローレス(FRA)
ヒート6:ケリー・スレーター(USA)対パトリック・グダスカス(USA)
ヒート7:ミック・ファニング(AUS)対アレホ・ムニーツ(BRA)
ヒート8:ミシェル・ボウレズ(PYF)対セバスチャン・ジーツ(HAW)
ヒート9:ジョシュ・カー(AUS)対ビード・ダービッジ(AUS)
ヒート10:ナット・ヤング(USA)対トラヴィス・ロギー(ZAF)
ヒート11:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対フリーペ・トリード(BRA)
ヒート12:ジョエル・パーキンソン(AUS)対アダム・メリング(AUS)