エルサルバドルの6スターでピーターソン・クリサントが初のメジャータイトル獲得

エルサルバドルの6スターでピーターソン・クリサント(BRA)が初のメジャータイトル獲得 


 

 

プンタ・ロカ、ラ・レベルタ/エルサルバドル(2013年7月14日日曜日)ASP6スター・リーフ・プロ・エルサルバドルが終了。4−6フィートのコンディションとなったプンタ・ロカのワールドクラス・ライトハンド・ポイントブレイクで行われたファイナルで、21歳のピーターソン・クリサント(BRA)が圧倒的なスタイルでWCTサーファーのジョシュ・カー(AUS)を下して優勝した。今回の優勝はクリサントにとって、初のメジャーイベントでの優勝である。

 

イベントを通して際立ったパフォーマンスを見せていたクリサントは、ファイナルデイでもハイパフォーマンスを披露。安定感がありバラエティ豊かなフォアハンドのマニューバーでプンタ・ロカの完璧なウォールを切り刻んだ。クリサントは、ファイナル・デイもリズムをキープ。セミファイナルでは、ASP WCTベテラン・フレッド・パターチア(HAW)を下し、波数の減ったファイナルでも支配を続けて、勝利を手に入れた。

 

「自分にとって初のASP 6-スター・イベント優勝です。」と、クリサントが言った。「このイベントの前に、ハードなトレーニングを受けて来ました。初優勝出来て本当に最高です。いま震えていますよ。優勝出来たなんて信じられません。WCTの選手を克服出来て、誇りに感じています。自分のサーフィンに集中しました。自信は現在100パーセントです。トレーニングを続けて、USオープンで良い結果を残したいですね。」

 

リーフ・プロ・エルサルバドルのトップシードで、カレントASPワールドNo.9のジョシュ・カーは、ファイナルまでに、ASPワールド・ジュニア・チャンピオンのカイオ・イベリ(BRA)、ウエイド・カーマイケル(AUS)を下して来たが、ファイナルでは、クリサントの勢いを止めることは出来なかった。「素晴しいイベントでしたね。波も信じられない感じでした。しかし、ファイナルは波が来なくて最悪でしたね。ファイナルの前までは良い感じだったのに、スローダウンしてしまいましたね。エルサルバドルは自分にとってファースト・トリップでした。素晴らしい場所でしたね。」

 

また、先週のASP 4-スター・サーフ・オープン・アカプルコで優勝したウエイド・カーマイケル(AUS)、WCTサーファーのフレッド・パターチア(HAW)がセミファイナルで破れて3位タイとなった。

 

 

リーフ・プロ・エルサルバドル・ファイナル結果:
優勝:ピーターソン・クリサント(BRA)16.43
2位:ジョシュ・カー(AUS)12.83

 

リーフ・プロ・エルサルバドル・セミファイナル結果:
SF 1:ジョシュ・カー(AUS)14.86 def.ウエイド・カーマイケル(AUS)14.77
SF 2:ピーターソン・クリサント(BRA)16.76 def.フレッド・パターチア(HAW)9.93

 

リーフ・プロ・エルサルバドル・クオーターファイナル結果:
QF 1:ジョシュ・カー(AUS)11.83 def.カイオ・イベリ(BRA)5.90
QF 2:ウエイド・カーマイケル(AUS)12.67 def.ティム・レイズ(USA)9.33
QF 3:フレデリック・パターチア(HAW)15.57 def.タナー・グダスカス(USA)15.17
QF 4:ピーターソン・クリサント(BRA)17.40 def.ミッチ・クルーズ(AUS)が、14.06

 

 

オフィシャルサイト:

http://www.beachbyte.com/aspna/elsalvador13/