ASP-WCT第3戦ビラボン・リオ・プロはリオデジャネイロで5月8日からスタート。

ASP-WCT第3戦「Billabong Rio Pro 」はリオデジャネイロで5月8日からスタート。 


YouTube Preview Image

前戦の勝利者で、ホームタウンでの試合に闘志を燃やすデ・スーザがインタビューに応えた。またギルモアは欠場を表明。

 

バーハ・ダ・チジュカ、リオデジャネイロ/ブラジル(2013年5月3日金曜日)ASP-WCT第3戦「ビラボン・リオ・プロ」のウエイティング期間のスタートまで1週間を切り、先月リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチで歴史に残る勝利をあげたホームタウン・ヒーローのエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)は、現在そのイベントのための準備を開始している。そんなデ・スーザは、現在ASP WCTランキングNo.4。初のASPワールド・タイトル獲得を目指し、この勢いをブラジルでも続けたいところだ。

 

オーストラリアで勝った後に、デ・スーザは、数日間のメディア対応を済ませ、次のトリップまでの時間を家族と過ごすためにサンパウロの彼のホームタウンへ向った。ブラジルでの忙しいデ・スーザの数日間は、彼に貧しかった幼少の頃の事を思い出させた。「ベルズでの優勝は、本当に感動的でした。そして、友達に会うために故郷に戻って、本当に感情が揺さぶられました」と、デ・スーザが言った。「ここの出身で嬉しいですよ。ここ出身だからこそ、いま自分が持っている全てのものの価値を見いだし喜べているのです。スラム出身なら、それを手に入れるために全力を尽くすのです。サッカー選手がプロになる手本があり、サーフィンでも一生懸命やれば、そうなれると思っていました。僕がプロ・サーファーになったとき、自分の家族は、より良い場所に引っ越しする事が出来ました。」

 

家族とサンパウロで過ごした後で、デ・スーザは、リオでのイベントの調整をするために仲間のミゲール・プポ(BRA)とパーフェクト・ウェイブのメンタワイ・アイランドで過ごしていた。「僕にとって、インドネシアに行くことはブラジルへ向けた良い準備になりました。」と、デ・スーザが言った。「そこでは良い波でサーフィンすることができて、パフォーマンスを上げることが出来ました。1日6〜7時間サーフィンをしていましたよ。子供の頃はグアルジャ・ビーチでサーフィンをしていましたが、波はそれほど良くありませんでした。そして、僕は、ここのような波でサーフィンする事をいつもイメージしていたんです。」

 

前ビラボン・リオ・プロ・チャンピオン(2011年)であるデ・スーザは、彼のホームタウン・ギャラリーの前で再び勝利することが簡単な仕事でないということを理解している。しかし、彼はチャレンジを続ける。「そこでファイナルをメイクするまでの道程が険しいことは知っています。」と、デ・スーザが言った。「それはイージーではありませんよ。そのために戦い続けなくてはならないのです。」

 

今回のイベントは、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、フレデリック・パターチア(HAW)、ティアゴ・ピレス(PRT)が、怪我により欠場。パトリック・グダスカス(USA)とヤイディン・ニコル(AUS)がその2つのリプレイスメントスポットを獲得し出場する。また、男子のビラボン・リオ・プロと同時開催のASPウイメンズWCT第5戦となる「コルゲート・プラックス・ガールズ・リオ・プロ」では、5-タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)が、ベルズで負った左足踵骨の安定骨折を完全に回復させるために欠場する事を決めた。

 

詳細については、www.aspworldtour.comへログインしてください。

 

ビラボン・リオ・プロは、5月8日から19日まで、http://wctbrasil.com/rio13でウェブキャストでライブ中継される。

 

ビラボン・リオ・プロ・ラウンド1マッチアップ:
ヒート1:ジョシュ・カー(AUS)、トラヴィス・ロギー(ZAF)、グレン・ホール(IRL)
ヒート2:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)、アレホ・ムニーツ(BRA)、パトリック・グダスカス(USA)
ヒート3:タジ・バロウ(AUS)、マット・ウィルキンソン(AUS)、ヤイディン・ニコル(AUS)
ヒート4:ミック・ファニング(AUS)、セバスチャン・ジーツ(HAW)、TBD
ヒート5:ジョエル・パーキンソン(AUS)、フリーペ・トリード(BRA)、TBD
ヒート6:ケリー・スレーター(USA)、ミゲール・プポ(BRA)、TBD
ヒート7:ジュリアン・ウィルソン(AUS)、ダミアン・ホブグッド(USA)、ダスティー・ペイン(HAW)
ヒート8:ガブリエル・メディーナ(BRA)、ヤング(USA)ナット、ラオニ・モンテイロ(BRA)
ヒート9:ジェレミー・フローレス(FRA)、カイ・オットン(AUS)、アダム・メリング(AUS)
ヒート10:ジョディ・スミス(ZAF)、ビード・ダービッジ(AUS)、ブレット・シンプソン(USA)
ヒート11:ミシェル・ボウレズ(PYF)、エイドリアン・バカン(AUS)、コロヘ・アンディーノ(USA)
ヒート12:C.Jホブグッド(USA)、オーウェンWライト(AUS)、キーレン・ペロー(AUS)