JPSA「ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ」は メンズのベスト16が決定

JPSA「ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ」は 素晴しいコンディションでメンズのベスト16が決定 


パーフェクト10をマークした林健太

 

 

2013年4月12日金曜日、バリ島・クラマス:今シーズンのJPSAジャパンプロサーフィンツアー2013 ショートボードの開幕戦となる「ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ」のメイン会場となっているバリ島のクラマスは、午後からの風が入る前までは近年希に見る素晴しいバレルコンディションとなり、完全なチューブ合戦となった。メンズはラウンド3とラウンド4、ウイメンズはラウンド1が行われ、メンズはクオーターファイナルを戦うベスト16が決定した。

 

ラウンド4では、トップシードの選手が登場。ヒート1からいきなり林健太がパーフェクト10をスコア。クラマス・マスターとしてのパフォーマンスを披露。バックアップもエクセレントをマークして、ヒートスコア18.25で本日の最高得点をスコアした。また同じヒートには、昨年体調不良などでスポット参戦だったが田中英義が見事に復活。キレたサーフィンが見せた。昨日ラウンド1、2で圧倒的なサーフィンでハイスコアをマークした大野修聖は、本日もその勢いを続け、ラウンド3では17.50、ラウンド4では14.50をマークし、明日のクオーターファイナルに勝ち進んだ。同じく辻裕次郎も11.75、13.75をマークしてベスト16進出を果たしている。

 

そして、プロトライアルからプロ本戦へ勝ち上がった選手の中でラウンド3に勝ち上がった選手は男子では大森 海夏人。女子は、前田 マヒナ、田代 凪沙、砂川 真里子の3名がラウンド2に進出。特に前田マヒナは18.10というハイスコアをマークして勝ち上がっている。(女子はラウンド2を勝ち上がった選手に公認プロ資格が与えられる。)また、今季ツアーに戻ってきた注目の2010年のイベントチャンピオンである橋本小百合は、持ち前のパワフルなサーフィンを披露。ヒートスコア13.25をマークして、ディフェンディング・チャンピオンの大村奈央を抑え、1位でラウンド2へ勝ち上がっている。

 

明日は朝6時に会場に集合。 サーフメディアは現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに!

 

撮影&フォトキャプション:山本貞彦

 

 

田中英義。昨年は体調不良もあり大会はスポット参戦だったが、今年は見事に復活。またヒデのキレたサーフィンが見られる。
田中樹。コーチ業もこなしながら、自らもコンペのスキルを上げるためのトレーニングを欠かさない。タクティクスは素晴らしい。
田中樹
ジェイソン・シバタ。波のサイズが上がれば、さらに力を発揮。今日はハワイ仕込のテクニックが炸裂した。
椎葉順。毎年サーフィンが上手くなっている。自分のペースで海外遠征など地道な努力が身を結んだ結果だ。
田中海周。ハワイでのロングステイの成果がここに出た。チューブのボードコントロールは間違いない。
大森海夏人。JPSA公認プロ資格を獲得。男子のトライアリストの中でただ一人という結果。おめでとう!
林健太。さすがのクラマスマスター。チューブに加え、縦横無尽に波を切り刻む。今日の10ptは健太だけ。
前田マヒナ。他の女子選手が苦戦する中、パワフルな男子顔負けのサーフィンでラウンドアップ!
大野修聖。相手が誰でも、波がどうでも自分のサーフィンをするマー。これは見習いたいところ。
大村奈央。フィジカルトレーニングを重ねパワーがついた。イイね。あとは結果を残すのみ。
橋本小百合。久しぶりの大会参戦。前から得意とする、ねじり込むサーフィンは健在。
森哲太。奄美出身の哲太はこういう波が得意。今年は国内のASPに参戦を表明してくれた。楽しみだ。
辻裕次郎。伸びのあるサーフィンがイイね。このまま型にハマらないサーフィンを極めて欲しい。

森哲太
辻裕次郎

 

 

大会名称【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2013 ショートボード第1戦ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ
期日:4月10日(水)~14日(日) ※プロトライアル同時開催
会場:バリ島 クラマス
賞金総額:¥3,000,000 (男子¥2,400,000 / 女子¥600,000)
特別協賛:株式会社 トリップデポ / ガルーダ・インドネシア航空
出場選手:公認プロ / 登録アマ
協力:トラベルシーン / バリサーフィンアソシエーション(BSA)
なみある?/ 国際スポーツ医科学研究所(ISMI)
神戸神奈川アイクリニック / TOKYO FM / キッズ・セーバー
NPO ウォーターリスクマネジメント協会
サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(S.F.J)
株式会社 OKUTA / 株式会社キューテック
主催:JPSA