ASP-WCT第2戦「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」がスタート。

ASP-WCT第2戦「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ」がスタート。 


Joel Parkinson (AUS) Credit: © ASP/ SCHOLTZ
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ベルズ・ビーチ、ビクトリア/AUS(2013年3月29日金曜日)2013年のASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)第2戦「リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチ presented by Ford」がスタート。ASPトップ34は、クリーン3~4フィートのコンディションでラウンド1が終了した。

 

11xASPワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)は、今日の午後に行われたラウンド1のヒートで、アダム・メリング(AUS)と15才でワイルドカード出場のジェイコブ・ウィルコックス(AUS)に対し、圧倒的な勝利を収めた。リンコン・ポイントのスレーターの驚異的なディスプレーは、彼のファイナル・ウェイブでマークした9.70を含む、本日のハイ・ヒート・トータル18.07をマークした。「今日は、僕がゴールド・コーストのアーリーラウンドで乗った「ウィアード・リッパー」へエクイップメントを変えた。そして、それが今日のスローピーなリンコン・ウェイブに上手くマッチしていたみたいだね。」と、スレーターが言った。「僕はヒート終盤、波を待って漂っていたんだ。あの波(9.70)はあまり大きくなかったけど、走れそうで少し良い波に見えた。それで、その波は多くのターンが入れることが出来たんだ。」

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2012年を第2位でフィニッシュしたスレーターは、物凄い勢いでツアーに戻り、そして、オープニング・イベントのゴールド・コーストで勝利を収め、今シーズンの彼の意向を発表した。「僕は今シーズン、ツアーを回ることを確約するよ。」と、スレーターが言った。「僕は過去に、コンテストで戦いたい気持ちと、世界の波を追いかけたい気持ちの2つを持っていた。そのため、僕は前もって確約することをためらっていた。しかし今年は確約してツアーに集中する。何年か後に戦うのを辞めたとき、それからスウェルを追うことができるからね。」

 

ASPワールド・チャンピオンに君臨するジョエル・パーキンソン(AUS)は、彼の名高いキャリアを通し、3度の(2004、2009、2011)リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチで優勝を収めている。そんなスタイリッシュなナチュラルなフッターは、アイコニック・ブレイクで行われたラウンド1で見事なパフォーマンスを見せつけた。「ベルズは、僕にとっての居心地の良い場所なんだ」と、パーキンソンが言った。「それは長い歴史があり、僕はリンコン、ボウル、ウインキと、これまで長い間ずっとサーフィンしてきた。ここに戻ってきて戦うのが大好きなんだ。本当にホームのように感じるからね。」

 

カレントASP WCT No.5のジュリアン・ウィルソン(AUS)は、カイ・オットン(AUS)とパトリック・グダスカス(USA)との激戦となったバトルを生き残った。「ベルズでヒートを切り抜けることが出来て本当にうれしいです。 」と、ウィルソンが言った。「僕は、この場所でジュニアのときに良い結果を手に入れたんですが、この2、3年はラウンド2で負けています。だから、そう、僕はこれでラウンド3へ勝ち上がれたので、それはすでにこの場所におけるプロキャリアの自己最高記録なんです。」

 

長い間、プレミア・サーファーの1人とされてきたウィルソンにとっての2013年のシーズン・スタートは、2013年のASPワールド・タイトル・レースのポジションに彼をセットした。「今年トップ5でフィニッシュ出来たら素晴らしいですね。でもワールド・タイトルが目標です」と、ウィルソンが言った。「僕はゴールド・コーストでかなり良いスタートが切れました。そして、ベルズでバックアップする結果を残して、勢いをキープしたいですね。波はかなりファンです。今日がコンテスト期間で 最も小さな波かもしれないですが、最終的にベルズ・ボウルでフィニッシュしたいですね。」

 

多くのトップ・シード選手がオープニング・デイを支配するなか、ルーキーのナット・ヤング(USA)とフリーペ・トリード(BRA)はラウンド1でダイナミックな勝利を収めた。ヤングは焦げつくようなバックハンド・サーフィンでドラマティックなヒート終了間際の大逆転勝利をマーク。また、トリードはリッパブルなリンコン・ライトハンダーでエアを披露しラウンド3へ勝ち上がった。

 

ASPドリーム・ツアー2年目のコロヘ・アンディーノ(USA)は、飛ぶ鳥を落とす勢いのパフォーマンスでジョディ・スミス(ZAF)とC.J.ホブグッド(USA)を下した。アンディーノはフル・ローテーション・エアリアルで9.57をマークしてヒートをスタート。驚異的な17.14のヒート・トータルをマークした。「彼ら全員が好きなサーファーであり、彼等を克服したいという気持ち。それがこのツアーの不思議な原動力なんです。」と、アンディーノが言った。「自分のサーフィンは、昨年からかなり改善されたと感じています。残りのイベントは良い波をゲットしたいですね。」

 

イベント主催者は、明朝午前7時30分にファーストコール。午前8時のスタートを目指しコンディションを判断する。

 

2013リップ・カール・プロ・ベルズ・ビーチは、http://www.live.ripcurl.com/ でライブ中継されます。また、オフィシャルサイトでは写真やビデオをはじめ、見逃したヒートを見れるヒートアナライザーもあるので要チェック。また、iPhone, iPod touch,  iPadの人は、アップデートされた無料のリップ・カール・ライブ・イベント・アプリをダウンロードすれば、どこでもリップ・カール・プロを楽しめます。ダウンロードはこちら。

 

 

RIP CURL PRO BELLS BEACH ROUND 1 RESULTS:
Heat 1: Raoni Monteiro (BRA) 13.60, Matt Wilkinson (AUS) 13.33, Gabriel Medina (BRA) 11.17
Heat 2: Julian Wilson (AUS) 14.64, Kai Otton (AUS) 14.43, Patrick Gudauskas (USA) 12.83
Heat 3: Willian Cardoso (BRA) 15.06, Taj Burrow (AUS) 11.33, Kieren Perrow (AUS) 8.16
Heat 4: Mick Fanning (AUS) 14.83, Sebastian Zietz (HAW) 12.34, Oney Anwar (IDN) 7.60
Heat 5: Joel Parkinson (AUS) 16.20, Brett Simpson (USA) 10.20, Jack Perry (AUS) 8.87
Heat 6: Kelly Slater (USA) 18.03, Adam Melling (AUS) 15.50, Jacob Willcox (AUS) 10.17
Heat 7: Alejo Muniz (BRA) 16.33, Adriano de Souza (BRA) 13.60, Tiago Pires (PRT) 11.10
Heat 8: Josh Kerr (AUS) 15.06, Dusty Payne (HAW) 14.20, Damien Hobgood (USA) 13.87
Heat 9: Nat Young (USA) 16.43, Jeremy Flores (F RA) 15.90, Travis Logie (ZAF) 12.20
Heat 10: Filipe Toledo (BRA) 15.47, Michel Bourez (PYF) 13.67, Bede Durbidge (AUS) 12.23
Heat 11: Adrian Buchan (AUS) 17.26, Glenn Hall (IRL) 13.77, Owen Wright (AUS) 13.73
Heat 12: Kolohe Andino (USA) 17.14, C.J. Hobgood (USA) 13.90, Jordy Smith (ZAF) 12.76