ハーレー・イングルビーがオーストラリアのASP-LQSで優勝。秋本が5位。

ハーレー・イングルビーがASP-LQSオーストラリアン・ロングボード・サーフィン・オープンで優勝。日本の秋本祥平は5位。 


キングスクリフ、NSW/オーストラリア(2013年3月24日日曜日)難しいコンディションのなか、オーストラリアン・ロングボード・サーフィン・オープンはコンペティションのファイナル・デイを迎えた。このイベントは、プロアマ問わず老若男女が参加する「オーストラリアン・ロングボード・サーフィン・オープン」には、16のクラスがあり、そのメインイベントとなったメンズとウイメンズのASP LQSディビジョン・ファイナル。優勝した ジョージア・ヤング(AUS)とハーレー・イングルビー(AUS)は対照的なヒート展開で勝利を掴んだ。

 

2009年のワールド・ロングボード・チャンピオンであるハーレー・イングルビー(AUS)は、強烈なスタートを切り、そのままリードを保ったまま圧倒的な試合運びで勝利した。「このようなのコンディションでテイラー(ジェンセン)を倒すのは、いつもとてもハードなんです。」と、イングルビーが言った。「僕は最後まで集中を切らさず、勝利をゲットできて最高に嬉しいです。優勝は久し振りなんです。今年、中国で開催予定のASPワールド・ロングボード・チャンピオンシップも、この勢いで行きたいですね。」イングルビーは、ノーズライダー・ディビジョンでも優勝し賞金1200ドルを獲得した。

 

2度のASPワールド・ロングボード・チャンピオンであるテイラー・ジェンセン(USA)は、ファイナルを通してビハインドを強いられ、イベントのタイトル防衛のチャンスを逃した。「僕がまともなスコアを出すまでに、ほとんど15分くらいかかったよ。そして、ファイナルの波はメイクするのが難しかった。」と、ジェンセンが言った。「まあ、そんな時もあるよ。ハーレーにおめでとうを言いたい。彼はイベントを通して良いサーフィンをしていたからね。」テイラーの次なるビッグプロジェクトは、お父さんになること。4〜5週間後には彼のパートナーのナーバに赤ちゃんが生まれる。

 

ASP LQSウイメンズ・ディビジョンでジョージア・ヤング(AUS)は、ファイナル終了間際にクリスタル・ジーガス(HAW)を大逆転。初のオーストラリアン・ロングボード・オープンで勝利を手に入れた。「ヒートが始まって、かなり緊張していました。かなりハード・コンディションでしたが、最後に必要な波を見つけることが出来ました。優勝出来て本当に嬉しいです」と、ヤングが言った。一方、最後に逆転されたジーガスは「 このような形で負けたのは辛いですね。チャンスを逃しました。でも、それがサーフィンね。」とコメントした。

 

秋本祥平が5位。

 

また、今回のイベントでセミファイナルまで勝ち上がっていた秋本祥平は、テイラー・ジェンセン、ジャレッド・ニールらとヒート1で対戦。ヒート前半に5.83、そして6.83をスコアして、ヒートスコアを12.66とし一時は2位となるも再び逆転され、惜しくも3位敗退。5位でフィニッシュとなった。ASP-WLTの日本代表として海外での試合経験も豊富で、前回のヌーサでも4位となり快調な滑り出しを見せた秋本。今シーズンの更なる彼の活躍に期待したい。頑張れ!日本!

 

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For more information visit www.australianlongboardopen.com

 

ASP LQS OPEN メンズ・ファイナル
優勝:ハーレー・イングルビー14.23、第2位:テイラー・ジェンセン13.37、第3位:ジャレッド・ニール12.30、第4位:ジャスティン・レッドマン8.74
CANCER INSTITUTE ASP LQSウイメンズ・ファイナル
優勝:ジョージア・ヤング12.83、第2位:クリスタル・ジーガス11.90、第3位:アリス・メリッサ・リモイ 9.20、第4位:メリッサ・コンボ8.47