VANS ジョエル・チューダー・ダクトテープ・インヴィテーショナル終了

ヌーサで行われたVANS ジョエル・チューダー・ダクトテープ・インヴィテーショナルでハリソン・ローチが優勝


 

2度のワールド・ロング・ボード・チャンピオンで、サーフィン界のカリスマであるジョエル・チューダーが開催する「Vans ジョエル・チューダー・ダクトテープ・インヴィテーショナル」は、ジョエル・チューダーが選んだ世界のベスト・ロングボーダー16名によって行われるコンテスト。賞金総額10,000ドルののコンテストは、ロングボードが持つ独自のプログレッシブ・サーフ・スタイルを競うもの。ショートボードのようなアグレッシヴなマニューバーを競うものとは一線を画す、真のスタイルマスターを選び出すイベントだ。

 

このイベントは、第1回大会が開催されたアメリカ東海岸のヴァージニアビーチをはじめ、ニューヨークのモントーク、サンタクルーズのスティーマー・レーン、スペインのサリナス、カリフォルニアのロングボーダーの聖地、マリブ、フランスのビアリッツといった素晴しいサーフスポットで開催され、今回の7回目は、オーストラリアのクイーンズランド州のヌーサヘッズで行われるロングボーダーたちの祭典「ヌーサ・フェスティバル」の中での開催となった。

 

ファイナルには、ローカルのジャイ・リー、マット・カディヒィ、ハリソン・ローチの3名に、カリフォルニアのアレックス・ノストというメンバーが勝ち残り、昨年の夏にビアリッツで優勝したハリソン・ローチが再び優勝を飾った。「ヌーサにダクト・テープを持ってきて、歴史あるフェスティバルの一部として開催できて本当に嬉しかったです。」と、ジョエル・チューダーが言った。「僕は長年、ヌーサに来ていて、いつも友人やローカル・サーフ・コミュニティとの交流を楽しんでいます。今回のイベントではローカルの才能が披露され、トラディショナル・ロングボードのルーツを呼び起こしました。」

 

秋本祥平が4位入賞。

 

プロアマ問わず老若男女が参加するための20ほどのディビジョンがある「ヌーサ・フェスティバル」には、日本からも多くのサーファーが参加した。数あるコンテストの中にはチームチャレンジも行われ、「チーム・ジャパン supported by Blue.」として秋本祥平、中村清太郎、吉田泰、鈴木”PIPPEN”俊介が出場し、セミファイナルまで進出。惜しくもファイナル進出はならなかったが大健闘した。

 

また個人ではゴールデンブリード・ノーズライダー・プロで吉田泰がセミファイナルまで進出。またラグーナベイ・ロングボード・Logger プロでは、ラウンド1のトップスコアをマークした秋本祥平が、見事ファイナルまで勝ち上がり、ハリソン・ローチ、ニック・ジョーンズ、ジョシュ・コンスタブルに次いで4位入賞を果たした。

 

「Vans ジョエル・チューダー・ダクトテープ・インヴィテーショナル」結果:
1. ハリソン・ローチ(4,000ドル)
2. ジャイ・リー(3,000ドル)
3. アレックス・ノスト(2,000ドル)
4. マット・カディヒィ(1,000ドル)

 

今回の「Vans ジョエル・チューダー・ダクトテープ・インヴィテーショナル」は、ハリソン・ローチ、アレックス・ノスト、ロビー・キーガル、タイラー・ウォーレン、ライアン・バーチ、ジェームズ・パリー、デーン・ピーターソン、ジャスティン・クィンタル、ザイ・ノリス、ジャレッド・メル、マティ・チョナスキー、ジャイ・リー、トーマス・ベクソン、マット・カディヒィ、トロイ・エルモア、ローカル・ワイルドカードのニック・ジョーンズの16名がインビテーションされた。

 

http://noosafestivalofsurfing.com/