世界を目指せ!17歳のプロサーファー、宮坂桃子のショートインタビュー

宮坂桃子ショートインタビュー

photo:Jacques Nery
派手にスプレーをあげ、未来を感じさせる宮坂桃子のサーフィン

17才のプロサーファー、宮坂桃子。2011年からプロとなり、昨年はJPSAランキング4位という素晴しい成績でフィニッシュした。今シーズンはスタートからペルーのプンタ・ロカスで開催された「WQS 3スターRip Curl Girls Pro」に北沢 麗奈とともに参戦。成績は残せなかったが、多くの刺激を体中に感じた。そんな新たなスタートを切った宮坂桃子に話を聞いた。

 

宮坂さんは、妹さん(宮坂莉乙子)もプロサーファーだけど、サーフィンを始めた切っ掛けは、ご両親がサーファーなのですか?

 

両親は全くサーフィンはしていません。きっかけは小学生の頃海へ海水浴をしによく遊びに行ってました。その時にサーフィンしてる人を見て私が「やりたい!」と言ったのがはじまりです。

 

昨年はJPSAランキング4位。最終戦ではファイナルも戦いました。昨年を振り返ってどうですか?

 

去年は自分が成長した実感が持てて、同時に今以上に努力が必要だとわからされた年でした。一度も優勝が出来ず凄く悔しい思いでしたが、試合ごとに自分のサーフィンの悪い所を見つけられて、すごく勉強にもなりました。なので去年は自分にとって、とても大切な年になりました。

 

ペルーの大会に参戦した北沢麗奈や仲良くなった選手達と。

 

今年は年明けから3スターイベントに参加。昨年までとは違う動きですが、ペルーに行く切っ掛けはあったのですか?

 

今年は自分の目標でもある世界を見て経験して学ぼうと決めました。今までは国内でしか活動していなかったですが、自分の目標に少しでも近づけるように、ちょっとずつ世界の経験を積んで行こうと思いました。今回のペルーのきっかけは試合です。でも試合だけでなく波もいいのでトレーニングにもなりますし、日本人が、ほぼいないので英語とスペイン語の勉強にもなってます。

 

今回のASPイベントに参加して感じたことはありましたか?

 

今回初めてASPの試合にでて、まず世界のレベルを思い知らされました。日本とは桁違いで自分のレベルの低さを身を持って経験しました。日本では感じた事が無い緊張感や楽しさがあり、サーフィンに対しての視野がすごく広くなりました。今回試合にでて日本での試合よりも世界の試合にでていたいと思いました。かなり心を動かされました。

 

少し早く会場入りし、ウォーミングアップを重ねた。

 

今後の予定は?

 

今後はASPを中心に試合を回っていきます。日本のASPにもでて、アメリカのNSSAにも出場予定です。JPSAはなにも試合が重なっていなかったらでようと考えてます。ペルーが終わったらそのままカルフォルニアへNSSAのためにいきます。4月1日に帰国してその後タヒチへpro junior に出場して、またカルフォルニアにいく予定です。

 

 

好きなサーフィンスタイル、今後の目標など教えて下さい。

 

 

好きなスタイルはペルー出身のアナリ・ゴメス(Anali Gomez)のサーフィンです。今回のペルー試合で優勝した子で、彼女のサーフィンは見てる人を感動させるようなサーフィンでした。見ているだけでも鳥肌が立つぐ らいかっこいいサーフィンをします。私の今年の目標は、とにかく世界のレベルを知って戦い試合ごとにレベルをあげていくように頑張って行きます。最終目標はワールドチャンピオンですが、それを最終とは考えていません。人を感動させられるようなサーフィンをして、それを見た人がサーフィンをしたいと思えるようなサーフィンをすることが目標です。今回の経験を生かして次につなげていきたいです。

 

 

現在、宮坂桃子はペルーに滞在中。現地から毎日ブログで近況をアップしているので是非チェックして欲しい。

MOMOさんのCRAZY HISTORY http://ameblo.jp/crazymomooooo/