ASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第7戦.「クイックシルバー・プロ・フランス」がスタート。

ASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第7戦.「クイックシルバー・プロ・フランス」がスタート。 


Patrick Gudauskas (USA), © ASP/ CESTARI

 

ラ・グラヴィエール、ホセゴー/フランス(2012年9月28日金曜日)2012年のASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第7戦.「クイックシルバー・プロ・フランス」が、クリーンな3-5フィートのプライマリ・サイトのラ・グラヴィエールでスタートした。コンテストは今朝のソリッド・バレルを利用し、進められたが、次第にサイズダウンし、ヒート9が終了したところで本日は終了。続けて同時開催の16歳以下の世界最強ジュニアを決める「KING OF THE GROMs(K.O.T.G)」のラウンド1が開催された。

 

トップを疾走するミック・ファニング(AUS)

 

2度のASPワールド・チャンピオンで現在ASP WCTランキング でトップを疾走するミック・ファニング(AUS)は、昨日のトライアルを勝ち、ワイルドカードを手に入れたウィゴリー・ダンタス(BRA)、トラヴィス・ロギー(ZAF)を下し、一足早くラウンド3へと勝ち上がった。「この種のコンディションでは、1つの波でヒートを変えることができる。その波に乗れることを願っていたよ。」と、ファニングが言った。「そんな波が来れば、コンパクトで素晴しいバレルとなる。フランスは、いつも強烈なワイルドカードが出てくる。だから、どんな犠牲を払っても、そこは避けたかったんだ。ラウンド1で勝つことがスタートだからね。」ファニングはダイレクトにラウンド3へ進む。

 

デーン・レイノルズ(USA)が番狂わせ!?

 

元ASP WCTコンペティターで、今回はワイルドカードで出場しているデーン・レイノルズ(USA)は、現在ASP WCT No.2のジョエル・パーキンソン(AUS)ビード・ダービッジ(AUS)をラウンド2へ追いやる番狂わせを引き起こした。「波が入ってくると、それはかなりファンだったね。」と、レイノルズが言った。「良い感じだったよ。ジョエルとビードは彼ら自身のピークとリズムが合っていないような感じだった。僕は大したハスラーではないよ。コンペティションは僕にとって楽しいもの。良い成績を残すプレッシャーも無いしね。この環境で自分がどれだけ出来るか見たいんだ。それが今回参加している理由さ。」

 

タジ・バロウ(AUS)フォアハンド・チューブ・ライディング

 

カレントASP WCT No.6のタジ・バロウ(AUS)は、ロータイドにシフトするコンディションのなかで、フォアハンド・チューブ-ライディングの印象的なディスプレイで、対戦者のカイ・オットン(AUS)とテイラー・ノックス(USA)を下し、ダイレクトにラウンド3へ進んだ。「朝のファースト・ヒートは、いつもギャンブルだよ。」と、バロウが言った。「他のヒートは参考にならないし、ジャッジが何を見るか、よく分からないからね。今朝の小さいファンバレルは自分にとってラッキーだったね。ラウンド1を勝てるのは本当に気分が良いよ。このイベントには、何人かの本当に危険なワイルドカードがいるからね。ラウンド2は戦うより見ていたいよ。」

Kelly Slater (Coco Beach, Florida, USA) © ASP/ Cestari

 

「このままでは厳しいね。それは確かだよ。」とケリー

11タイムASPワールド・チャンピオンで現在ASP WCT No.3のケリー・スレーター(USA)は、先週のロウワー・トラッスルズでのイベント・ウイニング・エクイップメントを復活させ、素晴しいバレルをメイクして、ラウンド3へ勝ち上がった。「僕はタヒチでフィジーでの優勝をバックアップできなかった。」と、スレーターが言った。「このままでは厳しいね。それは確かだよ。でも、僕はいつもフランスを楽しんでいる。この場所をもう一つのホームのように感じているから、こんなに長く通っているんだと思うよ。アウトでは本当にリラックスできる。今日、僕は、先週ローワーズのファイナルで使った同じクアッドを使ったんだ。凄く良い感じだったね。この感じなら、これを使い続けるよ。」

 

また昨日行われたトライアルでは、日本期待の大野修聖がハードコンディションの中、サーフボードを折るアクシデントに見舞われラウンドアップならず。また、本日行われた「KING OF THE GROMs(K.O.T.G)」のラウンド1には日本代表の仲村拓久未がカノア五十嵐らと対戦。2位でラウンド3へ勝ち上がっている。

 

イベント主催者は、明朝午前9時のスタートを目指し、午前8時30分に再びコールする。

 

QUIKSILVER PRO FRANCE ROUND 1 RESULTS:
Heat 1: Taj Burrow (AUS) 14.16, Kai Otton (AUS) 11.03, Taylor Knox (USA) 7.00
Heat 2: Jadson Andre (BRA) 9.04, Adriano De Souza (BRA) 8.70, Damien Hobgood (USA) 8.20
Heat 3: Patrick Gudauskas (USA) 12.70, John John Florence (HAW) 11.67, Miguel Pupo (BRA) 6.86
Heat 4: Kelly Slater (USA) 12.06, Dusty Payne (HAW) 7.74, Tiago Pires (PRT) 4.16
Heat 5: Dane Reynolds (USA) 10.66, Joel Parkinson (AUS) 9.90, Bede Durbidge (AUS) 5.40
Heat 6: Mick Fanning (AUS) 14.50, Wiggolly Dantas (BRA) 12.10, Travis Logie (ZAF) 8.56
Heat 7: Alejo Muniz (BRA) 14.83, Kolohe Andino (USA) 12.97, Josh Kerr (AUS) 10.00
Heat 8: Brett Simpson (USA) 11.67, Yadin Nicol (AUS) 10.70, Jeremy Flores (FRA) 7.83,
Heat 9: Michel Bourez (PYF) 10.43, Owen Wright (AUS) 8.30! , Matt Wilkinson (AUS) 5.77

 

REMAINING QUIKSILVER PRO FRANCE ROUND 1 MATCH-UPS:
Heat 10: Jordy Smith (ZAF), Heitor Alves (BRA), Adam Melling (AUS)
Heat 11: Julian Wilson (AUS), Adrian Buchan (AUS), Kieren Perrow (AUS)
Heat 12: Gabriel Medina (BRA), C.J. Hobgood (USA), Fredrick Patacchia (HAW)

 

 

クイックシルバー・プロ・フランスは、9月28日から10月8日までウエイティング期間を保持し、http://quiksilverlive.com/profrance/2012/home.en.htmlでライブ中継される。またオフィシャルサイトではオンデマンドで見逃したヒートもチェック可能。http://quiksilverlive.com/profrance/2012/heat_review.en.html