ポルトガルのASP 6スターでジャスティーン・デュポンが優勝。大村奈央は2戦連続で19位。

ASP 6スターEDPサーフ・プロ・エストリル2012でジャスティーン・デュポンが優勝。大村奈央は2戦連続で19位。 


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プライア・デ・カルカベロス、ポルトガル(2012年9月22日土曜日)ポルトガルのカルカベロスで行われていたASP 6スター・ウイメンズ・イベント「EDPサーフ・プロ・エストリル2012 pres. by Billabong 」が終了。ジャスティーン・デュポン(FRA)がファイナルでネイジ・メラメド(HAW)を破り、見事優勝した。

ファイナルデイは、ウインディな2-3フィートのコンディションでラウンド3からスタート。先週パンティンで行われた6スターでも9位となったジャスティーン・デュポン(FRA)は、エストリルでASP 6-スター・イベント初優勝を決めて、彼女がフォームサーファーである事を確認した。

「本当にうれしいですね。」と、デュポンが言った。「素晴しいフランスチームの声援のお陰ですね。みんなが応援してくれたんです。だからファイナルまで勝ち上がれて本当にうれしかった。私にアドバイスをくれて、助けてくれた多くの人に感謝したいです。」

ラカナウ出身のヤング・フレンチ・ガールの彼女は、今年初めてASP トップ17に参加したが、怪我のため厳しいシーズンを強いられていた。ワールドチャンピオンシップ・ツアーのスケジュールが全て終了してしまった今シーズン、ASPウイメンズのワールド・チャンピオンシップ・ツアー・ランキングで17位の彼女にとって、来季のクオリファイを目指すにはスターツアーを巡り、ランキングを上げるしか方法が無い。

「怪我のあと、試合に復帰するために厳しいリハビリに耐えて来ました。少し遅いかもしれないけど、クオリファイ・ゾーンに私が復活出来るか見ていて下さい。でも結果がどうであれ、今回の優勝は自分の将来に物凄くプラスになるものです。もう1つ試合があります。私は簡単に諦める人間ではないんです。去年も最後の最後でクオリファイを決めたんですから。今回も自分を信じています。アゾレスで何が起こるか見ていて下さい。」

 

 

今回のイベントには日本から武知実波、北澤麗奈、庵原美穂、大村奈央が出場。ラウンド1に出場した武知、北澤、庵原の3名は惜しくも敗退。ラウンド2に登場した大村奈央は、素晴しいバックハンドで11.95をマークしラウンドアップした。しかし、ラウンド3でジョアン・デフェイ(FRA)、レベッカ・ウッズ(AUS)、スーレン・ナライサ(BRA)と対戦した大村は思うような波を掴めず、全く本来の力を出し切れないまま悔しい4位敗退。前回のパンティンで行われた6スターに続き19位でフィニッシュ。彼女たちのヨーロピアンレッグはこのあと、9月27日-30日でポルトガル、アゾレス島において開催されるASPウイメンズ6スター「SATAエアライン・アゾレス・プロ」と続く。大村奈央、庵原美穂、武知実波が参戦予定。彼女達の活躍に期待し、エールを送り続けよう!頑張れ!日本!

 

ASPウイメンズ6スター「SATAエアライン・アゾレス・プロ」のオフィシャルサイト:http://azores.aspeurope.com/

 

EDPサーフ・プロ・エストリル2012 pres. by Billabongファイナル結果:

優勝:ジャスティーン・デュポン(FRA)12.67
2位:ネイジ・メラメド(HAW)10.57

 

EDPサーフ・プロ・エストリル2012セミファイナル結果:
ヒート1:ネイジ・メラメド(HAW)14.50 def.ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)6.65
ヒート2:ジャスティーン・デュポン(FRA)10.60 def.レベッカ・ウッズ(AUS)8.60

 

EDPサーフ・プロ・エストリル2012クオーターファイナル:
ヒート1:ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)13.60 def.ジョージア・フィッシュ(AUS)7.80
ヒート2:ネイジ・メラメド(HAW)11.90 def.ビアンカ・ブュイティンダッグ(ZAF)10.75
ヒート3:レベッカ・ウッズ(AUS)10.75 def.ポーリーン・アドゥ(FRA)10.25
ヒート4:ジャスティーン・デュポン(FRA)9.30 def.アリゼ・アルノー(FRA)8.25

 

EDPサーフ・プロ・エストリル2012オフィシャルサイト:http://estoril.aspeurope.com/