ASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第6戦「Hurley Pro at Trestles」がスタート。
ロウワー・トラッスルズ、カリフォルニア/USA（2012年9月16日日曜日）2012年のハーレー・プロは2～4フィート（1メートル）のコンディションで、ロウワー・トラッスルズのアイコニック・ハイパフォーマンス会場でコンペティションを開始。ASPトップ34によるオープニング・ラウンドを完了した。2012年のASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第6戦の「ハーレー・プロ」は、シーズン後半のきわめて重要なイベントであり、過去4年間のイベント勝者がASPワールド・タイトルを獲得している。
11-タイムASPワールド・チャンピオンで、「ハーレー・プロ」のディフェンディング・チャンピオンである40歳のケリー・スレーター（USA）は、彼のオープニング・ヒートを通して勢いのあるサーフィンを披露。 ベテランのティアゴ・ピレス（PRT）とテイラー・ノックス（USA）を下して、ダイレクトにラウンド3へ勝ち上がった。明らかに、スレーターは最近、海の中で過ごす時間が少なくなっているが、ラウンド1でのパフォーマンスで疲れなど全く感じさせなかった。
「正直に言って、僕のヒートにテイラー・ノックスがいたので、スローなヒートになっても驚きはしなかったよ。」と、スレーターが言った。「彼は、これまでトラッスルズで最も多くのリスタートをしている選手だからね。最近あまりサーフィンをしていなかったので。最初のヒートは勝ちたかった。昨日は一日中サーフィンをしたから、今日はちょっと疲れている。この数週間は、ぜんぜんサーフィンしなかったから、 新しいボードを早く理解するためにトライしているんだ。」
ASP WCTランキング中で、カレントNo.4のスレーターは昨日、 新しいエクイップメントに磨きをかけていた。そして、同じようなエクイップメントでトラッスルズで過去に成功しているにもかかわらず。ラウンド1で4-フィン・セットアップを選んだ。「他のみんなが何であれ、僕は足下が自然な感じで、フレッシュなフィーリングを探している。僕は4フィンが大好きなんだ。でも通常、4フィンはロウワーズでは良くないんだけどね。それがなぜかは分からない。4フィンはホローな波でより良い働きをする傾向がある。しかし、僕は昨日クワッドに乗って、良い感じだったから、そこに固執しているんだ。」
２度のASPワールド・チャンピオンでASP WCTのカレントリーダーであるミック・ファニング（AUS）は、ロウワー・トラッスルズのロング・ライトハンダーで、彼の十八番のフォアハンド・アタックでラウンド1を勝ち上がった。「レースは、本当にタイトである」と、ファニングが言った。「いくつかの良い結果を持っていたり、勢いのある、ジョエル（パーキンソン）、ケリー（スレーター）、ジョン・ジョン（フローレンス）、タジ（バロウ）は本当に良いリズムを持っている。だから僕は挑戦し続け、コツコツとやり続けなくてはならない。トラック・レコードを見なければならないね。そして、ケリー（スレーター）は最も危険な選手だと思う。彼が一番ここの波を知っているからね。」と、ファニングが言った。「それから、ジョン・ジョン（フローレンス）のような選手も注意が必要だね。そして、コロヘ（アンディーノ）のように、ここに住んでいる選手は物凄いサーフィンをするので、そんな選手が僕が気をつけなくてはならない選手なんだと思う。」
また、18歳のガブリエル・メディーナ（BRA）は、ベテランのC.Jホブグッド（USA）と激しいパドルバトルを展開。最後は巨大なバックサイド・エア・リバースを決めて、大逆転でラウンド3へ勝ち上がった。2012年のASP WCTルーキーであるヤイディン・ニコル（AUS）は、大会初日のハイエスト・スコア9.30のシングル・ウェイブを含むヒート・トータル17.57でラウンドアップ。ヒザの怪我で試合を欠場していたダスティー・ペイン（HAW）が復帰後初のヒートに臨み、見事ラウンドアップを果たし復活を示している。
予報ではミディアム・サイズのサウス・スウェルが水曜日には入ってくる見込みで、、明日月曜日はサイズダウン傾向。
トラッスルズのハーレー・プロは、9月16日から22日までウエイティング期間を保持し、http://www.hurley.com/hurleypro/live.cfmでライブ中継される。
HHURLEY PRO AT TRESTLES ROUND 1 RESULTS:
Heat 1: Adriano de Souza (BRA) 14.30, Jadson Andre (BRA) 11.10, Brett Simpson (USA) 7.94
Heat 2: Taj Burrow (AUS) 16.00, Patrick Gudauskas (USA) 12.57, Alejo Muniz (BRA) 7.37
Heat 3: Kelly Slater (USA) 15.66, Tiago Pires (PRT) 10.90, Taylor Knox (USA) 8.10
Heat 4: Dusty Payne (USA) 12.47, Kai Otton (AUS) 12.00, John John Florence (HAW) 9.00
Heat 5: Bede Durbidge (AUS) 14.16, Joel Parkinson (AUS) 12.87, Evan Geiselman (USA) 12.50
Heat 6: Mick Fanning (AUS) 15.60, Fredrick Patacchia (HAW) 14.60, Conner Coffin (USA) 12.16
Heat 7: Yadin Nicol (AUS) 17.57, Owen Wright (AUS) 17.17, Miguel Pupo (BRA) 11.67
Heat 8: Josh Kerr (AUS) 13.20, Damien Hobgood (USA) 10.63, Matt Wilkinson (AUS) 8.00
Heat 9: Michel Bourez (PYF) 16.20, Koloh! e Andino (AUS) 13.30, Jeremy Flores (PYF) 12.70
Heat 10: Adrian Buchan (AUS) 16.50, Adam Melling (AUS) 13.57, Julian Wilson (AUS) 9.66
Heat 11: Jordy Smith (ZAF) 16.30, Travis Logie (ZAF) 15.87, Heitor Alves (BRA) 13.83
